[直接インタビュー] "10ゴール+J2得点1位"イ・ヨンジェ、「ワンタッチで決める」
スポTVニュース




※一部要約

FWイ・ヨンジェは日本J2リーグクラブ・ファジアーノ岡山の勝利のお守りだ。
2019シーズンにファジアーノが記録した5回の勝利のすべてにイ・ヨンジェの得点があった。
栃木との26日のリーグ15ラウンド遠征試合で、後半8分に先制ゴールを決めたイ・ヨンジェは、プロデビュー後に初めてリーグ二桁得点を達成した。
栃木に同点ゴールを許して1-1で引き分けたが、イ・ヨンジェは2019シーズンのJ2リーグ得点で単独首位に上がった。

20歳になる前にフランスの名門クラブ・ナントでプロキャリアを始めたイ・ヨンジェの全盛期が、今まさに開かれている。
2014年の仁川アジア大会で金メダルを首にかけたイ・ヨンジェは、着実な出場機会を求めて日本J2リーグに向かったが、期待ほどの得点を上げられなかった。
2016シーズンに京都サンガ所属でリーグ7ゴールを決め、昇格プレーオフに進出させて能力を認められたが、ファジアーノに移籍した2018シーズンには負傷により11試合のプレーで1ゴールを決めるのに留まった。

10号ゴールを記録した興奮が冷めやらないままスポTVニュースとインタビューを行ったイ・ヨンジェは、淡々と最近の得点行進を説明した。

「率直に去年は負傷で長く休んだりもしたし、試合出場もあまりできませんでした。今年は覚悟をして準備することはあったが、特に新しい練習法や、新しいことを準備したことはありません。体の管理とコンディションの管理に神経をかなり使いましたが、私もこんなに早いペースは初めてなので驚きです」


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イ・ヨンジェの10号ゴールは固め打ちではなく、いろんな試合に渡って出てきたのでより重要である。
26日の栃木遠征での得点は、最近の京都サンガ・琉球戦に続く3試合連続ゴールだった。
イ・ヨンジェは最近出場した8試合中、6試合で得点した。
京都で過ごした最後のシーズン(2017年)でも、30試合出場でリーグ得点が4ゴールに過ぎなかったイ・ヨンジェは、186センチの長身に連携能力に優れたFWとして好評を受けていたが、決定力が足りないというレッテルを貼られていた。
最後の課題であり、短所とみなされていた得点力の問題が解消され、イ・ヨンジェは一気にJ2リーグ最高のFWと評価され、J1リーグの舞台を見据えている。

「以前はゴール決定力の問題を私もわかっていたので悩みやストレスがあったが、今年は自信がかなりできました。1回のチャンスが来るたびに、集中力を上げようと準備しています。1人でドリブルして決めるよりは、足であれ頭であれワンタッチシュートでゴールを多く決めています」

2018シーズンに負傷で多くの試合をプレーできなくて備蓄された体力や意欲、そして徹底した体の管理を基に最高のコンディションで試合をするイ・ヨンジェは、2トップ戦術の中で安定的に得点チャンスを供給されている。
ファジアーノがスピード感を持ってスペースを攻略するサッカーをしているという点で、イ・ヨンジェは現代戦術が望むFWの役割を果たしている。

「私たちのチームは2トップでやっています。監督が注文するのは、2トップでやりつつも、ときには1トップのイメージで相手陣営の深いところでゴールを狙ったり、相手DFの背後のスペースを頻繁に進入して苦しめさせることです。相手チームのバランスを崩す注文をされています。日本にはパスプレーのチームは多くあるが、私たちのチームはパスプレーと相手の背後のスペースへのキックを通じて苦しめさせる戦術をしています」

イ・ヨンジェは静かに立ってチャンスを待つ選手ではない。
こまめに動き、スペースを作り、空いたスキを見つければ鋭く食い込む。
そして1回のタッチで簡潔に決める。
監督の注文通り、相手の守備のバランスを色んな方法で崩すことができるストライカーだ。
チーム戦術の中で解決士の役割をしているという点で、イ・ヨンジェは監督と同僚の愛を受けるタイプの選手である。





開幕3ヶ月で目標にしていた10ゴールを達成したイ・ヨンジェは、2019シーズンの得点目標を20ゴールに上げた。
2018シーズンのJ2リーグ得点王・大前元紀は24ゴールを決めたし、2017シーズンにイバ・ラーヤブは21ゴールを決めた。
今の勢いなら目標の20ゴールを越えることができる。
イ・ヨンジェは個人得点の目標を設定しているが、所属チームであるファジアーノのJ1リーグ昇格が究極の目標だと語った。
自分の役割は得点であり、なので得点への意欲を強く燃やしている。

「最初の目標は10ゴールだったが、今日(26日)達成したので次の目標は20ゴールにして頑張ってみます。個人の目標よりチームの成績がさらに重要だと思っているので、チームが必ずJ1リーグに昇格できるように努力するでしょう。まずはプレーオフ権(6位)に入れるよう、準備して集中しなければなりません。今年は個人記録よりチームの勝利のためにプレーし、ゴールを決めようという気持ちで試合に臨みますが、その考えのおかげでこうやってゴールを決めているようです」

ファジアーノの同僚はイ・ヨンジェが着実に得点して、「ヨンジェがゴールを決めるので、失点しないで勝とう」とロッカールームで話す。
イ・ヨンジェは「そういう言葉は少し負担を感じることもあり得るが、できるだけ自信に感じるようにマインドコントロールをしている」と笑った。

ファジアーノのコーチングスタッフも、イ・ヨンジェは十分20ゴール以上を得点すると自信を与えている。
チームの信頼はもちろん、自分を信じ始めたイ・ヨンジェ得点行進は、彼をもう一段階成長させる動力となっている。
イ・ヨンジェは個人記録が積もるほど、「個人よりチームのためにもっと熱心にプレーするべきという気がする」と語った。

2019シーズンのJ2リーグでは、イ・ヨンジェを含めて合計17人の韓国選手が登録されプレーしている。
アビスパ福岡のヤン・ドンヒョンやVファーレン長崎のイ・ジョンホら、代表級FWがJ2リーグで活躍中だ。
今年J2リーグにレンタル選手として合流したイ・ジョンホは、4月14日の岐阜遠征でデビューゴールを決めて涙を流したりもした。

2014年に仁川アジア大会でイ・ジョンホとともに金メダルを取ったイ・ヨンジェは、「6月に長崎と試合があるが、そのときに会ったらたくさん話そうと思う」として、「ジョンホも日本に初めて来たので、日本のスタイルや言語に難しさがあるだろう。十分上手く適応して乗り越えるでしょう」と激励した。

試練なくして成功はない。
仁川アジア大会の金メダルの主役であり、2015年のEAFF東アジアカップの優勝メンバーであるイ・ヨンジェは、少しずつ実績と実力を積み、最高の瞬間を待っている。
イ・ヨンジェは6月1日の愛媛との16ラウンドの試合で、11ゴールであり4試合連続ゴールに挑戦する。


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