ファン・ウィジョ「ファンの記憶に残る選手になりたい」 [現場インタビュー②]
スターニュース
※一部要約
─気分の良い話に移ろう。アジア大会金メダルを取って故郷に錦を飾った。
未だに新鮮だ。
厳しいスケジュールと難しい状況をすべて乗り越えたので、金メダルを取ることができたようだ。
ワイルドカードの選手を含め、全選手がみんなよくやったし、一丸となってやった。
─最も記憶に残っている瞬間は。
ウズベキスタン戦である。
逆転されて、再び私たちが再逆転した試合だ。
全選手の勝つという気持ちが大きかったので、勝つことができた。
4ゴールにすべて関与したのも意義深い記憶である。
プロになって初めての出来事で、これからもあるのだろうか(笑)。
最も幸せだった瞬間は日本戦だ。
あっ、日本戦が終わるホイッスル!
本当に待ちに待った瞬間だった。
試合が終わったときは選手、監督、コーチングスタッフ、支援スタッフの全員が一つになって喜んだし、幸せな瞬間だった。
─人脈論難を乗り越えて取った金メダルなので、さらに意義深いだろう。
論難が起きたとき、私はインターネットをしていなかった。
周囲から話を聞いた。
この論難を気にするより、当時は良いペースだったので、そのペースを失わないようにコンディション管理だけに集中した。
─ソン・フンミンと92年生まれのブロメンス(※Brother+Romance)も話題だった。
アジア大会に備えてかなり準備してきたというのが感じられた。
すごい選手だというのを改めて感じた。
フンミンの存在感で、私はやりやすいプレーができた。
フンミンはチームのためにプレーしようと努力したし、選手を助けようとするプレーをすると、私に多くのチャンスが来た。
たくさんゴールを記録することができた。
─得点王までは予想できなかっただろう。
そう。
気分が良かった。
金メダルという目標が明確な大会だったので、個人の目標よりチームの目標がさらに重要だった。
得点王という個人的な部分まで加わって、完璧な大会だった。
─A代表にも再乗船した。ソク・ヒョンジュン、チ・ドンウォンとワントップ競争を繰り広げなければならないが。
みんな良い選手だ。
常に競争しなければならない席である。
互いに自分の長所をしっかり見せなければならない。
スタイルがみんな違う。
長所を上手く活かして、学ぶべきところは学ばなければならないと思う。
私はかなり動くほうだ。
チャンスが来たときにシュートをかなり持っていく性格である。
─決定力は最も良いのでは?
うーん…。
決定力が最も良いなら良いとしなければならないのだろうか(笑)。
もっと良い姿を見せれば、確実な長所になり得るだろう。
得点も得点だが、有機的なプレーをしなければならない。
早く決めなければならない状況が来たときに躊躇する姿もあり、惜しさが残る。
─11月にオーストラリアでAマッチが再びある。強行軍が続く。
もちろん疲れている。
それでもヨーロッパにいる選手よりはマシではないか。
私は近いので、すぐ行き来できる長所がある。
─来年1月にはアジアカップがある。
アジアの強国を決める大きな大会だ。
私が出ることになるかはわからないが、準備をかなりしなければならない。
もし出ることになるなら、リーグでコンディションを上げて、国民が歓呼できる競技力を見せる。
─ガッ(※God)ウィジョ、ピッ(※輝く)ウィジョ、ウィジョ様、ウィジョ大王など多くのあだ名が生まれた。
すべて感謝する。
そのたびに良い姿を見せなければならないと思う。
負担に感じるより、できるだけ楽しもうとしている。
─韓国サッカーに再び春が訪れた。
幸せだ。
9、10月のAマッチ4試合はすべて売り切れた。
熱気がずっと維持されれば良いだろう。
特にウルグアイ戦のときのアリランには本当に鳥肌が出た。
そのような雰囲気でプレーしたことが光栄である。
国民の応援のおかげでウルグアイ戦に勝利したし、続けて良い試合を繰り広げることができた。
オープントレーニングのときも同様だ。
関係者の方々は500人と予想していたが、1000人近くのファンが来られた。
前日から列を作っておられたと言っていた。
選手だけでなく協会の関係者まで本当に驚いていた。
─本人が立てている目標があるなら。
まずは今シーズンをしっかり終えたい。
もうシーズンも残り4試合だ。
残りの試合でもゴールを決めて、チームが安全に降格圏から脱出すれば良いだろう。
シーズンをしっかり終えれば、2018年は幸福で感謝する1年になるのではないかと思う。
それから代表にずっと行くことになるなら、良い姿を引き続き見てもらいたい。
ひいては"ファン・ウィジョという選手がいた"というのを刻印させたい。
私を見て学ぶことのできる後輩がいてほしいという思いがある。
たくさんのファンの記憶に残るサッカー選手になりたい。
まだ道程は遠いが、熱心にしっかり準備して試合をしていれば、そういう日がいつか来ると考えている。
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