中山が入団後初練習 JFLアスルクラロ沼津
@S[アットエス] by 静岡新聞
サッカー元日本代表で、3年ぶりに現役復帰し、日本フットボールリーグ(JFL)アスルクラロ沼津に入団したFW中山雅史(47)が19日、入団後初めて、沼津市内で行われたチーム練習に参加した。
中山は、20日に栃木県でリーグ戦に臨むチームメートが乗ったバスを見送った後、午前8時半すぎから市内に残った選手と練習に臨んだ。念入りにストレッチし、パスやパス回しなど、約1時間半のメニューをこなした。クロスボールに合わせるシュート練習では、ダイビングヘッドで鮮やかなゴールを決めるなど、キレのある動きを見せた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000007-at_s-socc
日"老将熱風"、Kリーグが進む道は?
スポーツ朝鮮
※一部要約
日本のスポーツは彼らの文化と接している。
ベテランの品格が尊重される。
技量の限界に挑戦し、毎瞬歴史を記していく老将がグラウンドに立つたびに、惜しみない拍手を送る。
"日本一が世界一"を叫んだ過去に向けられた郷愁も、そのような文化に力を加えている。
日本サッカー界には最近、"老将熱風"が吹いている。
これまで"老将熱風"の代表走者は三浦知良だった。
ブラジル留学1世代で、1980年代末に代表チームのユニフォームを着た三浦は、1999年にJリーグに復帰してから京都、神戸を経て着実に現役生活を続けている。
シーズンが終わるたびに、自費で個人海外冬季練習を消化するほど弛まぬ体の管理をしている彼の情熱に、日本メディアも一挙手一投足を注目するほど関心を持っている。
先月初めに左足首を負傷した三浦は28日、J3町田ゼルビアとの練習試合で65分を消化して健在を誇示した。
そんな中、1990年代に日本代表チームで三浦と2トップで呼吸を合わせた中山雅史まで復帰し、雰囲気がホカホカと熱くなった。
中山は日本の実業リーグ(JFL)アスルクラロ沼津に選手登録を済ませ、引退してから3年ぶりに再びグラウンドに戻った。
日本の初めてのワールドカップ出場だった1998年のフランスワールドカップで唯一の1得点を記録した中山は、情熱的なプレーでファンの愛を受けた選手である。
歳月が流れているだけに、以前のようなゴール決定力を発揮するのは難しいと予想される。
だが日本メディアとファンは、中山がグラウンドに立つことに意味があるという様子だ。
三浦と中山の他にも、"コンピューターMF"と呼ばれた中村俊輔とDF中澤佑二も、グラウンドを守ってファンの愛を受けている。
Kリーグではキム・ビョンジとイ・ドングが孤軍奮闘中だ。
700試合を超えたキム・ビョンジと、7年連続二桁得点を記したイ・ドングのどちらも、凄まじい自分との戦いを経て大記録を胸に抱いた。
経験を尊重するチーム文化もやはり、彼らが変わることなくグラウンドを踏むことができる背景となった。
だが、彼らが去った後もKリーグのグラウンドで"老将神話"を見ることができるかは未知数である。
荒く激しいグラウンド環境と変化する文化の中で、ベテランが立つ場所はますます狭まっている。
だが老将が記していくストーリーは、ファンをグラウンドに呼び込む要素であり、リーグの歴史となる。
老将がもてなしを受ける文化は、Kリーグ自らが作って進まなければならない道である。
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