"切ない別れ"ムゴシャ、ファンとの"最後の挨拶"もできない
スターニュース



※一部要約

プロサッカー仁川ユナイテッドを去る"レジェンド"ムゴシャが、ファンとの最後の挨拶すらできずに去ることになった。
当初クラブが用意していた送別会が、ヴィッセル神戸(日本)側の要請で失敗に終わったからだ。

仁川は1日、クラブSNSで「当初計画されていたムゴシャ選手とファンの出会いは、対面イベント不可などの様々な事情でキャンセルになった」として、「ファンの皆様のご了承をお願いする」と明かした。

仁川は当初、日本の神戸移籍が確定したムゴシャとファンが最後の挨拶を交わせる送別会を、2日に仁川サッカー専用競技場で行う計画だった。

クラブ関係者は「対面イベントが行われる場合、コロナ19のイシューがあり得るという神戸側の要請により、結局予定されていた送別会を行えなくなった」と説明した。


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送別会でムゴシャと最後の別れの挨拶を交わそうとしていたファンは結局、2018年から4年半にわたる彼との同行をさらに切なく終わらせるしかなくなった。

ムゴシャは仁川はもちろん、Kリーグを代表する核心FWとして活躍した。
5シーズンで128試合に出場して68ゴール10アシストを記録し、今年もリーグ14ゴールを炸裂させて得点首位に上がり、仁川の4位突風を導いた。

特に単なる実力だけでなく、これまで仁川への愛情も大きく、ファンからも多く愛されていた。
安定した活躍のおかげでKリーグの他クラブから多くのラブコールを受けても、彼は常に仁川との契約を続けてクラブへの忠誠心を示したりもした。
松島に住んでいる彼には"松島ダイコンの種"という別名がつき、ファンの間では彼のための銅像を建てるべきという声まで出てくるほどだった。



ただし最近、神戸の破格的なオファーで今夏に新たな挑戦を選んだ。
神戸が100万ドルに過ぎなかったバイアウトを支払う一方、ムゴシャにも現在の年俸の2倍である200万ドルのオファーをしたという。
これに対して仁川もムゴシャに最高年俸の待遇を約束して残留を説得したが、ムゴシャの気持ちを変えられなかった。

代わりに仁川はファンの切なさとムゴシャの象徴性を考慮し、異例の送別会を準備した。
他チームに移籍する選手のために送別会を準備したのはクラブ史上初のことだった。
ファンの切なさを少しでもなだめ、またムゴシャにも確実にレジェンド待遇をするという意味だった。

だが神戸側の要請で送別会まで失敗に終わり、仁川ファンは最後の挨拶もできないままムゴシャを送らなければならない状況になった。
クラブ関係者は「レジェンド待遇の次元、そして切ないファンのために用意していたイベントなので、このように失敗に終わって残念な気持ちが大きい」として、「ファンが挨拶する出国日程の公開の可否なども神戸側と相談しなければならない」と残念がった。


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