東京金候補?キム・ハクボム号は最終予選だけを考え中
スポーツ朝鮮

※一部要約
23歳以下代表を率いるキム・ハクボム号のコーチングスタッフは、大韓サッカー協会で悪名(?)高い。
出張費を最も多く貰うチームだからだ。
キム・ハクボム監督をはじめとして、コーチが23歳以下の選手を見られるところであれば、どこでも訪れている。
Kリーグの舞台はもちろん、ナショナルリーグ、大学サッカー、高校サッカーまで見守っている。
彼らがこうして歩き回る理由は、やはり1年後に迫った2020東京オリンピックのためである。
去年にジャカルタ-パレンバンアジア大会で金メダルを取って軟着陸に成功したキム・ハクボム号は、東京オリンピックを正標準している。
まだ本格的な出港もしてないが、すでに金の見通しが出た。
アメリカのスポーツデータ会社のグレースノートは、"東京オリンピックで韓国は金メダル10個で総合10位に上がる"と展望し、特に男子サッカーで金メダルの可能性を予想した。
韓国の歴代最高成績は2012年のロンドンオリンピック銅メダルだ。
実際、キム・ハクボム号の戦力は歴代最高と評価される。
U-20ワールドカップゴールデンボールの主人公イ・ガンイン(バレンシア)をはじめとしてペク・スンホ(ジローナ)、チョン・ウヨン(フライブルク)、イ・スンウ(エラス・ヴェローナ)ら、能力を認められた海外派が並んでいる。
キム・テウォン(大邱)、チョ・ギュソン(安養)、イ・スビン(浦項)ら猛威を振るうKリーガーに、チョ・ヨンウク(ソウル)やチョン・セジン(水原)らU-20ワールドカップで準優勝したメンバーまでいる。
そこにワイルドカードが加勢すれば、隙のない戦力が完成される。
もちろん本戦に行くことになったときの話である。
キム・ハクボム号の視線は、ひたすら来年1月にタイで行われるAFC U-23チャンピオンシップに向けられている。
ここで3位以内に入ってこそ本戦に出られる。
容易ではない大会だ。
アジアはますます上向き平準化されている。
年代別の大会では特に格差がより小さい。
さらにトーナメントで行われるだけに、一度狂いが生じれば脱落の苦杯をなめることもある。
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キム・ハクボムが熱心に歩き回っている理由である。
AFC U-23チャンピオンシップはFIFAの義務選出の大会ではないだけに、海外派の選出が容易ではない。
キム監督はひとまずヨーロッパ出張で各所属チームに選出の有無を打診する計画だが、最悪の状況も考慮している。
海外派なしで最高の戦力を作るため、土中の真珠を探している。
すでに5月に蔚山で招集練習を行い、これまで見守ってきた選手を直接確認した。
キム・ハクボム号はAマッチが行われる9月と10月にU-23の選手を再び招集する予定だ。
練習だけでなく実戦の試合もできる評価試合も計画してある。
大韓サッカー協会はアジア圏のチームを中心に相手を探している。
神話を作ったチョン・ジョンヨン号メンバー、もう一度ムチを打つとき
スポーツ朝鮮

※一部要約
史上初のFIFA主管大会準優勝の記憶も、すでに一ヶ月半が過ぎた。
チョン・ジョンヨン監督が率いたU-20代表は、ポーランドで熱い6月を過ごした。
アルゼンチン、日本、セネガルらを制圧して1983年の世界青少年選手権4強神話を越える、準優勝の奇跡を起こした。
チョン監督をはじめとして、選手は国民的英雄になった。
韓国サッカーも新たな夢を見始めた。
準優勝という空前絶後の経験を積んだU-20の選手が、黄金世代のまま成長するという希望を抱いた。
"ソンシャイン"ソン・フンミンを頂点にクォン・チャンフン、ペク・スンホ、キム・ミンジェらに、イ・ガンインらのU-20代表選手が加勢する2022年のカタールワールドカップへの期待も大きくなった。
この夢の前提は、U-20代表選手の成長である。
事実、この年代は変数が多い。
大人の助けも必要で、ある程度の運もなければならない。
何より血の滲む努力が必須だ。
上に行くほど才能だけでは持ちこたえられない。
今より何倍も努力してこそ、成人の舞台で成功できる。
残念ながらこれまでのチョン・ジョンヨン号の選手に向けられた声は、肯定よりも否定的なことのほうが多い。
何人かの選手には"(※テレビ)放送の味を知った"という声が聞こえてきて、何人かの選手にはエージェント契約にもっと熱を上げているという裏話が聞こえてくる。
ただでさえ試合出場すら制限的な彼らである。
U-20代表より上位の代表に抜擢されることを誰よりも待っている大韓サッカー協会の関係者は「すでにA代表、U-23代表の関係者の間では、U-20代表選手の中から選ぶ選手はないという話が出てきている。さらには、良かった長所まで最近は見られないと残念がっている」と語った。
今回の代表についてサッカー人は「冷ややかに言えば、イ・ガンインを除けて個人が見られなかった」と語った。
チームとしては素晴らしかったが、目につく選手はいなかったということだ。
実際、準優勝という成果は上げたが、海外からこれといったオファーがないという点がそれをよく物語っている。
好評を受けたイ・ジェイクが最近、カタール行きを確定させた。
彼らがプロの舞台で席を占めて上位の代表に抜擢されるためには、個人能力をさらに引き上げなければならない。
そのためにはもっと自分を磨き上げなければならない。
U-20代表の選手に対する期待が大きいだけに、より大きなムチが必要な今である。