"海外中継権販売"Jリーグ、「アジアのバルセロナとレアル・マドリード、私たちが作る」
日刊スポーツ




※一部要約

「日本Jリーグをアジア版イングランド・プレミアリーグにすることが目標です」

最近、日本東京のJFAハウスで会った小山恵日本プロサッカー連盟国際業務担当者は、Jリーグ(1部)の最終目標についてこう語った。
小山氏は「浦和レッズが2017年のAFCチャンピオンズリーグで優勝したが、ここで満足してない」として、「今後アジアの舞台を号令するバルセロナやレアル・マドリードを作ることが究極的目標」と明かした。

Jリーグの自信の背景には"メガトン級"の海外中継権販売にある。
Jリーグは2017シーズンから英国のスポーツメディア専門企業パフォーム(Perform)グループと10年間の中継権契約を結んだ。
Jリーグは中継権料として計2000億円(約2兆2000億ウォン)を受ける大当たりをしたのだ。
前のシーズンの契約の約7倍である。

"大当たり"の秘訣は足早なマーケティングだ。
東アジア市場を開拓しようとしていたパフォームグループの動きを早くに感知したJリーグは、Kリーグやスーパーリーグ(中国)とは徹底的に差別化して、日本のインフラと性向を浮き彫りにする戦略を展開した。
韓国より人口が多く潜在的なサッカーファンが多い点を強調する一方、中国との競争では人口比のモバイル利用者が上回っている点を強調したのである。
小山氏は「日本の20代のスマートフォン利用率(男性94.2%・女性97.8%)は100%に近く、インターネット網がしっかりと構築されている」として、「国民のスポーツ熱が高いという点も契約に影響を与えた要因に挙げられる」と分析した。


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恩恵はそのままJリーグクラブに返る。
特にリーグ優勝チームは成金になる。
2017年のJリーグ優勝チームである川崎フロンターレは3年にかけて優勝賞金1410万ドル(約153億ウォン)を受ける。
去年のKリーグの優勝賞金5億ウォンの約30倍だ。
また、Kリーグで最も多くの金を使う全北現代の2017年の選手団全体の年俸(約157億ウォン)と同じくらいである。
川崎は今シーズンの直後に910万ドル(約97億ウォン)を受けた後、来年と2020年にそれぞれ360万ドル(約38億ウォン)と140万ドル(約15億ウォン)を追加で受ける。
以前の優勝賞金270万ドル(約29億円)とは比較もできない金額である。
そこに毎年Jリーグの全クラブに与えられるJリーグ支援金320万ドル(約34億円)を加えると、川崎は何と優勝で1730万ドル(約184億ウォン)を手にする。
戦力補強を十分にしても余るくらいの金の座布団に座るわけだ。

小山氏は「これまでJリーグは均等配分を通じてチーム間で大同小異の戦力が維持されてきた」として、「成績によって全面的な支援を受けることになるこれからは、戦力差ができるだろう」と語った。
川崎の関係者は「中小クラブの川崎もルーカス・ポドルスキ(ヴィッセル神戸)のようなワールドスターを獲得できる余力ができた」と期待感をあらわした。
リーグ準優勝チームも賞金630万ドル(約68億ウォン)を受ける。
また3位と4位チームにもそれぞれ320万ドルと180万ドル(約19億ウォン)が与えられる。
昨シーズンの3位チームは50万ドルを受けるのに終わった。
小山氏は「それと同時に各クラブに渡る支援金も次第に増える」として、「今後はJリーグクラブが全アジアをアジアを牛耳る強豪チームが誕生するだろう」と自信を持った。
ユン・ジョンファンセレッソ大阪監督のエージェントである田邊伸明JEB代表は「Jリーグ優勝・準優勝チームは今後の10年を設計できる条件を備えたことになる」として、「ユースや球場、練習施設に大々的な投資ができ、最終的に近い将来強豪チームに成長できる基礎となる」と語った。

各クラブは厚い財布のおかげで、有望株が離脱しても競争力を維持することができる。
Kリーグと同様に、Jリーグもやはりスター選手のドイツ・ブンデスリーガなどヨーロッパビッグリーグ移籍が列を成している。
だがJリーグは競争力の弱体化を心配する代わりに、ヨーロッパのスター選手獲得で空白を埋める。
名古屋グランパスは3日、コリンチャンスでプレーしていたブラジル代表出身FWのジョーを移籍金1100万ユーロ(約142億ウォン)で獲得した。
小山氏は「Jリーグの全クラブがポドルスキのような世界的選手を保有する日も遠くない」として、「最高の選手が集まり、最高の実力と人気を持つリーグに向かっていけるよう、不断の努力をする」と語った。

日本が成功的なマーケティングを前面に出して成長している間、Kリーグは空振りばかりしている。
韓国プロサッカー連盟は2020年代半ばまでにKリーグをアジアサッカーを先導する最高のリーグにするという構想の下、これまで海外オールスター戦を企画してきた。
今年はKポップをはじめとする韓流が拡散したのと噛み合わさって東南アジア市場の攻略に乗り出した。
だが無理なスケジュールが問題となった。
Kリーグの看板スターを同行させてベトナム・ハノイまで飛んでいって行った遠征オールスター戦で、ベトナム23歳以下代表に0-1で敗北させられる"ハノイの屈辱"をやられた。
国内の試合日程が窮屈な状況だったので、練習は出国後に一回程度足並みを揃えたのがすべてだった。
プロバスケットやプロバレーボールよりも低調なプロサッカー視聴率や、プロ野球に押されて中継すらまともにされない現実に、国内ファンを競技場に集めるよりも東南アジア市場の攻略に乗り出したのは、リーグ興行を無視した連盟の判断錯誤と見ることができる。



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