[ソ・ホジョン] 早期優勝でも刺激のないリーグは危険だ
ソ・ホジョンコラム




※一部要約

チームスポーツで簡単な1位はあるのだろうか?
優勝候補、ディフェンディングチャンピオンの名の下でシーズンを始めるが、出発時の勝利数はすべて0である。
その過程でチームの内外的に困難が発生する。
小さな変数一つでも、チームがまるごと揺さぶられるケースは一度や二度ではない。

だが2018シーズンの全北現代は、その通用しにくい"簡単な1位"を達成したチームだ。
8日、KEBハナ銀行Kリーグ1・2018で、6試合を残して優勝を確定させた。
5年間で全北は4回トロフィーを手にした。

Kリーグはチーム間の戦力差が大きくないという特徴がある。
最下位圏のチームがリーグ1・2位を倒すことはそれほど驚きではない。
伝統的に上位圏チーム同士が食って食われることも多かった。
ヨーロッパの主要リーグのように、連続優勝が簡単ではない理由だ。
歴代合わせて連続優勝を達成したのは、一和天馬(1993~1995)、水原三星(1998~1999)、城南一和(2001~2003)、そして全北(2014~2015)だけだった。


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全北は2017年に続いて今年も優勝を達成、3連覇を2回達成した現城南FCの前身である一和天馬と城南一和以降、2番目にKリーグ連続制覇を2回達成したチームになった。
現在の戦力と今シーズンの推移であれば、来シーズンには16年ぶりにKリーグを3連覇するチームが誕生するのを見ることになるかもしれない。

優勝時点も歴代級である。
リーグ6試合を残して優勝し、1991年に大宇ロイヤルズ(現釜山アイパーク)、2003年に城南が記録した最も早いKリーグ早期優勝と肩を並べた。

現在の全北の勝ち点は74だが、残り試合で8点を取れば、2014年の自分たちが記録した38ラウンド体制での最多勝ち点記録(81)を破ることになる。
9点以上なら2012年にFCソウルが記録した44試合で勝ち点96という、1試合当たりの最高勝ち点(2.18)も越える。

優勝まで来るのに深刻な危機もなかった。
リーグでただの一度も連敗を記録しなかった唯一のチームである。
勝利がなかった最長期間は、1分け1敗を記録したリーグ12~13ラウンドだけだった。
今シーズンに4敗しか記録してないが、全北から勝利をおさめたチームは慶南、浦項(2回)、仁川だけだ。
チームの戦力の核だったイ・ジェソンが去って戦力に亀裂ができたが、それを叩き破ったチームも少数だった。


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全北の優勝を作った最大の原動力は、彼らの努力と意志である。
同時に、ライバルの傍観がその成果を簡単な優勝に変えた。

昨シーズン2位の済州は現在、上位スプリットへ行く最終列車に乗るため必死にあがいている。
今年もAFCチャンピオンズリーグに出たが、選手団への投資の意志は去年の1年がすべてだった。
チャンピオンズリーグに着実に出られる名家に復帰できるかどうかの分岐点で、済州は再び平凡な中位圏チームへの道を選んだ。

デヤン、オスマル、ユン・イルロクらが一度にいなくなったソウルは、昨冬に決定した代価を十分に払っている。
下位スプリット確定という不慣れな状況を過ぎて、降格危機という初めての事態に出会った。
彼らはわずか2年前、リーグチャンピオンだったチームである。

水原はジョナタンが出て行った席を手まめに埋めたが、デヤンとサリッチの魔法だけではリーグ優勝に挑戦するには不十分だった。
蔚山は期待していた競技力がシーズン中盤を過ぎてから出てきた。
浦項は上位スプリットに戻ったが、自分でも優勝を期待していないチームだ。
昇格チームの慶南の善戦を喜ぶべきだが、一方では既存の上位圏チームは恥じるべき状況である。


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より深刻な問題は、リーグを圧倒して独走するチームを見て、誰も刺激を受けないという事実だ。
チェ・ガンヒ監督は2015年から優勝後に、喜びと同時に愚痴を明かしている。
リーグには強いチームが存在しなければならないのに、こうして1チームだけが独走するのはスポーツの最大の魅力である競争と緊張を忘れさせるとして、他チームの奮発を要請していた。
だが翌シーズンの最後にも彼は同じ言葉を繰り返している。
むしろ全北と残りチームの格差だけが広がっている。

費やすことは正常ではないというプロサッカー連盟の政策方向と声。
優勝という成果やファンの満足という価値の形成に挑戦する代わりに、費用を減らすことが親企業と地方自治体に示す成果というクラブの誤った判断が、リーグの下方平準化を招いた。

全北の驚異的な優勝を祝福する。
同時に今冬には全北独走の阻止を明かし、積極的に立ち向かうクラブがいて欲しい。
来シーズンにはリーグ最終戦まで優勝争いが繰り広げられる姿を確認できるよう望む。


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