"10億投資"Kリーグメディアセンターを行く
FourFourTwo




※一部要約

2020シーズンを控えて、韓国プロサッカー連盟が"Kリーグメディアセンター"を設立した。
メディアセンターはKリーグのリアルタイム中継放送の送受信および中継放送の映像を活用したコンテンツ制作、管理を主体的に遂行する予定である。
先行投資だけで10億ウォン。
究極的に連盟は、独自中継権およびVODサービス事業を遂行できる基盤を構築するという計画だ。

メディアセンターは野心的な計画を実現できるだろうか。
ソウル江西区麻谷洞で行われた初試演の現場を訪れた。

2019年10月から業者の選定と着工の準備に乗り出したメディアセンターは、1月に着工突入、1日に設立を終えた。
場所はソウル江西区麻谷地区で、104坪の面積に細かくサーバー室、調整室、オフチューブ(Offtube)などがあった。


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試演に先立って連盟は「自ら主体となる中継放送映像の送受信システムの必要性を感じた」と設立の背景を説明した。
様々なプラットフォームを通じてKリーグ中継がされている状況で、主体的な役割を果たす必要性を認識したという意味である。
同時に「SNS、ユーチューブなど2次コンテンツの重要性が高まり、一元化の必要性も自覚した」として、「映像ソースの紛失、所有権の衝突が頻繁にあった。そのような問題を解決しようと思っている」と伝えた。

センターを構築しながらベンチマーキングしたメディアセンターはJリーグ、ブンデスリーガ、KBO、WKBL、韓国馬事会であり、その中でもブンデスリーガのモデルに最も近い。
ブンデスリーガは外注業者に任せるJリーグとは違い、自主的に運営し、リーグの試合の制作はもちろん、国内外への送出まで手掛けている。
連盟は「Kリーグもやはり海外送出の必要性を感じている。今後の拡張性に注目して、ブンデスリーガをベンチマーキングした」と説明した。


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メディアセンターで最初に見つけたのは、入り口右側にある調整室とサーバー室だった。
サーバー室は調整室の2分の1よりやや小さい規模だった。
一般的な放送局のサーバー室を想像するとかなりの乖離があるが、これは麻谷センターで物理的にハードディスクやテープに保存するのではなく、一時保存の後でクラウドサーバーに移すので可能になったのだという。

サーバー室の隣の調整室には数十台のモニターがあった。
Kリーグの全試合を同時にモニタリングし、管理するためである。
調整室は中継社、あるいは放送局から入ってきたクリーンフィード(字幕や解説のない映像)に、Kリーグ中継のガイドラインを適用した放送用グラフィックと国文・英文字幕を入れて送出する作業をする。
それによって中継社や放送局など、メディアが必要とするところへ直ちに提供できるというのが連盟の説明である。
構築した送出システムは、海外の送り先までの到達時間が5秒以内と非常に短い。
連盟は「どれくらいで到達するのか確認を済ませた。遅くても5秒以内に到達する」と強調した。


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放送用のグラフィックや字幕などは、入り口左側の独自スペースで作業する。
連盟は「これまで制作会社によってグラフィックや字幕が違っていた。グラフィックと字幕の統一で、Kリーグのイメージを統一していく」として、簡単な作業なようだが非常に重要であると力説した。

字幕チームの隣のクラウドサーバー管理チームの規模(机8台の構成)も大きくなかった。
試合のハイライトをAIが制作できるからである。
制作の所要時間も2分程度で、「試合終了とほぼ同時に確認できるシステム」という説明を添えた。

小さな会議室規模のオフチューブブースもあった。
クリーンフィードを麻谷のメディアセンターで受け、済州ユナイテッドなどの現場中継が難しいところまでカバーするというのが連盟の目標だ。



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