[インタビュー] J2リーグ"得点2位"イ・ヨンジェ「10ゴールを越えて20ゴールに挑戦する」
フットボールリスト




※一部要約

今シーズンの日本J2リーグで驚くべき得点力を見せている選手がいる。
A代表に招集されることができず人々の関心外にやや押し出された名前、ファジアーノ岡山でプレーしているイ・ヨンジェだ。

去年、京都サンガを去って岡山に移籍したイ・ヨンジェは、今シーズンのJ2リーグ11試合に出場して7ゴールを記録している。
シーズン序盤の歩みは印象的である。
イ・ヨンジェは2ラウンドで最初の得点砲を稼働すると、その後9試合で6ゴールを炸裂させた。
現在、鈴木孝司(FC琉球、8ゴール)に次いでJ2リーグ得点2位に名前を上げている状態だ。
鈴木孝司がPKで2得点を加えている反面、イ・ヨンジェは純度の高い得点を見せている。

29日、"フットボールリスト"との電話インタビューを行ったイ・ヨンジェは「シーズン序盤から多くのゴールが炸裂してよく寝付けそうだったが、毎ラウンド緊張しながら試合を準備していると、ゴールを多く決めても睡眠を気楽に取ることができなかった」と笑った。

それもそのはずで、イ・ヨンジェは昨シーズンにとりわけ苦しい1年を過ごした。
疲労骨折で足首を負傷し、手術後のリハビリまで5ヶ月の時間が流れた。
そこにハムストリングの負傷や細かな負傷まで重なり、9ヶ月近くの苦しい時間を過ごさなければならなかった。
1シーズン丸ごとフイにしたわけだ。
毎シーズン30試合以上を着実に出場していたが、昨シーズン11試合の出場に留まった理由である。


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「昨シーズンは負傷して手術も受け、1年近くの時間をフイにした。なので今年は開幕前のプレシーズンから覚悟というか。性根を据えた」

酷い気苦労をしたことに対する補償なのか。
今シーズンは序盤から良い得点ペースを見せている。
自身の1シーズン最多ゴール記録である7ゴールをすでに軽く越えた。
イ・ヨンジェも「不思議なほど」と言った。
開幕前まで10ゴールを目標にしていたというイ・ヨンジェは「コーチングスタッフら周囲が"最近の得点ペースなら20ゴールは決めるべきじゃないか"と話す。今シーズンは既存の目標だった10ゴールを越えて、20ゴールにも挑戦したい」と目標の修正も考慮していると耳打ちした。

だが最優先の目標はチームの昇格である。
Vファーレン長崎と京都サンガに身を置いていたイ・ヨンジェは、昇格目前で失敗した経験がある。
Vファーレン長崎では2015シーズンに昇格プレーオフに進出したがアビスパ福岡に敗れて昇格に失敗し、2016シーズンには京都サンガ所属で昇格プレーオフに上がったがセレッソ大阪に首筋を掴まれた。





「最も達成したい目標は無条件にチームの昇格」と語ったイ・ヨンジェは、「長崎と京都にいたときも、プレーオフに進出して昇格を狙っていたが失敗した。最後の敷居で挫折したことがあるので、昇格に対する切実さがより大きい。今ゴールを決めて活躍しているのも、"チームの勝利のために犠牲になろう"と思っているためだ。チームのためにプレーしようと思っているので、個人的な競技力も良くなっているようだ」とチームが優先であると強調した。

FCナントやレッドスター・パリなどフランス現地で経験を積んだイ・ヨンジェは、これまでずっと海外で生活してきた。
Kリーグの経験は一度もない。
それについてイ・ヨンジェは「これまで海外だけでプレーしてきたし、Kリーグの経験はない。Kリーグへの好奇心と韓国でサッカーする姿は、以前から胸中に描いてきた。だが毎年海外でシーズンを始めてみると、諦めずに最後まで挑戦したいという考えになった」と国内ではなく海外だけに留まっている理由を明かした。

イ・ヨンジェは年代別代表を漏れなく経て、エリートコースを歩んできた選手だ。
金メダルを取った2014仁川アジア大会のメンバーとして、香港との16強戦ではゴールを味わった。
2015年にはウリ・シュティーリケ監督の目に留まり、生涯初のA代表抜擢という栄誉も授かった。
だがその後はA代表行きが急に途絶えた。

「代表に行けなくて残念だった」というイ・ヨンジェは、「だが代表に抜擢されるだけの活躍を見せられなかった。当たり前のことだと思う」と当然の成り行きだったとうなずいた。
だが花を咲かせられなかった太極マークへの夢は、いつも胸の片隅に抱いている。
「代表は選手なら誰であろうと目標であり夢である。より発展した姿を見せなければならない。私がどういう活躍を見せるかが先だと思う」



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