鳥栖のユニフォームにチョン・スンヒョン「スンちゃんと呼んで」
蹴球ジャーナル
※一部要約
「スンちゃんと呼んでください」
最近蔚山現代からJリーグのサガン鳥栖に移籍したチョン・スンヒョンが、新チームで初めて挨拶をした。
鳥栖市の地元紙"佐賀新聞"は4日鳥栖に合流したチョン・スンヒョンが、初練習をしてから入団記者会見を行なったと5日に報じた。
チョン・スンヒョンは「色んなチームからオファーを受けた。その中で鳥栖が最も積極的だった」として、「Jリーグで一番良い選手になることが目標だ。韓国のように情熱的なプレーをするだろう」と誓った。
初練習を終えたチョン・スンヒョンは「日本サッカーは技術が優れた選手が多いという印象だった。練習してみると肉体的、精神的にも強いようだ」として、「同僚とクラブ職員が歓迎してくれたので良い姿を見せたい。戦う準備をしてこのチームに来た」と意志を固めた。
代表級選手のJリーグラッシュは中東没落の風船効果
アジア経済
※一部要約
サッカー代表DFチャン・ヒョンス(26・広州富力)が間もなく日本プロサッカー(Jリーグ)の東京FCに移籍する。
中東からもラブコールを受けていたが断った。
中東チームが提示した年俸は、東京が提示した金額とあまり変わりない。
しかしチャン・ヒョンスはJリーグを選んだ。
チャン・ヒョンスのエージェントであるインスポコリアのユン・キヨン代表は「中東サッカー市場の雰囲気が荒れている。緊縮政策のせいでクラブが統廃合され、クラブごとの資金力も差が大きくなった」と言った。
ユン代表の言葉通り、中東市場は急速に冷え込んでいる。
5年前にはラウル・ゴンサレスら世界的なサッカースターはもちろん、韓国選手が高額年俸を受けて集まっていたところだった。
構造調整の真っ最中である。
金持ちクラブが小さなクラブを吸収している。
UAEのアル・シャバブとドバイCSCは5月31日に解体され、アル・アハリに吸収された。
3チームを合わせて"シャバブ・アル・アハリ・ドバイFC"という名前で新たに出発した。
カタールのレフウィヤはアル・ジャイシュと合併交渉をしている。
アル・ジャイシュはイ・グノが2014~2016年に身を置いていたチーム。
当時、イ・グノが年俸35億ウォンを受けるほどの金持ちクラブだった。
中東のサッカー界が危機を迎えたのには、様々な理由がある。
国際原油価格の下落が決定的だった。
1月に1バレル平均53.71ドル(61700ウォン)だった原油価格は、先月30日に平均46.47ドル(53000ウォン)まで下がった。
中東のクラブオーナーはだいたい石油財閥である。
彼らの収入が激減した。
カタールの外交的孤立も悪材料である。
サウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトは先月5日、カタールが国際テロを支援しているという理由で断交した。
カタールが主導している天然ガス生産と供給が中断され、UAEやサウジアラビアなどに経済的打撃を与えている。
中東サッカーの停滞のため、韓国選手の選択肢も少なくなった。
チャン・ヒョンスだけでなくキム・ボギョン(全北→柏レイソル)、ファン・ウィジョ(城南→ガンバ大阪)、チョン・スンヒョン(蔚山→サガン鳥栖)らもJリーグを選んだ。
日本は資金力も備えているので、この傾向は当分続きそうである。
Jリーグは今シーズンから2021年まで、英国メディアグループのパフォームから中継権料2兆1230億ウォンを受ける。
大金を抱えて大型スターをショッピングしている。
ヴィッセル神戸は1月17日にドイツ代表出身のルーカス・ポドルスキを3年間年俸100億ウォンで獲得した。
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