大学サッカー、ますます激しくなる就職寒波に溜息
蹴球ジャーナル




※一部要約

冬が帰ってきた。
水銀柱が氷点下に下がって降りしきる雪も舞い散る。
大学サッカー界はすでにカチコチに凍りついた。
就職寒波のためである。
特に卒業を控えている4年生選手は漠々たる未来に溜息ばかりついている。
プロチームが4年生に見向きもしないためである。

今シーズンのKリーグが幕を下ろした。
クラシック(1部)とチャレンジ(2部)の各クラブはすでに来年のための準備に入った。
徐々に大学選手のプロ入団のニュースが聞こえてくる。

しかし大学サッカー界の雰囲気は明るくない。
プロチーム入団の選手数が以前より大幅に減ったためである。
首都圏A大学の監督は「プロチームに選手を送ることは、空の星を掴むように大変だ」と溜息をついた。

特に2015年度を最後にKリーグ新人ドラフトが廃止されて各クラブが腰のベルトをきつく締め、以前より選手団の規模が小さくなった。
当然新人の数も減った。
今は2~3人をプロに送るだけで同僚監督の羨望を買う。


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それさえも2~3年生の選手である。
幸い、来年プロの舞台に5人の選手を送ることになったという首都圏B大学の監督は、「4年はたった1人で残りは2~3年生」と明かした。
多くの学校で事情は似ている。
地方C大学の監督も「プロチームは4年生選手には注目すらしない。たいてい2年生か3年生の選手と契約する」と語った。

プロが4年生を好まない理由がある。
現在Kリーグクラシックは満23歳以下、チャレンジは満22歳以下の選手の出場を義務化している。
クラシックの場合、試合出場18人のメンバーに23歳以下の選手を2人は入れなければならず、1人は先発で出さなければならない。
先発でプレーする23歳以下の選手がいない場合、交代カードが3枚から2枚に減る。
若い選手を育成するためである。
全北のCBキム・ミンジェらが恩恵を受けた。

しかしプロチームがより若い選手を探す現象も生んだ。
プロチームは大学選手が入団すれば、適応期間が少なくとも2年は必要だと言う。
制度の恩恵を受けると同時に、プロ選手にするためには2年、遅くとも3年を終えた選手を連れてくるべきという立場である。
4年生は大学を卒業してプロに入団すると満23歳になる。

2019年からはクラシックも義務出場年齢を、チャレンジと同じ22歳以下に下げる。
そうなれば4年生は最初から義務出場の対象ですらなくなり、就職がさらに難しくなる。
地方D大学の監督は「選手が大学で1年だけプレーしてからプロに進出する現象が起きるだろう」と予想した。

プロ以外の代案としてナショナルリーグやK3リーグもあるが、ナショナルリーグはプロよりもはるかに扉が狭い。
多くのチームが大学選手より、即戦力になるプロ出身を好む。
K3リーグのチームは選手が敬遠する。
ほとんどが年俸契約ではない手当て制で、安定した生活をするのが難しいためである。
財政的に不安なチームもある。
海外進出しようとしても、国際大会の参加キャリアなどの実績がなければ、東南アジアでも容易ではない。
就職率を上げるための適当な方法が見つからない。

大学の監督は「大卒者の就職率は学校がかなり気を使う事案だ。多額の金を投資したのに就職率が低ければ、学校としてはサッカー部を維持する理由がない。ともすればチームが解体されることもあり得る」と口を揃えた。
それとともに「Kリーグの義務出場条項は一理ある。大学サッカー界は廃止を要求できない。また、サッカー選手の就職は単に大学とプロが額を突き合わせて解決する問題ではない。広く見れば、これから韓国サッカーがどうやって選手を育成するのかに繋がる。結局は大韓サッカー協会が出てこなければならない」と指摘した。



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