投資が必要だが…優勝チーム"全北"なのに容易ではない冬
スポーツワールド




※一部要約

「容易ではない冬が予想される」

今シーズンのKリーグの最大の星は全北現代だった。
優勝だけでなくMVP(イ・ジェソン)、ヤングプレーヤー賞(キム・ミンジェ)、監督賞(チェ・ガンヒ)まですべて全北が手にした。
いや、今シーズンだけでなく最近数シーズンのKリーグは全北単独でリーグを導いていたと言っても過言ではない。
凍りついた移籍市場で着実に投資をしてきたし、Kリーグの自尊心を守るための努力を惜しまなかった。
その結果が優勝に繋がった。

だがチェ・ガンヒ全北監督は「今年の冬が最も寒そうだ」と大袈裟(?)に振る舞っている。
実際、正しい言葉である。
リーグタイトルだけでなく、2年ぶりに復帰したACLでも全北の自尊心を守るには、中途半端な成績では難しいためである。
そのためには投資が必須なのだが、現実は甘くない。
"目の高さ"のためだ。

チェ監督は「そこそこの獲得では補強の気配も出ない。投資は必要だが、全北のレベルに合う選手でなければ意味がない。だが移籍市場に目につく選手はいない。市場も縮小し、戦力補強は手強そうだ」と溜息をついた。

ひとまず戦略の修正から入る。
チェ監督は「これまでリーグとACLの比重を6対4くらいに置いていたとするなら、今はさらに置こうとしている。リーグは長いレースで、勝ち点5以内ならいつでも追いつくことができる」として、「離脱者も減らさなければならない。チョ・ソンファンも引退してはならない。アジアの舞台で競争力のあるチームとして備えるためにもっと悩まなければならない」と語った。
本当に全北にとって容易ではない冬である。


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同じように優勝したが…KIAが羨ましいチェ・ガンヒ全北監督
ニュース1




※一部要約

「私たち(全北現代)が金をたくさん使っている?あちら(KIA)は1人100億なのに?」

20日、Kリーグ大賞授賞式で会ったチェ監督は、一旦はパッと笑った。
シーズン中ずっと無愛想な表情だった彼は「私たちの選手が候補にたくさん挙がって良かった」として、「この短い幸せのために指導者と選手は1年の困難を耐え抜いている」と喜びを隠さなかった。
だがすぐに現実的な悩みに戻った。

彼は来シーズンのACL復帰についての質問に「率直にワクワクして意欲も生まれる」として期待感をあらわした。
喜びに重なって責任感がいっぱいである。
大舞台に挑戦するだけに、競争力のためにチームを整備しなければならないという意を伝えた。

チェ監督は「中国と日本のクラブの成長の勢いをすべて見ている。少なくともACLに出るチームは、それに見合った投資が必要だ」として、「私たちは中国クラブと同じように金を使うことはできない。だが最低限の投資がなければならない。このまま格差が広がれば、競争力が落ちるどころではなく、競争力がなくなることもあり得る」と警鐘を鳴らした。

一線の指導者の中で最古参でもあるチェ・ガンヒ監督は平素、所信の発言で有名だ。
特に一貫して、Kリーグクラブの投資が今のように萎縮すれば試合の質が落ちてファンも踵を返し、結局は国内サッカーが倒れかねないと数回警告してきた。
それでも全北は親企業の投資をかなり受けているが、これも豊かなものではないという哀訴である。

チェ・ガンヒ監督は近くのスポーツであるプロ野球の例をしばしば挙げる。
最近彼は「KIAを見なさい。チェ・ヒョンウという選手1人を連れてくるために100億ウォンを使った。そうして果敢に投資してから優勝した。多くのファンはKIAが金を過剰に使ったと咎めることはない」と伝えてから、「ところがKリーグは雰囲気が違う。私たちの選手の身代金が高いというが、あちら(野球)が1人にも大金を使うのと比べれば、比較にならない」と惜しさを表明した。

もちろんチェ・ヒョンウの場合は野球の方でも異例的なケースで、契約金40億ウォンを含めた4年契約や年俸だけを計算すれば、Kリーグの高額年俸者と大きな差があるわけではない。
もしかしたら、優勝という目標のため選手1人にもそれだけの投資ができる雰囲気そのものを羨んだのかもしれない。

チェ監督は「今年もKリーグチームはACLで苦戦した。私たちはKリーグチャンピオンの資格で大会に出なければならない。全北現代というクラブのためにも、Kリーグ全体の自尊心のためにも堂々たる姿を見せなければならない」と伝えてから、「競争力を備えるためにはしっかり準備しなければならないのに心配が先に来る。例年のように(※移籍市場に)"大魚級"があまり見られないのも悩み」と苦衷を吐露した。

今シーズンのKリーグクラシックの順位を見ると、"ばら撒いた通りにおさまった"という表現が完全に一致する。
最近数年間で投資を惜しまなかった全北が頂点に上がったし、充実した戦力を補強した済州が2位だった。
いつもと比べて財布の紐を緩めた水原と蔚山が3、4位だった。
破格的な選手獲得で昇格と同時に上位スプリット進出に成功した江原FCまで、投資したチームが実を結んだ。

投資のケチだったチームは下位スプリットを避けられなかった。
城を築くのは長くかかっても、崩れるのは一瞬である。
往年の名家浦項スティーラースは2年連続で下位スプリットだった。

プロの世界で投資は成績をおさめるための基本であることにみな共感し、投資なしで上手くやることを望むのは行き過ぎた欲である。
このままではチェ・ガンヒ監督の言葉通り競争力が落ちるのではなく、競争力が最初からなくなることもあり得る。
リーグの中でも投資したチームとそうでないチームの格差が広がるが、"強者"同士がするACLでKリーグが苦戦するのは当然なのかもしれない。



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