Kリーグ統合MD事業の第一歩、2020年までに全クラブ拡大推進
スポーツ朝鮮
※一部要約
韓国プロサッカー連盟がKリーグ商品の統合マーチャンダイジング(MD)事業を推進している。
各クラブのMD商品を共同で生産し、販売する方式だという。
これはKリーグ統合マーケティング事業の一環である。
プロサッカー連盟はKリーグ統合プラットフォーム事業をかなりの部分で進めてきた。
モバイルアプリやホームページ内に各クラブのホームページ、全試合のチケット前売り機能が結び付けられたサービスを提供している。
そこに統合マーチャンダイジング事業を結合させるのだ。
現在、全北現代・蔚山現代・済州ユナイテッド・浦項スティーラーすなどKリーグ1(1部)とKリーグ2(2部)の計10クラブが参加申請をしている。
サッカーファンが商品を注文して購入できる機能は6月頃からできる予定である。
プロ連盟は参加クラブの意見をまとめて計8のカテゴリー、101種の商品を製作している。
財布、筆箱、クッションなどのアクセサリーが主を成している。
プロ連盟のこのような統合MD事業の推進は、Kリーグだけのアイディアではない。
日本Jリーグ、アメリカMLS、ドイツ・ブンデスリーガなどで統合マーチャンダイジングが活発に進められている。
プロ連盟は去年、JリーグのMD事業を見て回った。
Jリーグの1年のMD総売上額の規模は150億ウォンくらいだという。
Jリーグはオンライン(Jリーグ、クラブホームページ)から50%、オフライン(競技場、市内の売り場)で50%を販売している。
商品はJリーグの独自開発を通じた40%、各クラブ個別の要請商品の60%で構成されている。
生産方式は外注生産をして、Jリーグ担当者の検収を経ている。
Jリーグでは"リラックマ"のキャラクターが大人気を呼んでいるという。
プロ連盟は今後、未参加クラブの参加を誘導する予定である。
2020年までに22の全クラブが参加するようにするのが目標だ。
予算確保が難しいクラブには"クラウドファウンディング"などを通じて"先注文後製作"方式まで構想している。
[Kリーグ ISSUE] 変化の風が吹くKリーグ、統合MD事業推進
インターフットボール
※一部要約
Kリーグが危機であるという話は数年前からずっと出ている。
全北現代などいくつかのクラブを除けば投資はずっと減っていて、勝負操作(※八百長)、観客減少、競技力の下落、審判の判定問題など良くないイシューだけが続けざまに溢れている。
だが危機はチャンスという言葉がある。
Kリーグを主管している韓国プロサッカー連盟が、Kリーグのブランドイメージ刷新のために多くの変化をもたらしている。
特の昨シーズン中盤から導入されたVARが少しずつ席を占めて国内外で好評を受け、今シーズンの審判昇降制、VAR映像の公開など意味のある変化を通じてファンの信頼を回復するために努力している。
変化の風はマーケティングでも吹いている。
連盟は20日午後2時、サッカー会館で"3月3週目Kリーグ習慣ブリーフィング"を実施し、統合MD事業について今後の計画を発表した。
核心はKリーグのブランドイメージの刷新である。
連盟は今回のブリーフィングでKリーグMD事業の問題について、日本およびアメリカリーグのベンチマーキング事例、統合MD事業の計画などを発表し、ファンにより近づけるKリーグを作ると宣言した。
Kリーグの統合MD事業は、連盟が新シーズンの主力事業としている計画である。
これは各クラブ毎に個別的に進められていたグッズ販売を、Kリーグ次元で統合的に推進して、ファンの期待感を満たすという計画だ。
そこにこれまで千差万別だったグッズのクオリティを上向き平準化で上げ、ファンの多様な消費欲求を満たすという考えである。
間違いなく意味のある事業だ。
これまでKリーグクラブはファンのニーズを把握できず、サインボール、マフラー、マグカップの販売だけに終わっていた。
もちろんFCソウルなどMD事業が上手くいっているクラブもあったが、他のクラブの現実位は劣悪だった。
これに対して連盟が統合的に出て、多様な商品生産を通じてKリーグのブランドイメージ拡散を狙う一方、MD市場の拡大およびクラブ収益の増大に繋がることを期待している。
徹底して分析にまた分析をした。
連盟はすでにJリーグのMD事業を直接目で見てきて、JリーグのMD事業をベンチマーキングして新たな事業モデルを準備している。
そこにアメリカMLS、ドイツ・ブンデスリーガなどの統合MD事業を進めている他リーグを参考にして、徹底して事業を準備した。
これに対して連盟の広報チームのイ・ジョングォン代理は「これまでKリーグのMD事業は専門的な管理がなくて偏差が激しかったし、ファンのニーズを満たせなかった。Kリーグは危機という話があるが、小さな変化を通じて躍進の機会にしなければならない。ファンの多様な消費欲求を満たし、実生活に必ず必要な製品を生産することに重点を置き、それを通じてKリーグのブランドイメージを高める」と期待感を伝えた。
小さいが間違いなく意味のある変化だ。
Kリーグは危機だという話はずっと出ているが、連盟は若く生き生きとしたアイディアを通じて少しずつ変化をもたらし、Kリーグのブランドイメージを高めるために額を突き合わせている。
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