中にアジアクォーター復活の動き、代表DFに貪欲な目つき
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※一部要約

中国スーパーリーグが1年で外国人選手の政策に再び手を加える。
これまではバブルを取り除くことに焦点を合わせていたが、AFCチャンピオンズリーグでの不振で再び外国人選手の補強に力を与える見通しだ。
アジアクォーターの復活も有力である。
その余波はKリーグと代表選手に影響を及ぼすしかない。

スーパーリーグは去年、外国人選手の制度を変更した。
アジアクォーターを廃止し、4人の保有を3人の出場に規模を減らした。
夏には外国人選手の獲得にかかる費用にも上限ラインを引いた。
移籍金バブルで否定的な問題が起こり、600万ドル(約72億ウォン)以上の移籍金を支払った外国人選手の獲得には、100%の税金を幼少年発展基金のファンドに出す一種の贅沢税を付与した。

唐突な制度変化に衝撃が起きたが、各クラブは受け入れるしかなかった。
今シーズンを準備する過程で、以前ほど世界的な選手がスーパーリーグに来ることはなかった。
代わりに上位圏のチームは迂回戦略を使った。
完全移籍ではなくレンタル方式で有名選手を連れてきた。

アジアクォーター廃止はスーパーリーグに渡った韓国選手の直撃弾となった。
チャンピオンズリーグのために韓国選手を保有するクラブはあったが、出場機会は凸凹だった。
キム・ヨングォン(広州恒大)はチームがAFCチャンピオンズリーグ16強で脱落すると、すぐ2軍を中心にプレーした。
ホン・ジョンホ(江蘇蘇寧)は全北現代にレンタルで去って脱出口を用意した。
チーム内の立場が特別だったクォン・ギョンウォン(天津権健)くらいが確かな主戦だった。

脆くもこの制度は1年で再び振り出しに戻る雰囲気である。
各チームの成績不振により利害関係が絡まっているからだ。
スーパーリーグはAFCチャンピオンズリーグで天津権健の1チームが8強に上がるのに留まった。
自国リーグでは大手の広州恒大が上海上港に押されて優勝を逃した。


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スーパーリーグの政策は政府の意向も大きいが、スーパークラブである広州恒大の息も影響を及ぼす。
広州は去年に2020年からは自国選手を中心にラインナップを設け、外国人選手の比重を最小化するという政策を発表していた。
だがシーズン中に優勝争いで押されると、すぐ夏にパウリーニョをバルセロナから再獲得して、そうした政策をひっくり返した。
それでもわずか1つのトロフィーも手に入れられなかった。

2019年のスーパーリーグの外国人選手の政策は12月中に決定する見通しでだ。
外国人選手の移籍金の限度が1~2人に限って緩められ、アジアクォーターが復活する可能性が高い。
各クラブもそう認識し、すでに選手獲得作業に乗り出している。

最近話題になったキム・ミンジェのスーパーリーグ移籍説も、そのような背景から出てきた。
現行制度であれば、各クラブが韓国DFを巨額で獲得しようとする理由がない。
キム・ミンジェは外国人選手の移籍金限度をゆうに超える80億ウォンから100億ウォンの間の移籍金と言及されている。
北京国安はもちろん、チャンピオンズリーグに出ない天津まで争奪戦に乗り出した。

スーパーリーグを去ろうとしていた既存の韓国DFも、移籍作業がオールストップの状態だ。
2018年にずっと出場の問題で困難を経験したキム・ヨングォンは、他リーグへの移籍を推進していた。
ホン・ジョンホも良い転機を作った全北への完全移籍を考慮していた。





だが今の状況なら、両選手はスーパーリーグに残ることになる見通しだ。
広州と江蘇はどちらも、アジアクォーターが解ければ契約期間の残っている両選手を重用するという計画である。
全北はホン・ジョンホの完全移籍から事実上手を引いていて、Kリーグ内でDFの獲得を推進中だ。
Jリーグでプレーしているチョン・スンヒョン(鹿島アントラーズ)、チャン・ヒョンス(FC東京)らも中国スーパーリーグチームのレーダー網にかかったという伝言だ。

2018年にKリーグ1を号令した慶南FCの外国人FWマルコンも、スーパーリーグの制度決定の推移を見守っているところである。
スーパーリーグの外国人選手の移籍金限度によって、当初は中東クラブと交渉していた慶南は、そのような制度変化の可能性を言及した中国クラブのラブコールに、状況をさらに見守るという立場だ。
移籍金の上限ラインが解ければ、慶南はさらに大きな移籍金利益を狙える。


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