チ・ソヨン、日本の"満員観客"で感じた"痛みと覚悟"
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※要旨

「観客がぎっしり埋まった競技場を見て心が痛かったです」

チ・ソヨンの言葉だ。
チ・ソヨンは日本・神戸のアイナックでプレーしていた当時、日本女子サッカー代表チームとアメリカの親善試合が観客で満杯になったのを見て心が痛かったと語った。
2012年のことだった。
日本が"2011FIFAドイツ女子ワールドカップ"でアメリカをPK戦で負けさせて優勝した後のことだ。

チ・ソヨンは2010年の終わりに日本へ渡り、2013年まで日本女子サッカー1部リーグ(L1リーグ)で活躍した。
チ・ソヨンは「はじめ日本に行ったときは、(女子サッカーの環境が)我が国と似たような水準だったんです。ところがその後日本代表チームが国際大会で良い姿を繰り広げて驚くほど変わりました」と語った。

女子ワールドカップが始まった1991年から、アジア国家が優勝したのは2011年の日本が最初である。
日本はワールドカップ優勝の翌年に行われた"2012ロンドンオリンピック"でアメリカに次いで銀メダルを手にした。
2年連続で国際メジャー大会で大きな成果を上げたのだ。


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10位圏外だった日本のFIFAランキングは現在4位まで跳ね上がった。
注目するほどの成長は女子サッカーへの関心や支援につながり、日本サッカー協会はアメリカ・フランス・ドイツなど世界的な女子サッカーの強豪との親善試合を成功させた。
女子サッカーに対する日本国内の国民的関心は高まり、日本サッカー協会に登録された女子サッカー選手は3万人を軽く越えた。

チ・ソヨンは日本現地で日本女子サッカーの成長を肌で感じ、韓国女子サッカーの現実を考えた。
4月5日と8日、17年ぶりに国内で行われたロシアとの親善試合に入場した観客はそれぞれ3177人と6899人だった。

1万人以上の観客を期待したチ・ソヨンにとっては残念な数字だったが、チ・ソヨンは「私たちが上手くやらなければなりません。成績も出せず、競技力も良くなくて観客が一杯になるのを望むのは笑わせます。3000人が3万人になるときまで頑張ります」と力強い姿を見せた。

チ・ソヨンは"2015FIFAカナダ女子ワールドカップ"のため、12日に英国から帰国して坡州国家代表チームトレーニングセンター(NFC)に合流した。
チ・ソヨンは13日午前に初練習を一緒にした後、記者会見でも同じことを言った。

チ・ソヨンは「韓国女子サッカー復興のためには、結局代表チームが良い姿を見せなければならないと思います。2010年にU-17(優勝)、U-20(3位)ワールドカップで好成績を出したように、今回のワールドカップで私たちがまた女子サッカーブームを再現できるように努力します」としっかりした抱負を明かした。



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