サガン鳥栖を去るキム・ミヌ、惜しむファン&監督
ベストイレブン




※一部要約

キム・ミヌが今シーズンを最後に馴染みのクラブサガン鳥栖を去ることに決めた。
兵役義務に関連してKリーグの舞台に復帰するためである。
サガン鳥栖のファンと監督は名残がいっぱいに込もった声で、去るキム・ミヌの幸運を祈った。

25日、<佐賀新聞>は何人かのファンとマッシモ・フィッカデンティサガン鳥栖監督のキム・ミヌへの惜別のメッセージを伝えた。
どちらもキム・ミヌの将来を祝福する声であり、本当に良い選手だったというサッカー的評価もともにあった。

サガン鳥栖を長く応援していたというファンは「兵役の事情は仕方ないが、それでもすごく残念だ。私たちのクラブで、優れたスキルによって観客を熱狂される数少ない選手がキム・ミヌだった。今シーズンの最後のホーム試合では、サポーター全員が謝意を示すだろう」と語った。
また別のファンは「毎年他のクラブから彼にオファーがあったのも知っている。それでもずっと残ってくれて本当にありがたかった。この先ACLでも彼と再会したい」とキム・ミヌに愛情の込もった別れの挨拶を残した。

キム・ミヌがサガン鳥栖を去ることになったことを発表する記者会見に同席したイタリア出身のフィッカデンティ監督は「チームの主将としてグラウンド内外で模範となった。キム・ミヌを指導することができて嬉しかった。本当に素晴らしい選手だった」と去るキム・ミヌに惜しみない賛辞を送った。

キム・ミヌがサガン鳥栖の構成員からこうした感謝を受ける理由は当然だ。
延世大を経て2010年にサガン鳥栖(当時2部リーグ)に合流したキム・ミヌは、当時から左サイドのラインの主軸として活躍した。
大卒後の初めてのプロチームで、現在まではキム・ミヌが所属した唯一のプロチームがサガン鳥栖である。


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日本ファン「キム・ミヌを送るのは本当に惜しい」
蹴球ジャーナル




※一部要約

Jリーグの"韓国人キャプテン"キム・ミヌがサガン鳥栖を去るという事実が伝えられると、すぐに日本ファンがキム・ミヌとの別れを惜しんだ。

佐賀新聞はキム・ミヌが兵役義務のために今シーズンを最後にチームを去り、Kリーグに行くと明かした事実を24日に報じた。
記事が掲載されたポータルサイトのコメント欄は日本ネチズンの名残で満ちていた。
鳥栖ファンは"兵役のためなら仕方ないか"、"去ることを知っていたが本当に悲しい"などのコメントを残した。

キム・ミヌを見て韓国人に対する考えが変わったというコメントもあった。
あるファンは"サインもよくしてくれて写真もよく撮ってくれる選手だ。韓国人だが好感を持てた"と言い、また別のファンは"初めて好きになった韓国人だ"と言った。

他チームのファンも意見を述べた。
神戸ファンと明かしたあるネチズンは"恐ろしい選手だった。そして鳥栖といえば浮かんでくる選手"と表現した。
"キム・ミヌが去れば鳥栖は厳しくなるだろう"という意見も上がってきた。

兵役義務を終えた後は鳥栖に戻って欲しいということもすでに出ている。
あるファンは"韓国選手は全盛期に軍隊を行かなければならず、年俸などで大きな損失を被る。国家としてその部分を補填しなければならないのではないか"という意見を残したりもした。





今シーズンは主将としてチームを率いた。
Jリーグで韓国人が主将を引き受けたのはホン・ミョンボ、チョン・ウヨン以降でキム・ミヌが3人目である。
同時に鳥栖で初めての外国人主将だった。
キム・ミヌは今シーズンの試合中、額の骨にヒビが入る負傷を負ったが、顔のプロテクターを着用して"マスク闘魂"を燃やすなど、犠牲のリーダーシップを示した。

鳥栖はキム・ミヌの姿を真ん中に入れたホーム最終戦の案内ポスターをHPやSNSに上げて雰囲気を作っている。
キム・ミヌも試合の準備をして、いつもより堅い必勝の意志を念押ししている。


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