日本最高の"散歩の名所"を紹介します
日刊スポーツ




※一部要約

日本には韓国サッカーの自負心をさらに高められる有名な場所がある。
そこは多くの日本サッカーファンが集まるが、沈黙が流れるときがある。
そのとき静かに散歩できる最適な環境が作られる。
韓国サッカー選手とファンの間で、ここが日本最高の"散歩の名所"に挙げられる理由である。
その場所は日本埼玉の埼玉スタジアム2002だ。





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散歩の名所として有名になり始めた時期は2010年5月。
ここで韓国サッカー代表と日本サッカー代表の評価試合が行われた。
2010南アフリカワールドカップを控えた時期に行った出征式だったため、雰囲気は熱かった。
競技場には何と5783人の大観衆が集まった。
両チームの自尊心と南アフリカワールドカップへの期待感がかかった全面対決。
韓国が2-0の完勝をおさめた。
韓国サッカーの"象徴"パク・チソンが前半6分に先制ゴールを決めた。
日本DF4人がついたが、退けてから右足シュート、日本のゴールネットを爽快に揺さぶった。
その瞬間、5万人を越える日本サッカーファンは沈黙した。
パク・チソンは彼らをじっと眺めてグラウンドを回った。
別名"散歩セレモニー"誕生の瞬間だ。
パク・チソンのこのセレモニーは大きな話題を集め、その後日本を相手にゴールを決めれば、韓国選手が"散歩セレモニー"をするのは流行のように広まった。

散歩の名所は代表とクラブを分けなかった。
3年後の2013年4月。
埼玉スタジアムは再び散歩の名所として脚光を浴びた。
ここは日本Jリーグ1の"名家"であり、最高の人気チームである浦和レッズのホーム球場である。
2013AFCチャンピオンズリーグF組3次戦の全北現代と浦和の試合が行われた。
今度の散歩の主人公は"ライオンキング"イ・ドングだった。
1-1で拮抗していた後半19分。
ゴール前にいたイ・ドングはエニーニョのFKをヘディングシュートに繋げ、浦和のゴールを割った。
3年前と同じ雰囲気が演出された。
22000人余りの浦和ファンは、約束でもしていたかのように沈黙した。
静かなグラウンド、散歩しやすい雰囲気が形成された。
"散歩セレモニー"の再臨だった。
全北は3-1で逆転勝ちして、韓国サッカーの自尊心を日本の聖地でさらに高めた。
当時、イ・ドングは「パク・チソンのセレモニーを思い出した」と語った。

イ・ドングの散歩が終わりではなかった。
6年後に埼玉スタジアムで再び散歩を楽しむ選手が登場した。
蔚山現代のFWチュ・ミンギュである。

蔚山は19日、埼玉スタジアムで行われたACL16強1次戦の浦和遠征で、2-1の逆手勝ちを手にした。
遠征で勝利を手にして、8強進出へ有利な高地を占めた。





日本沈没の主人公はチュ・ミンギュだった。
蔚山の開始は不安だった。
だが反転が待っていた。
0-1でリードされていた前半42分、チュ・ミンギュはアーク左から上がってきたイ・グノのクロスをヘディングシュートに繋げ、浦和のゴール左上を割った。
2万人を越える浦和ファンが叫んでいた声が一瞬止まった。
突然競技場が静まると、チュ・ミンギュは耳に手を当てて沈黙を確認した後、爽やかにグラウンドを歩いた。
パク・チソンやイ・ドングとは少し違うが、明らかに"散歩セレモニー"だった。
イ・ドングの散歩以来、6年ぶりに再び埼玉スタジアムが散歩の名所として有名になった。
それから蔚山は後半35分にファン・イルスの追加ゴールを前面に出し、2-1の逆転勝利を完成させた。

日本の聖地でスカッとする逆転勝ちをして、"散歩セレモニー"まで。
内容と結果、自尊心まですべて得た完璧な勝利だった。
埼玉での散歩は勝利という公式もまた証明された一勝負だった。






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