Kリーグサッカーは連続ドラマだ
ハンギョレ
※一部要約
週末ドラマの固定概念を破る。
シーズン3ラウンドまでに平均11590人の観客を動員したKリーグ1が、今度は平日イベントをお披露目する。
29日の蔚山現代と済州ユナイテッドの"金曜日の夜試合"が舞台である。
韓国プロサッカー連盟の関係者は「週5日勤務時代で金曜日の夜が週末の概念となっている。平日に試合を配置すれば、ファンが連続性を持ってサッカーを話題に上げるだろう」と期待した。
実際、日本Jリーグやイングランド・プレミアリーグ、ドイツ・ブンデスリーガ、アメリカ・メジャーリーグサッカーはすべて金曜日の夜に試合をしている。
各国の放送社も金曜日の夜の市場を開拓している。
土曜日の休業を控えたファンが気楽に試合を見て、放送社も週末より編成が容易だというのが長所である。
Kリーグ1のシーズン3ラウンドまでの平均観客は、去年より42%増えた。
最近の代表のAマッチ6試合連続売り切れも、Kリーグへの関心を高めている。
プロサッカー連盟の関係者は「野球との違いは、サッカーは週末ドラマと認識されている側面がある。もうサッカーも連続ドラマの時代を開きたい」と語った。
[現場フォーカス] "Jリーグのディテール"、ハーフタイムの監督コメント
スポータルコリア
※一部要約
「継続して守備に集中。ボール転換を強くしよう。奪ったボールを大切にしよう!」
2006ドイツワールドカップの日本代表の主将であり、名DF出身の宮本恒靖ガンバ大阪監督のハーフタイムコメントである。
最近、ガンバ大阪と川崎フロンターレの試合で後半10分頃に配布された"両チーム監督のハーフタイムコメント"は、Kリーグとは異なる目を引く要素だった。
3~4の文章だが、簡潔に後半に臨む監督の戦略を読むことができた。
当時、遠征での試合に臨んだガンバは、誰が見ても"守備を強くしてカウンターを狙う"というメッセージ通りに先守備・後逆襲で出たし、後半46分に劇的な決勝ゴールでハーフタイムコメントを実現した。
前半からガンバを激しく押し込んでいた鬼木達川崎監督のコメントも興味深かった。
「前方からプレスを加えよう。ボールを保持してリズムを作っていこう。サイド攻撃を上手く活用しよう」という鬼木監督の注文通り、後半もずっと主導的に試合を展開した川崎だった。
惜しくも得点に失敗して敗れた。
Kリーグでは見られないディテールだった。
放送中継のときは、監督がハーフタイムに簡単なインタビューをしてロッカーへ向かう以外、ハーフタイムに指令塔が何を考えているのか、後半にどんな戦略戦術で臨むのかを疎通できる窓口はない。
小さな部分だが、取材陣の予想を越えて、監督が直接語った後半の構想に接することができる点が新鮮だった。
現在のKリーグはキックオフ前の簡単な事前インタビューと、試合後の公式記者会見でコミュニケーションをする。
Kリーグにも"ハーフタイムの監督コメント"を融合できれば、メディアやファンにより良いサービスとして機能できないだろうかと期待される"Jリーグのディテール"だった。
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