韓国プロ野球球団、日系金融会社とスポンサー契約?
中央日報日本語版
韓国のネクセンが日系貯蓄銀行であるJトラストとネーミングスポンサー契約を調整中だ。球団関係者は「貯蓄銀行であって貸金業者ではない。貸金業者ならば協議はしなかっただろう。決定段階ではないが、具体的な協議をやり取りしたのは間違いでない」と明らかにした。
日系金融会社であるJトラストは日本でカード会社業として注力しているが韓国では貸金業を中心に展開して、最近、貯蓄銀行に方向転換した。Jトラストの代表的な韓国進出企業は親愛貯蓄であり、JT貯蓄銀行、JTキャピタル、ティーエー資産管理貸付有限会社などを運営している。Jトラストは貸金業者からのイメージ脱却を図るのに注力している。最近では女優のコ・ソヨンが同社のイメージ広告を撮影して世論悪化により契約を撤回した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000013-cnippou-kr
ヒーローズ、メインスポンサーにJトラストを選択の理由
スポーツソウル

※一部要約
イ・チャンソク代表も創立から明るい青写真を提示し、その設計図に合わせて球団を安定的に運営してきた。
だがネクセンはなぜ誰もが知っている国内最高水準の企業ではなく、日系金融企業と手を握ろうと試みたのか。
スポーツソウルは23日、ソウルヒーローズと親愛貯蓄銀行を系列会社に率いているJトラストとのメインスポンサー契約に関して単独報道した。
Jトラストは貸付業をメインにしている日系第2金融圏企業である。
ヒーローズの立場から見れば、事業的な側面で合理的な判断をしたものとみられる。
例えば財閥企業とスポンサー契約を結べば、支援規模を離れて一種の下請けを受けることになる。
甲乙関係が形成される。
メインスポンサーは球団の様々な決定事項に介入することができる。
そしてヒーローズはメインスポンサーの意見を無視することはできない。
そのような側面で、Jトラストは支援金額も相対的に最高水準で球団に介入する可能性は少ない。
ヒーローズはJトラストのロゴを付けて最高のプレーを繰り広げれば良く、Jトラストは確かな広告効果と親近感を手にすることができる。
ヒーローズはやってきた方法通りにチームを運営することができる。
なので日系企業で貯蓄銀行であるという点さえ除けば、ヒーローズの立場ではJトラストは良いパートナーだ。
だが問題はビジネスではなく国民情緒にある。
最近も日本自衛隊の北韓侵入などの論難のように、韓国と日本は相変わらず近くて遠い間柄だ。
この逆風をJトラストとヒーローズが受けている。
Jトラストが純粋な国内の地元企業以上に野球への愛情を持ち、野球発展に貢献するという意志を表明して正攻法に出るのか、でなければ別の選択をするのか、神経が集まっている。