[鹿児島ライブ] 愉快な松井「パク・チソンに飯をちょっと奢れと伝えて」」
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※一部要約
「ところでパク・チソンは今何をしてるんだ?」
30日、日本の鹿児島県立陸上競技場で会った松井大輔が突然尋ねた。
この日行われた延辺富徳との練習試合についてのインタビューを進行中だった。
韓国U-23代表を応援するためカタールに行ったという言葉に、首を縦に振った。
試合内容についての質問には真剣に答えた松井は、パク・チソンの話を出してから笑みをしばしば見せた。
松井は2000年から2002年までパク・チソンと京都パープルサンガで一緒にプレーした。
「パク・チソンはケチだ。この言葉は必ず伝えて欲しい」
話し始めた松井はさらに面白い話を続けた。
パク・チソンがなぜケチなのかという質問に、「金はすごくあるのに私に会っても飯を奢らない」と言って大笑いした。
続けて「日本に来て食事をしたら金は私が出す。私よりはるかに稼いでるのに」と口を尖らせた。
松井の言い方に、周囲にいたジュビロスタッフは笑いを爆発させた。
松井の冗談は続いた。
松井は「パク・チソンは私より先輩だ。なので先輩が飯を奢るべきじゃないのかと抗議すると、"ここは日本だ"と言う」として、「自分が気楽なときは先輩で、食事をするときはそうじゃない」とイタズラっぽい表情を見せた。
パク・チソンと松井は親しい間柄だ。
プロの新兵時代を一緒に過ごし、それぞれヨーロッパに発った。
二人はその後も友情を維持していることが分かった。
松井は"2010南アフリカワールドカップ"のインタビューで「パク・チソンがゴール(ギリシャ戦)を決めたのを見て、自分も決められると思った」と言ったこともある。
松井が試合がまた再開しようとした瞬間、記者に一緒に写真を撮ろうと言った。
「この写真をパク・チソンに送って欲しい。そして必ず私の言葉を伝えて欲しい」と最後にふざけた。
松井は同日カタール・ドーハで行われる韓国と日本の"2016AFC U-23チャンピオンシップ"決勝戦の結果を予想して欲しいという最後の質問に、「私は日本人なので当然日本が勝つと予想する」と言った。
ルマンを経てASサンテティエンヌ、グルノーブル、トム・トムスク、ディジョン、スラヴィア・ソフィアでプレーした松井は、2012年にジュビロへ戻った。
松井は昨シーズンJ2リーグで26試合に出場して3ゴールを決め、チームのJ1昇格を導いた。
監督は日本代表で活躍した名波浩である。
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