衝撃脱落のU-16代表チーム、何が問題だったのか
蹴球ジャーナル




※一部要約

奇跡は起きなかった。
韓国16歳以下代表チーム(監督ソ・ヒョウォン)は結局GL脱落の痛みを経験した。

韓国は22日、インド・ゴアのPJN競技場で行われたAFC U-16チャンピオンシップC組3次戦でマレーシアを3-0で下し、1勝1分け1敗を記録した。
だがイラクとオマーンが1-1で引き分けたため、組3位に終わって8強進出に失敗した。
組1位と2位はそれぞれ1勝2わけを記録したオマーンとイラクが占めた。
最下位は1分け2敗のマレーシア。

この大会の1~4位は来年インドU-17ワールドカップに進出する。
2015チリ大会に続いて2回連続ワールドカップ出場を狙っていた韓国の夢は水の泡となった。

優勝まで狙っていた韓国としては虚しい脱落だった。
持っている能力をちゃんとすべて使ってもいなかった。
まずコンディション調整の失敗が大きかった。
特にイラクとの初戦では豪雨が降って良好でない芝に苦労したとしても言い訳にはならなかった。
天候が良かったオマーン戦でも1次戦のときの無気力さは相変わらずだった。

単調で特色のない攻撃も問題だった。
そのため守備を突破するのに困難を経験した。
今回の代表チームは2年前のイ・スンウのようなエースがいない状況。
それでも組織力を活かしたプレーはあまりなかったし、ただ個人能力だけに依存していた。

1年以上準備した努力が水の泡となった。
失望ばかりしていることはできない。
この選手がこれからの韓国サッカーを率いる財源なのは明らかである。
失敗に対する非難より、彼らをどうやってさらに一段階引き上げられるかを悩む必要がある。


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韓国、U-17ワールドカップ参加挫折・・・日本は21ゴール無失点
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※一部要約

青少年サッカーは変事が多い。
まだ若い選手なので、国際経験が豊富ではなく、大会中の変数への対応が脆弱だ。
アジアの強豪の中で変事の犠牲の羊になったのは韓国だけではない。

A組ではサウジアラビアがGLで脱落した。
開催国インドと引き分け、イラン、UAEとの対決で計6ゴールの失点をした。

B組ではオーストラリアがGLで3連敗して脱落し、最悪の記録を残した。
キルギスタンとの初戦に0-1で負けて動揺した。
ベトナムとの2次戦では前半戦に2ゴールを記録してリードしたが、後半だけで3ゴールをゆるして2-3で負けた。
最後の3次戦では日本に0-6の惨敗を喫した。

B組1位になった日本の勢いが最も鋭かった。
FCバルセロナユースチーム出身で有名な久保建英がGLで4ゴールを記録した。
日本はベトナムとの初戦で7-0、キルギスタンとの2次戦で8-0の勝利をしたのに続いて、オーストラリアまで6-0で撃破し、GL3試合で21ゴールを決めて1ゴールも許さなかった。

U-16代表チームのレベルで韓国はアジアの強者ではなかった。
イ・スンウが導いた2014年大会では準優勝したが、ファン・ヒチャンが5ゴールを決めた2012年大会でも8強で脱落したことがある。
2010年大会では予選脱落でアジアチャンピオンシップ大会に上がれなかったりもした。

アジアU-16チャンピオンシップは1985年にスタートし、今年で17回目の大会を行っている。
韓国は1986年と2002年に2回だけ優勝した。
北韓、日本、中国、会うじ、オマーンとともに2回の優勝記録はアジア最多である。
絶対強者のいない大会だ。


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