マッチ・ルクのいない慶南、"1ゴール1アシスト"邦本が存在した
ベストイレブン
※一部要約
外国人選手が並んで負傷した状況で、邦本が慶南FCの救世主の役割を果たした。
慶南は20日午後4時、昌原サッカーセンターで行われたKリーグ1の試合で、水原三星と3-3の引き分けをおさめた。
慶南は1ゴール1アシストを上げた邦本に活躍に力づけられ、水原を相手に勝ち点1を取った。
この日の慶南で最も輝いた選手は邦本だった。
慶南はジョーダン・マッチが前の試合で退場してこの日は欠場し、ルク全治6週の負傷で戦力から外された。
なので慶南が起用できる外国人選手は邦本とネゲバの2人だけだった。
その中で先発出場した邦本が、1ゴール1アシストを上げる活躍を披露した。
4-4-2のフォーメーションで右サイドアタッカーとして出た邦本は、ダイナミックな動きよりも老練なプレーで慶南の攻撃を主導した。
邦本は0-1でリードされていた前半39分、キム・ジュンボムが得たPKをスッキリと成功させて勝負を振り出しにした。
邦本のキック納涼は後半序盤にも輝いた。
後半4分に邦本はペナルティエリア後方に曲がって入るCKを蹴った。
慶南のCBキム・ジョンピルが頭で叩いた。
GKが手を使い難い完璧なゴールだった。
邦本は50分もかからない時間で1ゴール1アシストを記録した。
この日までのリーグ8試合で2ゴール2アシストである。
このような邦本の活躍に力づけられ、慶南は今シーズンにAFCチャンピオンズリーグとFAカップを併行する厳しい日程の中でも勝ち点を手にすることができた。
[ACL記者会見] キム・ジョンブ監督、「鹿島戦で守備の補強、結果出す」
スポータルコリア
※一部要約
鹿島アントラーズとの避けられない対決を控えている慶南FCのキム・ジョンブ監督が、不安な守備の克服の意志をあらわした。
慶南は24日午後7時、日本の鹿島サッカースタジアムで2019AFCチャンピオンズリーグE組4ラウンドの遠征試合を控えている。
現在2分け1敗で1勝がない慶南は、16強進出のために今回の鹿島遠征で勝利が必須だ。
3ラウンドの2-3の逆転負けを雪辱しなければならないだけに、必勝の意志は大きい。
─鹿島戦を控えた所感は?
1次戦の鹿島とのホーム試合では両チームともすごく良い試合をした。
鹿島とのアウェイでもできるだけ良い試合をするため、多くの準備をしている。
ペ・キジョン選手:慶南はまだACLで勝利がなく、前の鹿島戦では惜しくも敗れ、今回の試合では16強に行くための重要な一戦なので良い試合をできるようにする。
─この前の1次戦の結果は衝撃的な部分が多かったが、どのように分析したか。
鹿島との1次戦にかなり多くの準備をした。
全体的に日本のチームはビルドアップなどの能力があるので、そのような部分を防ぐ戦術を準備したが、後半終盤に集中力が落ちたのが良くなかったようだ。
また、去年に優れた活躍をしたパク・ジス、チェ・ヨンジュン選手が抜け、組織力をつけるのに時間が必要なので、後半終盤に2失点はしたが良い試合をしたと思っている。
今回の対戦ではさらに守備ラインをたくさん補強し、良い試合を見せられるようにする。
─毎試合失点している。明日の試合では守備をどのように準備するのか?
リーグでも失点が去年よりかなり多い。
選手に攻撃的な部分をたくさん強調しながら守備を補強する方に戦術を準備してきたが、今年のはじめから失点が多い。
今現在としては守備力の良い選手を組み合わせて、失点を減らす方に戦術を準備してきた。
そのような部分が上手く合えば、おそらく良い結果が出るのではないかという気がする。
─邦本が変わった部分は?キッカケは?
初めて邦本選手に会ったのは2017年の終わりだった。
初めて会ったときは気持ち的にも心理的にも浮き立っている状態だった。
練習を通じて技量がとても良い選手だという感じがしたし、正しく行けば良い選手に成長できるだろうと思った。
なので2018年から一緒にやることにした。
大変なことも多いが、上手く克服している。
また、手紙を通じて邦本に真正性を示したが、それでかなり変わったのではないかと思う。
そこに努力も一緒になって変わったのではないだろうか。
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