[チェ・ヒョンギルのスポーツエッセイ] 羨ましいドイツ…Kリーグの観客はお元気ですか
スポーツ東亜




※一部要約

観客のいないプロスポーツに意味がないということは幼い子供でもみんな知っている。
見ている人々に楽しさと感動を与えるために存在するのがプロスポーツだ。
感動の大きさの分だけ種目のブランド価値も高くなる。

ところが現実は簡単ではない。
試合があっても観客がいないことはざらにある。

プロサッカーKリーグを見てみよう。
ここも常に観客が悩みである。
シーズン開幕前はファンサービスを約束し、競技場を訪れて欲しいと手を差し伸べる。
だが実際にシーズンが始まると、その約束は霞んでくる。
時間が経つほど雰囲気は弱まり、冷え冷えとした観客席が毎年繰り返される。

プロサッカー連盟は今回もファンのためのリーグを約束した。
クォン・オガプ総裁は新年の辞でファンのための楽しみと見どころ溢れるKリーグを作ると語った。
速くて迫力溢れる試合でファンを楽しませることができるように連盟やクラブ、選手のすべてが最善を尽くすと誓った。
雄大に見えても大した意味はない。
毎年見てきたお世辞である。
重要なのは実を結ぶことだ。

Kリーグの観客数は足踏みしている。
いや、数字上で見ると縮小している。

昨シーズンのクラシック(1部)の総観客数は148万5197人だった。
1試合当たり平均6486人で、去年の観客179万4855人(1試合当たり平均7872人)と差が大きく出ている。
チャレンジ(2部)まで合わせても総観客は190万人程度である。

我が国全体のサッカー観客は年間200万人にも満たないということだ。


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このように観客数が減ったのには、2012年から導入された実観客数の測定のためというのが大方の見解である。
虚数を減らして正確な情報を提供するというプロサッカー連盟の方向は間違ってない。
観客数を膨らませることは、Kリーグの発展を阻害するガンのような存在だ。

透明性を強化することは良いが、一つ抜けているのはどうやって観客数を増やすということである。
もうバブルを取り除くことから一歩進まなければならないということだ。
レベルの高い競技力、そこから来る感動でファンを再び競技場に来させる好循環構造、それが必要である。
簡単ではないだろうが、そのディテールを見つけ出さなければならないのが選手やクラブ、連盟の責任だ。

最近、リーディングクラブのケチな投資でKリーグの規模が小さくなったのは事実である。
スター級選手の海外進出も、ファンの関心を落とした要因だ。

サッカー人はKリーグとサッカーのブランド価値が落ちたと愚痴っている。

周りを見渡すと、Kリーグの貧弱さがよくあらわれている。
隣国日本のJリーグは最近3年間で1試合あたりの平均観客が17000人を越えている。
2015年に17803人、2016年に17968人、2017年に18764人である。
観客数が安定的でありつつも、少しずつだが増加傾向だ。
平均観客が3万をゆうに越える人気クラブの浦和レッドダイヤモンズだけでなく、最も少ないクラブの平均観客も最低1万人以上である。

莫大な資金が投入された中国スーパーリーグの平均観客も2万人を越える。
6000人をやっと越えたKリーグとは比べ物にならない。





最近発表されたヨーロッパの数字は羨ましいばかりだ。
ヨーロッパプロサッカー連盟が発表したリーグ別観客数はドイツ・ブンデスリーガが2010~2011シーズンから2016~2017シーズンまでの1試合当たり42388人で全体1位である。
2016~2017シーズンに限ってもブンデスリーガは40693人で最も多い。
人口比の観客比率ではスコットランドリーグが0.21%(人口537万3000人、平均観客11436人)で最も多い。

2部リーグではイングランド・チャンピオンシップが17856人で最も多く、ドイツが17815人で僅差を見せた。

平均観客が4万を越え、2部でも1万人を大幅に上回る欧州リーグを比較対象にするなら、それは欲張りである。
サッカーのブランド価値を上げるために長い間血の滲むような努力をしてきた彼らの成果だからだ。

私たちがすることは、彼らがしてきた様々な試みを学んでその成果を手本とし、私たちの状況に合うようにサッカーコンテンツを開発することだ。

2018シーズンのプロサッカーの日程が確定した。
また新たなチャンスが来たのだ。
興味深いマッチアップがたくさんあり豊富に見れる。
一つ提案するなら、若い観客の足取りを引き寄せる斬新な通年キャンペーンを展開してみたらどうだろうか。


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