警備は厳戒、歓迎は"アイドル"級…冷水と温水を行き来した代表の帰国
スターニュース
※一部要約
2019AFCアジアカップに出た代表は28日にUAEドバイを出発、仁川国際空港から帰国した。
パウロ・ベント監督をはじめとする12人の選手だけが韓国に入り、残りの選手は所属チームに個別で移動した。
去年9月に韓国代表の指揮棒を取ったベント監督は、結果的に8強脱落という残念な成績をおさめた。
直前の2015年のアジアカップで準優勝した代表は、2004年の8強脱落から15年ぶりに準決勝進出に失敗する衝撃を味わった。
明らかに残念な結果であるにもかかわらず、帰国場にはかなり多くのファンが集まっていた。
およそ数百人のファンが代表の帰国現場を訪れた。
肝心の帰国した選手の表情は暗かったが、ファンは選手に贈り物をプレゼントして歓迎した。
歓声が上がる光景は、まるでアイドル歌手が帰国するシーンのようだった。
同時に厳しい警備もあった。
この日、大韓サッカー協会側はセキュリティに気を使っている様子だった。
去年6月にロシアワールドカップを終えて帰国した代表に向けて卵を投げた事例があっただけに、警備員をあちこちに配置した。
何人かの取材陣の身分まで尋ねるほどだった。
幸い、内心懸念していた不祥事は出てこなかった。
[現場メモ] 少女ファンの大移動を呼んだ代表の帰国…空港麻痺・人だかり
スポーツ韓国
※一部要約
成績は良くなかったとしても、少女ファンの選手への愛はサッカーブームがなくなってないことを感じさせた。
この日帰国した選手の面々は、ソン・フンミンやイ・スンウ、キ・ソンヨンらの人気スターがなく、やや閑散とすることが予想されていた。
だがその予想は見事に外れた。
ファン・インボム、キム・ムンファン、チョ・ヒョヌ、キム・スンギュ、ファン・ウィジョ、チョン・スンヒョンら素敵で愛らしい代表選手が帰国するというニュースに、数百人の少女ファンが空港を占拠した。
すでに代表が乗った飛行機はE出口を通じて選手が出てくると発表されていた。
これに対してEには多くのファンがいた。
だが取材陣がF出口で取材するということが伝えられると、何人かのファンがすでにF出口付近に来ていた。
この便りが一歩遅れて伝えられると、祝日の大移動を彷彿とさせる"空港大移動"でものすごい数の少女ファンがF出口にやってきた。
F出口は非常に多くの少女ファンによって混雑した。
だが再び選手がE出口に出てくるという便りが伝えられると、F出口にいたすべての少女ファンが一気にE出口に移動した。
実際に選手はE出口から出てきたし、記者ですらファンの驚くべき情報力に舌を巻いた。
少女ファンは選手が出てくると"王子様"、"私を連れてって"、"手を一度握ってください"、"ハートして"など各種スローガンを叫び、選手と目を一度合わせるために努力した。
一部のファンは自分たちが用意した応援カードを渡し、プレゼントも選手に与えた。
どうやらファン・インボム、キム・ムンファン、ファン・ウィジョら若い選手が大きな関心を集め、これらの選手が空港を出る瞬間までファンは側について離れなかった。
警備員がかなり付けられていたが、事故が憂慮されるほどの人だかりだった。
代表の成績は良くなくても、ワールドカップとアジア大会で起きたサッカーブームは、少女ファンからなくなっていないことを仁川国際空港で感じることができた。
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