[アジアンマーケット] ①タイはどのようにKリーグのベテランを狙う"大手"になったのか
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※一部要約

タイプレミアリーグ(TPL)が変わった。
韓国でチャンスを掴めなかった若い選手や、機会の減ったベテランを主に狙っていたリーグではない。
TPLは自国の高いサッカー熱と資金力を背にして、Kリーグで活躍したベテランを獲得する"大手"になった。

最近、韓国選手2人がTPL移籍を確定させた。
昨シーズンに水原三星でプレーしたイ・ヨンレがチェンライ・ユナイテッドにチームを移し、日本J2リーグのザスパクサツ群馬でプレーしていたカン・スイルはラーチャブリーに移籍した。
蔚山現代でプレーしていたベテランMFキム・ソンファンもタイ・ポートFCと強くリンクされている。

タイは他の東南アジア国家と同じように、サッカー熱が高い。
毎試合多くのファンが競技場を訪れる。
テレビを通してTPLの全試合が生中継される。
人々の関心が高いためトヨタやコカコーラなど屈指の企業がTPLを後援している。
タイの事情に明るいある関係者は「かつては2~3クラブくらいの財政がしっかりしていた。最近では6クラブの財政規模が良い。彼らが優れた外国人選手の獲得を主導している」と説明した。

金が回れば選手獲得にも多くの投資をする。
ヨーロッパのビッグリーグでプレーしていた選手も、タイで高年俸を受けてプレーしている。
ムアントン・ユナイテッドでプレーしていたシスコ・ヒメネスはかつて、イングリッシュ・プレミアリーグとスペイン・ラ・リーガで活躍したFWだ。
ヨーロッパと南米出身の外国人選手で攻撃陣を満たし、アジアクォーターで中盤とDFを補強するのが一般的な傾向である。


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TPLに韓国選手が進出するのは、以前にはなかった新しい現象というわけではない。
過去にもキム・ドンジン、チョ・ビョングク、キム・ジンギュ、キム・スンヨンら代表級選手がTPLでプレーしていた。
昨シーズンはコ・スルギ(ブリーラム・ユナイテッド)、イ・ホ(ムアントン)らがタイの名門チームで主戦として活躍した。

過去と変わった点は移籍の過程である。
以前は選手がエージェントを通じてタイ進出を推進することが多かった。
エージェントがタイのクラブに進出の意志を伝え、テストを経て入団契約を結ぶ形式だった。

最近は各クラブがスカウトを直接韓国に送り、移籍作業を進める。
十分見守ってから積極的に獲得の意志をあらわす。
イ・ヨンレの場合もチェンライから先に連絡が来た。
チェンライのスカウトが韓国を訪れて何度も試合を観戦し、獲得作業を進めた。
シーズン後にはイ・ヨンレをタイに招待し、クラブ関係者とチェンライの試合を一緒に見た。
選手に直接タイのサッカー熱を感じさせる意図があった。





タイ・ポートFCもキム・ソンファンに早くから接触していた。
蔚山との契約が終わったキム・ソンファンは日本進出を考えていたが、タイ・ポートFCの積極的な関心に気持ちが動いた。
キム・ソンファンの代理人は「タイが早くからキム・ソンファンに接触してきた。タイ・ポートFCはキム・ソンファンのポジションを前もって空けておき、複数年契約を提示するなど積極的にキム・ソンファンを望んでいた」と語った。
自分を必要とするチームでプレーしたかったキム・ソンファンの希望と、クラブの誠意が合致した。

TPLクラブは単に選手のネームバリューだけを見て契約しているのではない。
キャリアはもちろん、最近の試合の記録まで几帳面にチェックする。
いくら有名な選手であっても、最近あまり試合に出られていなければ、獲得対象から除外するやり方である。
大金を払って獲得するだけに、慎重にアプローチして契約を確定させる。
イ・ヨンレとカン・スイルも昨シーズン、着実に試合に出ていたという点で高い点数を受けていたことがわかった。

最近、TPLクラブがAFCチャンピオンズリーグで良い成果を上げていることも、多くのチームの投資を焚き付けている。
ブリーラムとムアントンはこれまでACLの舞台に着実に出場していたが、はっきりとした成果を出せなかった。
だが2013年にブリーラムが8強に進出し、ムアントンが昨シーズン16強に上がって成果を出している。
ACLは参加するだけでも財政的に役立つ。
AFCから勝利手当てと遠征支援金も援助される。

韓国人選手だけでなくKリーグ経験のある外国人選手の獲得を望んでいるのもACLのためだ。
昨シーズン済州ユナイテッドで活躍したメンディはバンコク・グラスに入団し、釜山アイパークとFC安養でプレーしたルキアンはパタヤ・ユナイテッドに移籍した。
マシュー、オスマル、デヤンらもTPLチームの強いラブコールを受けた。

今後、韓国選手のタイ進出がさらに続く可能性も高い。
韓国と選手とともにアジアで最も高評価を受けている日本選手がタイ進出を敬遠しているためだ。
Jリーグは最近。中継権料の上昇で資金力が豊富である。
日本選手は無理に不慣れなタイに渡らずとも、日本で多くの年俸を保障されることができる。
むしろJリーグがタイ代表級選手の獲得を狙っている雰囲気だ。

TPLはもうアジアの辺境リーグではない。
着実な投資で少しずつ成果を出している。
今シーズンのACLにもTPLクラブの3チームが参加する。
ブリーラムはグループリーグに直行し、チェンライとムアントンは2次予選から参加する。



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