"まばらな"水原城・・・今シーズンの平均観客8224人に"ガタッ"
東亜日報

※一部要約
"3818"

12日、Kリーグクラシック(1部)の水原-仁川の試合が行われた水原ワールドカップ競技場を訪れた観客数だ。
平日の夕方だったうえに、アウェイチームが下位圏の仁川(10位)だったという点を考慮しても、予想外に少ない数字である。
Kリーグがクラシックとチャレンジ(2部)に分かれて始まった2013年以降、水原のホーム試合の観客が3000人台に終わったことは初めての出来事だった。
これまでの水原のホーム試合最小観客は、やはり平日だった去年11月2日の仁川戦で4042人だったが、シーズン終盤の雨がフッたり止んだりする日だった。

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Kリーグを代表する名門水原の観客数減少が尋常ではない。
今シーズンにホームで10試合行なった水原の平均観客は、13日現在で8224人である。
水原は2013年から去年まで、平均観客が1万人以下に落ちたことが一度もない。
2013年と2014年には2年連続でリーグ最多観客クラブだったほど人気があった。
2015年からは試合招待券をなくした影響で観客がやや減り、ソウルと全北に押されて観客3位クラブに下がったりしたが、それでも名門クラブの象徴であるかのように1シーズン平均観客1万人は維持していた。
しかし今シーズンの水原のホーム試合で観客が1万人を超えたのは、3月11日の全北戦(13281人)と6月18日のソウルとのスーパーマッチ(20140人)の2回だけである。
かつて平均観客が2万人に近かった水原は、今や浦項と蔚山にも押され、今シーズンの観客順位は13日現在で5位だ。

水原の観客減少は、昨シーズンの成績不振でファンの期待感が落ちたうえ、今シーズンのホームでの試合内容が期待に沿えられないことが、複合的な影響を及ぼしたからだとみられる。
2014・2015年に2年連続で準優勝した水原は、昨シーズンのほとんどを9・10位圏で過ごし、7位でシーズンを終えた。
リーグ優勝を4回もしている水原は去年、下位スプリットに落ちて名門クラブの体面を台無しにしたりもした。
水原は今シーズン9勝6分け5敗の勝ち点33で、主以前来た(勝ち点38)に5点遅れた4位に上がっているが、ホームでは期待に沿えられなかった。
水原は開幕からホーム8試合で1勝4分け3敗と振るわず、最近2連勝してホームの勝ち星を増やしている。
今シーズン、水原より順位が下であるスーパーマッチのライバル・ソウル(7位)は、ホーム11試合で5勝4分け2敗の成績を見せていて、去年に続いて観客1位を守っている。
ソウルの今シーズンの平均観客は15706人で水原の2倍近い。
一方、昇格チームで突風を起こしている江原(3位)は、ホームの成績(4勝4分け2敗)は悪くないが、平均観客は2096人に留まっている。
これは今シーズンの2部リーグの平均(2556人)より少ない観客である。
昨シーズンまで江陵総合競技場を第1ホームに使っていた江原は、今シーズンのホームを平昌アルペンシアスキージャンプタワーサッカー場に移したが、江陵総合競技場に比べてファンのアクセシビリティがかなり落ちる。