韓のACL最多優勝、だが友好的ではない亜の環境
OSEN
※一部要約
「韓国がAFCの財政に寄与する部分を見ると主要市場ではない」
27日、韓国サッカーの偉大さがアジャイに再び広く知れ渡った。
AFCチャンピオンズリーグ決勝2次戦で全北現代がアル・アインと1-1で引き分け、1・2次戦合計1勝1分けで優勝した。
4年ぶりに伝えられた韓国クラブの優勝である。
全北の優勝で韓国は通算11回目のACL優勝を達成し、2位の日本(5回)との差を6回に広げた。
韓国は準優勝も6回経験し、最多決勝戦進出記録(17回)も持っている。
優勝回数だけを見れば暗黒はアジアのクラブサッカーを先導して中心となっていると見ても十分である。
だがそのような見解はあくまでも国内から眺める視線に限定される。
アジア全体から眺めたとき、韓国クラブは決してアジアを先導できずにいる。
決勝戦の前日に会ったAFCのシン・マンギル競技局長は「国内ファンが勘違いしていることがある。韓国がAFCを先導していると見ている。もちろんそんなに間違ったことではない。競技力で証明している。だが競技力を除いた部分では違う。AFCの財政に寄与する部分で、韓国は主要市場ではない」と語った。
間違った話ではない。
AFCの主要スポンサーを見ても中東や中国、日本の企業がメインとなっている。
もちろんAFCスポンサーに韓国企業がいないということではない。
それだけサッカー産業に投資する企業が韓国にいないという意味である。
最近の国内サッカーの流れを見ても、企業の投資は減少している傾向だ。
シン局長は「アジアサッカーは膨張している。全体的なサッカー環境はKリーグと韓国サッカーに友好的ではない。中国の場合はビリオン(billion)元クラブというものがある。1年に19億中国元(約1700億ウォン)の予算を使うクラブだ。そういうクラブが継続的に増えている」と語った。
続けて「中国のそうした傾向は1~2年で終わる状況ではない。もちろんまだ中国サッカーは、投資しただけの結果を得たのかと聞かれればクエスチョンマークを残す。だが3~5年、あるいは習近平主席の任期期間で続けば、ある瞬間から中国サッカーに簡単に勝てるという保障はできないだろう」と付け加えた。
中国の投資が私たちの知っているような外国人選手獲得だけに限っているのではないということも、韓国サッカーには否定的である。
シン局長は「中国は内部的にユースサッカーにとてつもない投資をしている。結局はサッカーも産業だ。経済規模に従うしかない」として、「日本と中国は最近、大型中継権契約をした。中東は政府とクラブオーナーの支援がとても強い。そうした条件は韓国にとって友好的ではない。憂慮となる」と説明した。
韓国に否定的な影響は、最近の国際大会の記録を見れば少しずつあらわれている。
韓国クラブは2009年から2012年まですべてACL決勝戦に進出した。
優勝も3回した。
だがその後4年間で韓国は優勝1回、準優勝1回に終わっている。
シン局長は「最近、成績を出しているチームには韓国選手が必ず1人ずついる。選手の流出と理解しなければならない。まだ競技力は維持されているが、2009年に32クラブの体制になってから、韓国クラブの優勝頻度が長くなっている。来年Kリーグチームが中国と日本を簡単に倒せると自信を持つことはできない」と語った。
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