[ワールドカップ] ドイツ戦の運動量、日本より優れたワールドカップにした理由
日刊スポーツ




※一部要約

118キロ。
韓国選手がドイツ戦で走った総運動量だ。
0-2というスコアと同じくらいサッカーファンに記憶される記録だ。

韓国は27日、ロシアのカザン・アリーナで行われたF組3次戦のドイツとの試合に2-0で勝利した。
最弱体の評価と1・2次戦の敗戦など、最悪の視線の中で選手は奮闘した。
強靭な体力と執拗な守備で4強に進出した2002年の代表を思わせた。
世界は大反転に驚いた。

韓国はスウェーデン戦で103キロ、メキシコ戦では99キロ走った。
ドイツ戦では118キロ。
"なぜその前からこうできなかったのか"という惜しさも出てくる。
だが最後には最善を尽くす姿で拍手を受けた。
118キロは今大会で1チームが記録した最多走行距離だ。
ロシアがサウジアラビア戦で残した記録とタイである。
ドイツより3キロ多く走った。
その意味も重要だ。
2~4キロ多く走って圧迫したおかげで作った差だった。

日本は28日に行われたポーランドとのグループリーグ最終戦で非難を自ら招いた。
同組のコロンビアがセネガルにリードした状況を認知した後、ひたすら自陣でボールを回すだけだった。
0-1でリードされていたが、このまま試合を終えてもフェアプレー点数でセネガルを上回って16強に進出できるためだった。

15分も続いた。
競技場を訪れた観客だけでなく外信、さらに自国ファンも非難した。
この日の日本の運動量は83キロに過ぎなかった。

日本の主軸選手である本田は「そういう選択をしなければならないときもある」と語った。
韓国が同じ状況で同じプレーをして、ソン・フンミンら主軸選手がそのような発言をすれば、どういう世論が形成されただろうか。

素晴らしいゴールとプレーだけが拍手を受けるのではない。
渾身を尽くす闘志がスポーツ精神を刺激する。
韓国は日本より優れたワールドカップをした。


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"プロ精神忘却"日本…2006の韓国と違う理由
デイリアン




※一部要約

それこそ世界最高の舞台であるワールドカップに相応しくないレベルの低い試合だった。
日本は後半14分にセットピースの状況でゴールを許して引きずられ始めた。
もし負ければ16強を大言壮語できない状況だったので、切羽詰まるしかなかった。

だが他競技場から便りが聞こえてきた。
コロンビアがセネガルをリードして3位に後退し、日本が2位に上がった。
試合はそのまま終わり、セネガルと多得点まで同率だった日本が、フェアプレー点数で上回って劇的に16強のチケットを手にした。

サッカーで露骨に時間を遅らせる行為は一つの作戦でもある。
代表的な例が2006ドイツワールドカップでトーゴとグループリーグ1次戦を行った韓国だ。

当時、韓国は後半に入ってイ・チョンスとアン・ジョンファンのゴールが連続で炸裂し、トーゴに2-1で逆転勝ちしたことがある。
だが試合終盤に守備陣営でボールを回し始め、それによって観客席から激しいブーイングを受けたりもした。

韓国だけでなく2010南アフリカワールドカップで優勝したスペインもやはり、16強から決勝まで毎試合1-0の脂汗勝利をおさめていたが、後半終盤に特有の"ティキタカ"戦術でボールを回して勝利を守った事例がある。





だが日本のポーランド戦のボール回しは、それとは厳然たる差異点がある。
時間をかけるためにボール回しをした多くのチームは、リードをしている状態だったいう点だ。
つまり勝利のための一つの戦術だったし、ボールを奪うための相手のプレスを振り切った。

一方、日本は0-1でリードされている状況でボールを回した。
相手のポーランドはすでに16強進出が失敗に終わり、リードを手にしているので積極的に寄せる理由がなかった。

結局日本は自分の意志で16強のチケットを手にするのではなく、他チームの試合に運命を委ねた。
これは試合放棄と変わらず、プロ精神を忘却した行為でもあった。
競技場のファンが激しいブーイングを浴びせた理由もそのためだ。
日本の16強進出はワールドカップ史上屈指の"醜い成果"として記憶される見通しだ。



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