"U-23惨事"韓国vs"ロンドンの悲劇"日本・・・また会うのか
デイリアン

※一部要約
韓国サッカーは2012ロンドンオリンピックで史上初の銅メダルを獲得し、サッカー史に大きな一線を引いた。
当時ホン・ミョンボ監督が率いていたオリンピック代表はキ・ソンヨン、ク・ジャチョル、チ・ドンウォンら代表級選手を主軸に、パク・チュヨン、キム・チャンス、チョン・ソンリョンら経験豊富なワイルドカードが加勢して歴代最強の戦力を構築した。
ロンドンオリンピック銅メダルが何より貴重だった理由は、当時の3・4位決定戦の相手が宿敵日本だったからだ。
1試合の敗北でオリンピック4強という意味がともすれば退色するところだった運命の韓日戦で、韓国はパク・チュヨンとク・ジャチョルの連続ゴールを前面に出して史上初のオリンピックメダルという神話を記すのに成功した。
それから4年後、日本は1月に行われた2016AFC U-23チャンピオンシップ決勝戦で会った韓国相手に後半2分まで0-2で遅れを取っていたが、3ゴールを挽回する底力を披露してロンドンの痛みを雪辱した。
この日の敗北は韓日サッカーの歴史で恥辱的な敗北として記憶されるほど、シン・テヨン号に大きな傷みを残したりもした。
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アジアの二匹の龍、リオで4年ぶりに再会するだろうか

常にアジアの重要な要所で会っていた韓国と日本は今、ブラジル・リオに舞台を移して再び善意の競争を続けている。
アジア1、2位と並んでリオオリンピックのチケットを手にした韓国と日本は、リオオリンピックで容易ではない組に編成された。
メキシコ、ドイツ、フィジーらとC組に編成された韓国はグループ2位を下手に断言することができない。
最弱体に挙げられるフィジーのが同組に編成されたのは喜ばしいが、これはライバル国のメキシコやドイツにとっても同じである。
結局メキシコやドイツ相手に1勝以上を必ず手にしないと8強に出られない。
スウェーデンとリオオリンピック直前に評価試合をする理由である。(※3-2で韓国の勝利)
スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアとB組に編成された日本の旅程はさらに険しい。
ヨーロッパの強豪スウェーデン、オリンピックが開催される大陸の南米に属するコロンビア、アフリカ最強のナイジェリアまで、1チームも容易なチームがない。
だが2チームともメダルを目標にリオに来ただけに、GLから毎試合死力を尽くして試合に出るものとみられる。
韓国と日本がGLを突破すれば、ロンドンのときのように重要な要所で再び真剣勝負を繰り広げる確率が高い。
"韓国1位-日本2位"あるいは"韓国2位-日本1位"の成績で並んで2チームが8強に上がれば、4強で決勝進出のチケットをかけて争う可能性がある。
ロンドンオリンピック当時の3・4位戦ほど残酷ではないが、それでも舞台がどこであろうと韓日戦が与える圧迫感からは自由になれない。
ヨーロッパ派攻撃vs国内派守備、神の一手は?

24歳以上の選手を3人抜擢したオリンピックのワイルドカード、韓国と日本の選択はやや交錯した。
シン・テヨン監督は紆余曲折の末にソン・フンミン、ソク・ヒョンジュンらヨーロッパ派FWとDFチャン・ヒョンスで構成した反面、日本は藤春廣輝、塩谷司、興梠慎三ら国内派を選んだ。
韓国はFW2人-DF1人、日本はFW1人-DF2人で構成した。
もちろんワイルドカードの選抜だけで正しい選択をしたのかどうかはわからない。
両チームの状況や選手選抜を取り巻く背景によって選択があり、多少の違いが生じるほかなかった。
ただ結果だけがどの選択が賢明だったのかを語るだけである。
もしリオオリンピックで両チームが会うなら、U-23チャンピオンシップ決勝戦当時の競技力との直接比較を通じて評価ができるものとみられる。
たとえ会わなくても、オリンピックを終えた両チームの成績によって、ワイルドカードへの評価も交錯する見通しだ。
キム・ピョンホ記者
松岡修造 東京ニュース通信社 2016-07-22