[アジア大会] 日本を下したベトナムのアドバイス「弱点はスピードが落ちる守備陣」
聯合ニュース
※一部要約
2018ジャカルタ・パレンバンアジア大会男子サッカー決勝で歴代初の韓日戦が実現し、両国ファンの大きな関心を集めている。
キム・ハクボム監督が率いる韓国U-23サッカー代表は韓国時間の9月1日午後8時30分、日本とアジア大会男子サッカー決勝sンを繰り広げる。
太極戦士はソン・フンミン(トッテナム)、ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)、チョ・ヒョンウ(大邸)ら華やかなワイルドカードを筆頭にイ・スンウ(エラス・ヴェローナ)、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)、キム・ジョンミン(リーフェリング)らヨーロッパ派の選手まで含まれ、大会前から有力な優勝候補に挙げられてついに決勝まで上がった。
韓国はアジア大会2連覇に挑戦するが、最大のモチベーションは金メダリストに与えられる兵役恩恵だ。
兵役を終えてないソン・フンミンやファン・ウィジョはもちろん、チョ・ヒョンウは今回のアジア大会が兵役恩恵を受けられる最後のチャンスなので、渾身の力を注いでいる。
一方、日本は2020東京オリンピックを狙ったU-21代表でアジア大会に出場している。
アジア大会の優勝を目指すより、早くから若い選手が国際経験を積んで2年後のオリンピックの舞台で技量を満開させるようにするという"長期プロジェクト"である。
そのためワイルドカードを選ぶこともなく、大学選手も5人含まれている。
だが日本はグループリーグで2勝1敗をおさめて16強に上がり、マレーシア・サウジアラビア・アラブ首長国連邦を順に退けて決勝まで上がった。
客観的な戦力では韓国が上回っているが、韓日戦の特殊性を考慮すれば絶対に油断はできない。
そのような面から、日本を相手にしたベトナムの経験は太極戦士の役に立つ。
今回のアジア大会男子サッカーで日本を破ったチームは、"パク・ハンソマジック"のベトナムが唯一である。
ベトナム代表でパク・ハンソ監督を補佐するイ・ヨンジン首席コーチは30日、聯合ニュースとの電話で「3バックを使う日本は試合をこなして良くなっている」として、韓国は警戒心を緩めてはならないと語った。
イ首席コーチは大邸FCの指令塔を歴任し、去年にパク監督のラブコールを受けて"パク・ハンソ師団"に合流した。
イ首席コーチは「日本は基本テクニックに忠実なチームである。パスと組織力が優れている」として、「FWとMFの個人技と技術が良い」と説明した。
日本の弱点については「DFのスピードが落ちるのが弱点」として、「同時に得点力も相対的に弱い。なので得点も1人に依存していない」と付け加えた。
日本は6試合を行い、計9ゴールを決めている。
岩崎悠人が4ゴールで最多ゴールをしていて、上田綺世(2ゴール)、前田大然、三苫薫、旗手怜央(以上1ゴール)ら5人が得点に加担している。
日本は失点が2ゴールに留まるほど守備の組織力が優れている。
一方の韓国はファン・ウィジョが1人で9ゴールを決めて日本の総得点とまったく同じで、イ・スンウ(3ゴール)、ファン・ヒチャン(2ゴール)、ナ・サンホ、キム・ジンヤ、ソン・フンミン(以上1ゴール)らが17ゴール(6失点)を奪った。
つまり、キム・ハクボム号は日本守備の背後のスペースを狙う速い突破と、パスを前面に出して相手守備陣を揺さぶることが、勝利の方程式に浮上した。
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