[代表チームホットピープル] "初のA代表抜擢"チョン・スンヒョンのDreams come true
スポータルコリア
※一部要約
「高校1年のときから段階別に目標を立ててきた。最初の延世大から始まり、蔚山現代のユニフォームを着てプロ進出、2016年のリオオリンピック、次は代表とドイツ舞台の進出まで、すべて記している。これまでは不思議とよく実現した。高校のときに決めたオリンピックを控えている。書き込んだ紙は不思議と家にある。家族とときどき取り出してみる。どうなるかわからないが、最高の選手になりたいのは誰もがまったく同じだ。今は不十分でも、韓国で堅固なDFとして残りたい」
記者は2016年4月、蔚山でしたチョン・スンヒョン(23、サガン鳥栖)とのインタビューを1年ぶりに再び取り出してみた。
彼が夢見てきた計画と目標を明かしてから約1年7ヶ月後、不思議にもまた生涯初のA代表抜擢を現実にした。
大韓民国A代表のシン・テヨン監督は30日、コロンビア(11月10日・水原ワールドカップ競技場)、セルビア(14日・蔚山文殊サッカー競技場)との親善試合に出る23人を発表した。
23人のメンバーの中にチョン・スンヒョンが名前を上げた。
生涯初のA代表抜擢の栄光を手にした。
年代別代表を含めれば、8月のリオオリンピック本戦から1年3ヶ月ぶりである。
シン・テヨン監督がチョン・スンヒョンの名前を上げたのは、DFとして優れた技量と条件を備えているためだ。
188センチの大きな身長を基に力と空中戦の掌握に長けていて、闘争心とビルドアップまで良い姿を見せているためである。
彼とスタイルの似ているキム・ミンジェ(21、全北現代)のようになる可能性は十分で、期待が大きい。
だが試合の出場に繋げるには、代表内での激しい競争が避けられない。
キム・ヨングォン(広州恒大)をはじめとしてチャン・ヒョンス(FC東京)、クォン・ギョンウォン(天津権健)らの経験豊富な錚々たる先輩との競争に勝ち抜かなければならない。
難しい状況でもチョン・スンヒョンには期待を裏切らない理由がある。
プロと代表で激しい競争を勝ち抜いてきた経験がある。
彼は2015年、蔚山現代のユニフォームを着て期待を受けていたが、キム・チゴン、カン・ミンス、イ・ジェソン(現全北現代、MFイ・ジェソンとは同名異人)らの強力な主戦選手が居座っていた。
ベテランDFの中でデビューシーズンである2015年に18試合、2016年に19試合1アシスト、今年サガン鳥栖に移籍する前まで12試合を消化するほど競技力を示した。
シン・テヨン監督とともにしたオリンピック代表時代も同じだった。
当時ソン・ジュフン、ヨン・ジェミンとの主戦競争で押されたし、本戦直前にはキム・ミンジェ、ホン・ジュノの活躍で本戦エントリー入りの見通しは不透明だった。
だがソン・ジュフンの本戦直前の負傷と、ホン・ジュノの不振を機会に活かして彼はシン・テヨン監督の心を惹き、最終的にオリンピック本戦の舞台を踏むことができた。
チョン・スンヒョンが激しい競争に生き残って成功できたのは夢があったからで、たくさんの努力をしてそれを現実にした。
まだ彼には多くの障害物が置かれているが、夢をじわじわと現実にしてきたチョン・スンヒョンの次の段階はAマッチデビュー戦である。
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