[現地単独インタビュー] オ・ジェソク、「存在感のなかった私がJ1で100試合プレーした」
スポータルコリア




※一部要約

1チームで100試合を満たすのは簡単なことではない。
毎年30試合ずつプレーしても3年以上かかる。
ゴールやアシストのような視線を惹きつけるものではないが、地道さと誠実さをあらわす記録である。
特に外国人選手ならなおさら簡単ではない。

日本のガンバ大阪でプレーしているSBオ・ジェソクが最近、J1リーグ通算100試合を達成した。
2013年当時、J2リーグにいたガンバ大阪に入団して6年、J1リーグでプレーして5年で達成した記録だ。
外国人選手として1チームで達成した100試合なので、その意味はさらに格別だった。
ガンバも9月29日のサンフレッチェ広島とのホーム試合を前に、イベントを行ってオ・ジェソクのJ1リーグ100試合を祝福した。

ガンバ生活6年目に突入したオ・ジェソクは、もうチームのベテラン選手の位置づけである。
ファン・ウィジョとともにコリアンデュオとしてガンバの勝利の責任を担い、チーム内の若い日本選手には心強い兄としてチームを導いている。

オ・ジェソクの今年シーズンの目標はガンバの残留だ。
ガンバはシーズン序盤から不振に陥り、降格圏に留まっていた。
だが最近、連勝行進を続けて13位を記録している。
オ・ジェソクは「残り試合で必死にプレーし、残留する」と覚悟を伝えた。


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─今年でガンバ6年目だ。外国人選手として1チームでこうして長くするのは簡単ではないが?

セレッソ大坂の(キム・)ジンヒョン兄さんが10年、サンフレッチェ広島でプレーしていたミキッチという選手が1チームで7年プレーした。
その次が私だ。
最初は長くいるとは思わなかった。
2年くらい違う色のサッカーを学んでKリーグに挑戦するつもりだった。
考えとは違い、サッカーだけでなくサッカー以外に学んで、人生の意識を変えた。


─どういう意識が変わったのか?

韓国は学校サッカーで、サッカーでなければならないという枠組みの中にある。
プロ選手も宿舎生活をするなど、制限的な環境の中にある。
コーチが睡眠時間もチェックするくらいだ。
暴言、悪態もある。
若い頃からそういう環境の中にいて当然だと思っていた。
Kリーグに以前あったドラフト制度や、強制トレード状況のようなものを不便だと感じなかった。
外国に出てみて不条理だという気がした。
サッカーの環境に目が覚めたと言えるだろう。
外国に出ないでKリーグだけにいたなら、感じることができなかった視覚の変化だ。


─最近ではJ1リーグだけで100試合プレーした。様々な面から意味のある数字だ。

私がこのチームに来たときは、存在感がなく幽霊みたいに過ごした(笑)。
その次には40試合くらいプレーして優勝したが、その次は負傷で15試合プレーできなかった。
私は主戦もバックアップも、色んな状況を経験した。
最初は100試合の目標を考えてなかったが、50試合が過ぎて100試合をガンバでしたいと思った。
私にとって大きな意味のある記録である。


─これまでガンバでプレーして忘れられない瞬間がいくつもあったはずだが?

2014年にトレブルをしたときが記憶に残っている。
そして100試合をしたときに、これまでの時間を振り返ってみた。
J1リーグデビュー戦だった2014年3月の大宮アルディージャ戦を思い出した。
チームが連敗しているときに出場した。
ちょうど両親も来ていたのだが、ガンバに来て1年3ヶ月で初めて私がプレーするのを見た。
その試合でJ1リーグを初めてプレーし、チームがシーズン初勝利をした。
その試合の前に主戦SB2人が練習で怪我をした。
私はチーム内で3番手の選手だったが、(当時の)監督が私を信頼してなかったのか、MFの今野泰幸に任せた。
ところが今野は練習後にDFの出場を拒否した。
それでチャンスが来た。
切実だった。
その試合を皮切りに10試合くらいずっとプレーした。
それとともに後半期まで流れを続けて試合を準備した。
そのときの感情が鮮やかだ。


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─もうガンバでは外国人選手ではなくベテラン選手とみんな考えているようだ。

韓国選手はブラジルや他国の選手に比べて、日本選手との距離感が近い。
これまで誰か1人来ることを願っていたが、ウィジョが来た。
ガンバはウィジョを獲得するのに3年かかった。
3年の求愛の末に来た(笑)。


─今シーズンのチーム成績が良くないので、気楽ではないと思うが?

反転のキッカケはある。
前の監督に対して心配があった。
不安が不満になり、不信になるのの時間がかからなかった。
今の宮本恒靖監督に変わってから良い流れに乗っている。
残り試合で必死にプレーして残留する。
私たちは優勝が目標だったが、今は残留が現実的な目標だ。


─DFなのでFWのファン・ウィジョに比べて活躍像があまり知られなくて残念ではないか?ファンも気になるはずだが?

ウィジョの面倒を見ている。
ウィジョとヴィッセル神戸でプレーしているキム・スンギュと一緒に週に2~3回ずつ会い、美味しいものを食べて過ごしている。
チーム成績は良くないが、その他では色んな経験をしている。
もちろんサッカーに集中して、責任感を持ってすることは当然である。


ファン・ウィジョは「日本語もわからず、どこがどこなのかもわからない不慣れな環境にいたが、同じチームに韓国選手がいるだけでも安心した。ジェソク兄さんのおかげで助けを受け、早く適応した」とオ・ジェソクに感謝した。


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─代表に縁がない。去年まででAマッチ出場は4試合に留まっている。Aマッチ選出になれば国内でも気がかりが解消されるはずなのだが?

執着したりストレスは受けない。
去年10月の代表のヨーロッパ遠征のときに少しプレーした。
ありがたく思う。
代表はウィジョが欲を出せば良いだろう。
私は自分自身をわかっている。
そういう経験は、私が持つ能力よりも大きな機会だ。
誰もが代表に対する目的を持っているが、私は執着しない。


─ベント監督が就任しただけに、期待してみる価値はないだろうか?

新監督が来たので当然夢見て、いつでも挑戦することができる。
ガンバに専念すれば自然とついてくるだろう。
代表は行きたくて行けるところではない。
国家の呼び出しであり、運命であり宿命だ。


─ガンバの降格圏脱出が何よりも重要なようだ。

キッカケが必要だったが良い流れになった。
このチャンスを逃してはならない。
ウィジョのコンディションが絶頂だ。
すべての期待を受けているウィジョが、多方面で活躍するよう助ける。


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