[SPO in 東京、ルポ] 幕が上がった東アジアカップ、東京の温度
スポTVニュース



0:41 2017/12/08
※一部要約

[ハン・ジュン記者] 東京の12月は韓国の11月の晩秋くらいの天候だと言っていたのだが。
6日夕方、東京成田空港第2ターミナルの北側ゲートから冷たい空気が押し寄せてくると、すぐにあちこちから「サムイ(寒い)」とうい日本が漏れてきた。

代表選手は南端に位置する比較的温かい蔚山での招集練習でも、詰めの日程は寒さと戦っていた。
東京に渡る前にソウルの気温も氷点下に下がっていたので、東京が"寒くない"という表現は間違いではない。
それでも体温は相対的であり、コートを羽織ると暑く感じるくらい長時間室内にいた後で迎えた東京の夜の空気は冷たかった。

選手支給用の旅行カバンをカートに乗せ、選手団のバスへ向かった選手の手にも力が入っていた。
「東京は韓国よりあまり寒くない」という主将チャン・ヒョンスは、実際は少し寒そうだった。
保温性が十分でないジップアップだけをひょいと着て空港の外へ出たためだろう。
最近韓国で流行っている"ロングパディング"で武装する必要まではないが、コートくらいは着ないと風を避けられない天候だ。

国際サッカー連盟がクラブチームに選手選出義務規定を適応する"カレンダー"に入ってない東アジアカップ(E-1フットボールチャンピオンシップ)もそうである。
負ければクビが飛ぶ断頭台マッチではないが、備えなしで出れば厳しくやっつけられることもある。
甘く見れば酷い目に遭うこともある。

代表の指揮棒を取ってからずっと試験台に上がっているシン・テヨン監督はそのため、本戦参加4ヶ国の中で情報を得にくい北韓を除けば、最も早い時期に招集練習を始めた。
11月27日に蔚山で始め、12月5日まで長々と9日。
中国が12月1日、日本が12月4日に招集したので組織力では上回るだろう。
日本と比較すればワールドカップ本戦に出場する選手の比重がはるかに高く、ヨーロッパ派が多くない中国も新鋭選手を多く入れている。


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韓国代表を応援するとして成田空港に来たサッカーファンのアサクラ・ケイさんは、今大会を開催する日本現地の関心について尋ねると、すぐに「微妙だ」と言った。
「それでもチケットはほぼすべて売れた試合がある。関心があることはあります」

ヨーロッパ派が韓国より多い日本は、アジアチャンピオンになった浦和レッズの選手もFIFAクラブワールドカップの参加で抜け、リーグ得点王の杉本健勇まで大会直前に負傷で離脱した。(※清武の離脱が決定する前の記事)
韓国と日本を同時に応援するというサッカーマニアのユキさんは、「日本は代表に初めて来る選手が多く、戦力を計るのは難しい」と語った。

日本代表の戦力も、今大会に対する関心も、東京の冬の天気のように曖昧である。
空港を出て市内へ向かうところで、高層ビルに設置された大型電光掲示板に、東アジアカップを広報する広告映像を何度も目撃した。
日本の首都で行われる"国際大会"は無関心に過ぎ去りはしないようだ。

スポTVニュース取材陣が旅装を解いた地域は東京中野区。
野方駅近くの通りはFC東京のエンブレム旗が街頭毎にかかっていた。
今大会の男子の試合は東京のホーム競技場である味の素スタジアムですべて行われる。
東京は2017シーズンのJ1リーグを13位で終えた。
1999年に創立したクラブの最高成績は2011年の日王杯とJ2リーグ優勝を達成して昇格したこと。
リーグ内の強豪ではない。

東アジアカップには東京の選手が3人参加する。
韓国の主将チャン・ヒョンスが昨夏の移籍市場で中国から東京に"復帰"したし、FCソウルから2017年始めに東京へ移籍したMF高萩洋次郎が抜擢された。
そこに西大伍が負傷して、東京の満22歳の有望DF室屋成が代替抜擢された。


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チャン・ヒョンスは新たに抜擢された室屋はどんな選手かと尋ねると、すぐに「DFなのに若く、かなり走って運動量が多い」として、若いが気をつけなければならないと語った。
よく知らないので難しいし、熱心に飛び掛かる選手が多く選ばれたのでまた難しくなることがあり得る。
日本は開催国だが失うもののない選手団だ。
むしろ現戦力が無難な優勝圏に挙げられる韓国にとっては、備えなしに会った東京の冬の天気のように、思っているよりも厳しいかもしれない。

シン・テヨン監督は東アジアカップについて繰り返し「優勝する」と言っている。
シン監督は就任して初めて行った最終予選の2試合、10月のヨーロッパ遠征親善試合の2試合が残した失望を、今大会を通じて確実に消したいと考えている。

韓日戦そのものがシン監督にとって辛い記憶でもある。
オリンピック代表監督を引き受けて、カタールで行われた2016AFCU-23チャンピオンシップの決勝戦で敗れた。
2-0で勝っていた試合を3-2で逆転負けした。
シン監督のサッカーは攻撃に重点を置き、守備は弱いというイメージを深く残した試合である。

DFである主将チャン・ヒョンスは「良いサッカーをして良い試合をしたい」と語った。
今大会に参加する"選手"にとっては本戦エントリーに入るため、チームの結果と同じくらい、個人の競技力を証明しなければならないミッションがある。


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東アジアカップと記者の縁も長い。
2005年に韓国大会を初めて取材した。
2013年の韓国大会、2015年の中国大会に続いて2017年の日本大会を取材する。
前回の中国武漢の大会に続いて、今回の日本の東京大会でも夕食を食べる日程が曖昧だ。
午後4時30分に1試合、夜7時15分に1試合が空いて行われる。

代表の入国取材を終えて記事まで書くと、時間は夜9時に迫っていた。
宿に戻るのに東京の交通渋滞は手強い。
予想の到着は1時間半余り。
空港で食事済まそうと思ったが、多くの食堂が閉まっていた。

宿へ向かう途中で道路に輝くラーメン店の看板を見つけて行った。
麺をぐるぐる巻いて大きく一口で食べたところ、塩を噛んだかのように塩辛い。
入るところを間違ったと思いながら食べていると、タバコの煙が越えてきた。
向かい側の席からワイワイ騒ぐ中国語が聞こえてくる。

唐突にあるラジオプログラムで味コラムニストのファン・ギョイク氏が、韓国では日本のラーメンが人気だが、日本でラーメンは中華料理とみなされていると説明していたことが頭の中をかすめた。
韓国ではジャージャー麺を中華料理と言うが、日本では韓国料理に感じるという。
麺料理のように韓中日サッカーも互いのスタイルが入り混じっているが、それがどんな味なのかまで考えが及ぶには、ラーメンがあまりにも塩辛かった。
おおよその飢えを鎮めてから店の外に出た。

深夜になる東京の温度はプラス6度。
体感温度は6度よりはるかに寒い。
宿を探し回っているところに溜まった精神的・肉体的披露のせいで、記者だけが唯一寒く感じたのかもしれない。
感覚は相対的だ。

東アジアカップもそうである。
誰かにとってはワールドカップよりも重要な舞台で、誰かにとってはしようとしまいと特に関係のない大会でもある。
いつか東西アジアが分離する日が来れば、この大会が持つ歴史的意義はかなり大きくなることもあり得る。
とりあえず、10泊11日に達する長い出張に来た記者にとっては非常に重要な大会だ。


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