ファン・インボム、海外移籍交渉を3チームに圧縮"決定権は大田市"
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※一部要約
海外進出説が生い茂るファン・インボム(22、大田シチズン)の状況が具体化されている。
ファン・インボムの代理人が今週、大田シチズン側に、ラブコールを送ったチームの中で確かな3チームのオファーを選んで受け付ける。
ファン・インボムのエージェント社イヴァンスポーツのイ・ヨンジュン代表は「これまで様々なチームからファン・インボム選手に関心があると接触してきた。その中で具体的な条件を提示したチーム、選手の発展に役立てるチームを選んだ」と語った。
ファン・インボムはこれまでドイツ・ブンデスリーガ、スペイン・ラ・リーガの関心を集めてきた。
そこにアメリカ・メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスが公式オファーを送った。
議論すべきだと判断した3チームのオファーに圧縮されたことがわかった。
16日、MLS公式HPが紹介した、バンクーバーによるファン・インボム獲得の関心は事実である。
実際、バンクーバーはファン・インボム側に具体的なオファーをした。
イ・ヨンピョがプレーしたこともあるバンクーバーは、MLS内でもインフラやマーケティング力、選手の育成能力が優れたクラブとして知られている。
バンクーバーは昨夏、ユース段階から直接育成したカナダ代表ウィンガーのアルフォンソ・デイビス(18)をバイエルン・ミュンヘンに移籍させて話題となった。
2200万ドルの移籍金を記録したデイビスは、MLS史上最高額の移籍金を記録した。
2019年1月にバイエルンに合流する。
2023年6月までの長期契約をした。
ファン・インボムはヨーロッパ進出を熱望しているが、成長しているアメリカ市場を経てヨーロッパのビッグクラブへ行く道も考慮の対象になっている。
その他にファン・インボムに関心を持つチームに、ドイツのボルシア・メンヘングラッドバッハ、スペインのアラベスなどが取り上げられている。
今週中にファン・インボムの移籍交渉が本格化すると発表されたなか、キム・ホ大田シチズン代表理事は「まだレターを受けてない。関心があるという連絡はたくさん受けた。公式オファーが来れば、大田市体育振興課とまず議論しなければならない」と語った。
一般的に選手の移籍はキム・ホ代表の線で決める。
だがファン・インボムは大田を代表する選手であり、現国家代表である。
まだ契約期間も2年残っている。
ファン・インボムの去就を決める権利は大田が握っている。
キム代表は「ファン・ウィジョの移籍は私一人で決めることのできない問題」と語った。
イ・ヨンジュン代表「私たちはやってきたオファーを伝えるだけだ。ファン・ウィジョの権利は契約を締結している大田にある。大田が決める問題」と語った。
大田サッカー全体の考えがまとまってこそ、ファン・ウィジョの移籍を進めることができる。
キム代表は「体育振興課と議論すれば、クラブオーナーである大田市長とも議論することになる」と語った。
当事者のファン・インボムはヨーロッパ移籍説について「良いチームに行くチャンスがあれば、どこであれ区別することなく考える。選手は試合でプレーしてこそ価値がある。そういう考えをかなり持っている」として、挑戦の意志を明かしたことがある。
ファン・インボムが2019シーズンも大田で活躍するのか、2019年のAFCアジアカップ以降に絵画で新たな挑戦をすることになるのか、今月中に行われる協議で決定される。
キム代表は「単に選手を買ったり売ったりする金の問題ではなく、価値の問題だ。同時に、選手にとっても海外進出はタイミングが問題である。あまりに早く行っても、あまりに遅く行ってもいけない」として、公式オファーが今年来れば慎重に検討すると語った。
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