有力名将の韓国無視、現実の壁は高かった
ジョイニュース24




※一部要約

交渉を望んだ指令塔の家まで訪れたが、真正性を確認できずに帰ってきた。
むしろ韓国サッカーの冷ややかな現実だけを確認した。

キム・パンゴン大韓サッカー協会代表監督選任委員会委員長は17日、サッカー会館で記者会見を行い、元ポルトガルサッカー代表の指令塔パウロ・ベント監督を選任したと明かした。

2回もヨーロッパ出張に行って主な候補者と交渉してきたキム委員長だ。
しかし難航を繰り返した。
様々な候補者は韓国サッカーへの理解が足りなかったり、ヨーロッパを出ることへの恐れ、他国との交渉で身代金を上げるための手段として活用したという。

キム委員長は名前を出さなかったが、最大の関心を集めていたキケ・フローレス監督について「有力候補と連絡した。その方は私たちに好意を示して家に招待した。だが自分はまだ若く、家族と離れて4年を過ごさなければならない困難を、直接・間接的に表現した」と現実的な問題を取り上げた。

続けて「他の候補はヨーロッパがサッカーの中心なのに、自分がアジアに行くには本当に大きなモチベーションがなければならないと言った。巨額の提示がなければ難しいということだ。対話は終わり、困難だけを確認した。主な候補群をリストに入れて接触したが、現実の壁は確実に高かった。仕方ない。真正性を見せても厳しかった」と告白した。


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別の有力候補者は金の話をした。
キム監督は直接言及しなかったが、スラベン・ビリッチ監督が代理人を通じて巨額の年俸を要求していたことがわかった。
ヨーロッパの事情に詳しいある関係者は「キム監督(※委員長の間違い)が言った巨額の年俸は、ビリッチ監督だった。70億ウォン水準と言ったと聞いている」と伝えた。

カルロス・ケイロス監督の場合、イランサッカー協会会長の暴露でわかった。
"狐"らしく、イランと2019年1月のアジアカップまで延長に成功した。
その過程での韓国との交渉は、手段に過ぎなかった。
また、12人を越える"師団"に分類される自分のスタッフとともに、全員来ることを望んでいた。
彼らの年俸まで担うには、サッカー協会の負担が大きかった。
この関係者は「キム委員長はすごく苦しかっただろう。韓国人のコーチ陣を入れなければならないのに、ケイロスはそれを拒否したと聞いている」と伝えた。

一方、ベント監督は積極的だった。
自分のコーチングスタッフを同行して現れ、コーチングプログラムを直接見せるなど、心が込もっていた。
キム委員長は「ベント監督は"坡州NFCに事務室を用意できるか。4年後に上がってくるであろう17~20歳の試合を見なければならない"と言ってた。そういうところに満足した」と語った。




"順位圏外"だったベント監督、4年6ヶ月の契約期間は大丈夫なのか
スポーツ韓国




※一部要約

やや意外な人物が選任されたという反応が支配的である。
ベント監督の名前は先に国内外のメディアを通じてはっきり水面上に上がっていなかったからだ。

優先交渉対象者との交渉がすべて決裂し、監督選任委は急いで次善策を探した。

最近、重慶力帆から更迭されたベント監督が、キム・パンゴン委員長の心を揺さぶった。
キム委員長は「面接した指導者の中で最も印象的だった」として、「カリスマや専門性、情熱、自信を持っている監督と判断した」と説明した。

もちろんベント監督は2012年にポルトガルのユーロ20124強を導いた。
ポルトガル代表を率いて2014年のブラジルワールドカップも経験した。
スポルティングCPのカップ大会4回優勝のキャリアもある。
当初にキム委員長が立てていた次期監督の基準にもある程度符合すると見ることができる。

問題はその裏にある不安要素だ。

彼はポルトガル代表から退いた後、クルゼイロやオリンピアコス、そして重慶力帆の指揮棒を手にした。
ただし3チームとも在任期間は長くて約7ヶ月、短くて3ヶ月にもならなかった。

もちろん当初から2022年のカタールワールドカップまでチームを率いる監督を見つけるのが目標だったが、候補順位の圏外にいた監督であり、最近不安要素が少なくない監督にまで4年以上の期間を保障したのは、多少まずい判断かもしれないからだ。

もしアジアカップで極度に不振だったり、ワールドカップ予選期間に大きな浮沈を経験しても、ベント監督が自ら退かない限りは指揮棒を取ることになる。
大韓サッカー協会がベント監督を更迭するのが唯一の道というわけである。

ただし、更迭させるには残りの契約期間に伴う違約金などの問題が発生する。
すでに外国人監督の最高水準の年俸と伝えられているうえ、同行するコーチ陣も4人になり、その規模はさらに大きくなるほかない。

これはそのまま大韓サッカー協会の負担であり、本当にベント監督の更迭が必要な状況になったとき、決断を下せない障害物になるほかない。

もちろん最も理想的なシナリオは、4年を越える契約期間の間に浮沈のない姿を見せることかもしれないが、先の様々な不安要素を見ると、それを壮語するわけにはいかないのも事実である。

もし"最悪"の場合が発生するなら、大韓サッカー協会もやはり契約過程でリスクを最小化できなかった責任から自由にはなれない見通しだ。

一方、ベント監督は自分を補佐する4人のコーチ陣とともに20日入国する。
2日後には公式記者会見をして青写真などを明かす予定である。


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