2年間で監督3人"OUT"…FCソウルの墜落した経営責任は?
スポーツ朝鮮



※一部要約

「どうして名門FCソウルが…、あんなチームでどのサッカー人が生き残るのか」

30日、FCソウルのチェ・ヨンス監督辞任の報せに触れた、あるサッカー人がこぼした溜息だ。

クラブは特別な説明もなく"辞任"と簡単に明かした。
最近、FCソウルの競技力が墜落し、監督は責任から逃れられないという世論があったのは事実である。

だがその根底にある事情をよく知るサッカー人なら、表から見える辞任理由を額面通りに受け取る人はほとんどいない。
"名門"だったFCソウルを"あんなチーム"に転落させた、共同責任を負うべき別の要素が存在するからだ。

FCソウルは今回のチェ監督の途中辞任によって、不名誉なタイトルを新たに獲得することになった。
"監督の墓FCソウル"である。

FCソウルは2017年11月末、GSカルテックスの財務専門家だったオム・テジン社長が赴任し、透明なクラブ運営と名誉回復を旗印に掲げた。
だが現実は正反対の方向に流れた。

2018年5月、当時のファン・ソンホン監督が成績不振などの責任を取って途中辞任した。
2018年シーズンのFCソウルは暗黒期の連続だった。
ファン監督が退陣して以降、イ・ウリョンコーチが監督代行として指揮棒を手にした。


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だがすでに墜落していたチームの雰囲気は、簡単には回復しなかった。
シーズン後半になるにつれて、降格の危機まで追い込まれた。
結局、その年の10月にチェ・ヨンス監督を"消防士"として再び迎えた。
安養LGでプロデビューしてコーチ、監督に成長した"FCソウルのレジェンド"の帰還に、ソウルのファンは皆歓迎した。

チェ監督は応えたし、チームは"名門再建"の反転に入った。
チェ監督は2018年シーズンに昇降プレーオフまで追い込まれたチームを劇的に残留させた。
続けて2019年シーズンには、降格危機だったチームをリーグ3位に日進月歩させ、ACLのチケットまで取り戻して"ソウルの鷲の第二の成功時代"が開かれそうだった。

だが2020年にクラブがキ・ソンヨン復帰招聘や、夏の移籍市場での選手補強などの過程で様々な乱脈の様相を露呈させ、7月30日のチェ監督の途中辞任と悲劇的な結末に繋がった。

クラブに残されたのは、わずか2年間で司令塔が3回も退く異例的な不名誉記録である。
FCソウルのクラブ史でもこのようなことはない。
昔からFCソウルは監督の任期を保障する伝統が強く、気に入らないからといって監督を置き換える"あんなチーム"ではなかった。
チェ監督が2016年シーズンの途中に中国リーグへ発ったのは、クラブの許諾の下で笑って離れた別れだった。

かつてのFCソウルは選手団の戦力の心配も、成績への大きな圧迫感もない安定した任期の中で、追い求める色を塗ることができる、監督の行きたい"名門"だった。
そんなFCソウルが"3年間でどうしてこんな有様になったのか"という疑心を抱かざるを得ない。

それがすべて過ぎ去った監督の責任なのだろうか。
オム社長が赴任して以降、フロントと現場のコミュニケーションが足りないという事実は、サッカー界の周辺でかなり前から広まっている。
遠くへ行くまでもなく、ファンもよく知っている。
去年はじめにソウルのファンが立ち上がったことがあった。
オンライン掲示板には"オム・テジンアウト"というタグまで登場した。
ファンは"忘れるな2018"を叫び、クラブは"名門再建"を約束して2019年シーズンを始めたが、戦力補強の投資などを実践する姿を見せなかったため、ファンは腹を立てた。
そのときソウルのファンは、以前とは違ってファンとのコミュニケーションも疎かにするクラブを強く批判したりもした。

そのような"鞭"が"薬"となったのか、その年のFCソウルは成功的なシーズンを過ごした。
ただしそこでも、ファンは監督と選手団を称賛しても、クラブの功労を好評することはなかった。
墜落したクラブのイメージ、名門の地位に対する責任は誰が負うべきなのか。
チェ監督の辞任に接した相当数のファンが、「監督だけが責任を取るのか」と反問する理由でもある。

2020年シーズンを迎えて、クラブは新年のコンセプトを"THEソウルらしさ(SEOULDAUM)"と明かしたことがある。
その"ソウルらしさ"が"2018年のソウル"に回帰しそうだという憂慮が出てきそうである。
最近3年間でFCソウルの示した結果表が物語っているからだ。

他クラブの関係者は「FCソウルは昔から、クラブオーナーであるホ・チャンスGS建設会長のサッカーに対する愛情や情熱が格別で、皆が羨む"リーディングクラブ"だった」として、「たまにネチズンのコメントで"GSは手を引いてLGに渡せ"、"GSはもうサッカーを捨てようとしている"という寸評を見るたびに、Kリーグの苦しい現実を見ているようで胸が痛い」と語った。


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