[パク・サンギョンのJサッカー] 水戸が示した"アイディアの力"、Kリーグも学ぼう
スポーツ朝鮮




※一部要約

"革新"はKリーグ危機論が台頭するたびに論じられる単語である。

貧益貧富益富(※貧乏はさらに貧乏になって金持ちはさらに金持ちになる)、テレビ中継権、リーグ運営システムなど、Kリーグの問題点があらわれるたびに様々な主張が溢れた。
ほとんどが"古い枠組みを打破し、画期的なアイディアによって一歩進まなければならない"という方向だった。
だが空虚な響きがあるだけで、流れを変える変化は見つけられなかった。
肝心の実践できる小さな変化には無関心な姿だった。

小さいが意味のある一歩、日本Jリーグの"万年2部チーム"水戸ホーリーホックが最近実現させた"驚きのアイディア"は注目に値する。
水戸は28日、新たなクラブハウスを公開した。
地域内の廃校を改修してクラブハウスに脱皮させた。
土の運動場に芝を敷き、校舎を新たに改装した。
校長室を監督室に変えるなど、面白いアイディアも入れた。
地元民と共生するため、クラブハウスの敷地内に公民館、町役場支所なども同時に備えた。
徹底した地元密着、共生の構図である。


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1994年に創立した水戸は、実業リーグを経て2000年からJ2に参加した。
去年までの18シーズンでたった一度も1部に昇格できていない弱体だ。
市民クラブなので懐事情はゆとりがなかった。
不振の成績のためスポンサーシップ強化などのチャンスも掴みにくかった。
河川敷にある練習場は大雨が降るたびに浸水被害を受けるのが常だった。
宿舎もやはり役割を果たすのにはかなり不十分だった。
チーム戦術だけでなく個人練習をするだけの条件ではなかったので成績の反騰は程遠く、沈滞に繋がる悪循環の繰り返しだった。

地域内の廃校を変貌させた効果は期待以上である。
クラブハウスの新築に必要とされる莫大な費用を大幅に減らした。
最初に廃校の活用を提案した地方自治体側もやはり、関連法によって総工事費の25%水準の費用を負担するだけで終わった。
学生がいなくなって地域内の悩みのタネに転落していた廃校を改装してランドマークに変えただけでなく、地元住民のスポーツ施設の無料支援機能までできて、社会貢献だけでなく関心度まで上げられるようになった。
沼田邦郎水戸社長がクラブハウス開所式で「廃校になったが卒業生の精神を私たちが受け継ぎたい」と意味を与えたことも好評を受けた。
水戸は28日にクラブハウス竣工式を兼ねた特産品売り場を設置するなど、地域広報の先頭に立った。


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再びKリーグに目を向けてみよう。
10年間を振り返ると、Kリーグクラブのマーケティング成果は少なくなかった。
全北現代が足を使って地元の商人と繋がりの輪を作った"後援の家"活動や、FCソウルのスカイパブ(Sky Pub)などが目につく。
だがある瞬間から、ほとんどのクラブで熾烈な悩みが消え、結局ファンは背を向け始めた。
現実とかけ離れている捻れたファンの気持ちが、クラブを困らせる境遇に追い詰めることにも無感覚になるほどである。

"避けられないなら楽しめ"という言葉がある。
危機が重なるのなら、謙虚に現実を受け入れてそれを突破するのはどうだろうか。
供給者であるクラブは聞く耳を持ち、消費者であるファンは現実に目線を合わせて共生の方法を探せば、答えは十分探すことができる。
クラブ-ファンのコラボレーションで完成して好評を受けた城南FCのブラックユニフォームが代表的な例だ。

危機の脱出口はもしかしたら近くにあるかもしれない。
Kリーグを生かす実践可能な"アイディア"について、全員の悩みが必要なときである。


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