韓-中-日サッカー"新三国志"・・・3監督のキーワードは"型破り"
文化日報




※要旨

2014ブラジルワールドカップで底まで墜落した韓・中・日の3国が外国人体制で2018年を期している。
韓国のウリ・シュティーリケ、中国のアラン・ペラン、日本のヴァヒド・ハリルホジッチ監督はそれぞれ独自のスタイルと、予想を超える"型破り"で2018ロシアワールドカップに向けた北東アジア"サッカー三国志"をさらに激しく引っ張っていくものとみられる。


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最近行われた3月のAマッチ2連戦ではそのような型破りが目立った。
シュティーリケ監督は1勝1分けの成績表だった。
ウズベキスタンと1-1で引き分け、ニュージーランドに1-0で勝った。
FIFAランキングが韓国よりずいぶん下のチーム相手だったので成績は見窄らしかった。

だがポジションを壊す実験によって、今回はイ・ジェソン(23・全北)を新たに発掘した。
イ・ジェソンはニュージーランド戦の決勝ゴールによって、貧弱な攻撃力に揺れていた代表チームの一筋の光となった。
シュティーリケ監督は「新たに合流した選手、また戻ってきた選手が良い活躍を見せた。私たちは勝つ資格があった」と評価した。

ペラン監督は2回とも引き分けた。
ハイチと2-2、チュニジアと1-1を記録した。
ハイチは弱体だがチュニジアはFIFAランキング25位の強いチームである。
スター指導者ではなかったペラン監督は、去年2月に監督代行の資格で中国代表チームに赴任した。
だが2015オーストラリアアジアカップで11年ぶりに中国を8強に上げて、最近ロシアワールドカップまでの再契約に成功した。
シュティーリケ監督がスペインのレアル・マドリード式ポゼッションサッカーを強調するならば、ペラン監督は速い攻守の切り替えを重視する。
オリンピック・リヨン監督時代から身につけたサッカー哲学である。
戦術的にも変化が激しい。
中国が伝統的に維持してきた3-4-3フォーメーションの代わりに、試合の状況によっては4-3-3や4-2-3-1に変化する。
相手を蹴飛ばす"少林サッカー"に汲々としていた中国サッカーのスタイルを変えたという評価を受けている。
そこに中国の政府次元の"サッカー崛起"まで加わり、相乗効果を享受している。

先月新たに就任したハリルホジッチ監督は、名声通り最も熱いデビュー戦を行なった。
強豪チュニジアを2-0で下してウズベキスタンを5-1で押した。
先発ラインナップを揺るがしても2試合で7得点1失点。
とてつもない火力に日本も驚いた。
日本メディアは「ハリルホジッチの魔法が通じた」「日本プラチナ世代の登場」などと讃えた。
ハリルホジッチは韓国にとっても馴染みの人物だ。

ブラジルワールドカップでアルジェリア代表チームを引き受け、韓国に4-2の敗北を抱かせてアルジェリアを16強に上げた監督である。
彼のサッカーは強い圧迫が特徴だ。
ブンデスリーガのドルトムントの圧迫サッカーに似ている。
それだけに言動もよどみがない。
2連勝をおさめたハリルホジッチ監督は「優しい日本は必要ない。ゴールをもっと決めなければならない」として、強いカリスマを示した。



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