タイは今"キツネ"レスター・シティと熱愛中
日刊スポーツ

※一部要約
タイが"キツネ軍団(レスター・シティの愛称)"と恋に落ちた。
理由はクラブオーナーがタイ最大の免税店キングパワーグループのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長だからだ。
英国公営放送BBCは28日、"タイ人らがキツネと恋に落ちた手口"というタイトルの記事で、タイに吹くレスター・シティ熱風を熱かった。
BBCは「最近になってタイ一帯でレスター・シティのティーザーを買うのが難しくなった。"完売"になってることが多いからだ。クラブオーナーが英国に別の注文を要請するほどである」と伝えた。
レスター・シティはイングランド・プレミアリーグで1位を走っている。
これまで最下位圏を転々としていたレスター・シティは、2013-2014シーズンにチャンピオンシップで1位を占めてプレミアリーグに昇格した。
翌シーズンは14位になって残留に成功し、今シーズンは首位で突風を起こしている。
タイのキングパワーグループが所有しているレスター・シティが連日善戦をすると、すぐにタイ国民は気持ちが一つになって熱烈に応援している。

スポンサーリンク
BBCは「タイは代表チームはもちろん、ナショナルリーグのチームも不振で無気力だ。だがレスター・シティのファン層は増加していて、人気もまた実に巨大なものだ」と報じた。
特に"ビッグゲーム"が行われる日には、大型スクリーンのあるビール店がシンボルカラーの青い波でうねっている。
リバプールやチェルシーのように、元々応援していたチームから乗り換える事例がどんどん増えた。
自分をサッカーファンだと明かしたソラパッ・スリパン氏は「私は実はリバプールのファンだったが、今シーズンだけはレスター・シティが優勝することを願っている」と語った。
ノートブックの壁紙を人気ガールグループではなくレスター・シティ関連の写真でいっぱいに満たしたファンもたまに見かけるというのが、このメディアの説明である。
宗教界も乗り出した。。
一部の僧侶はレスター・シティの何人かの選手に数珠やお守りをプレゼントしたことが分かった。
現在タイにはレスター・シティの優勝のために英国へ行き来して祈祷を捧げる僧侶まで出てきた。

キングパワーグループもタイでレスター・シティ人気を上げるために、物心の両面で支援している。
"ビッグマッチ"の日にはバンコク本社でビールと軽食を配る。
またクラブオーナーのスリヴァッダナプラバ会長はレスター・シティの優勝を祈願するため、タイの寺院を訪れ礼を捧げている。
BBCは「レスター・シティの驚くべき成績の上昇はタイ国民を感動させ、自負心まで感じさせている」として、「もう優勝までの残り6、7試合にタイの大きな関心が傾いている」と付け加えた。
"キツネ"に取り憑かれたタイのサッカーファン
スポーツ朝鮮

※一部要約
タイのサッカーファンは伝統的にイングランド・プレミアリーグ(EPL)への関心が高い。
特にリバプールやマンチェスター・ユナイテッドなど伝統的な強豪への忠誠心がすごい。
最近はレスター・シティが急浮上している。
レスター・シティのユニフォームが品切れになるほどだ。
最初の理由はもちろん実力である。
レスター・シティは現在のEPLで1位を走っている。
ジェイミー・ヴァーディなどの新たなスターが大挙プレーしている。
だがさらに大きな理由があった。
レスター・シティのクラブオーナーがタイ最大の免税店であるキングパワーグループのスリヴァッダナプラバ会長だからだ。
キングパワーグループは2010年にレスター・シティを買収した。
タイの支持を受けているレスター・シティ。
果たして彼らが奇跡の優勝を達成できるのか、5月中旬に決まる。