30を過ぎたら引退しろと?"規定地獄"CSL
ネイバースポーツ




※一部要約

「順位争いより来シーズンをどう準備しなければならないかのほうが混乱している」

先月29日、"2017中国スーパーリーグ"19ラウンドの延辺富徳と天津泰達の試合を見たある中国サッカー関係者は溜息をついた。
来シーズンから外国人選手の出場人数と同数の23歳以下選手を試合に送り出さなければならないためである。
中国サッカー協会は2017シーズンを前に、外国人出場人員を3人に制限し、23歳以下選手1人を義務出場させなければならないと命じ、シーズン中盤には2018シーズンからは外国人と23歳以下選手の人数を合わさなければならないという規定も作った。

中国サッカー協会の意図は明白だ。
中国サッカーを全体的に発展させるには、値段の高い外国人選手に依存してはならないということである。
2017シーズンを前に出した義務出場規定も、若い選手を積極的に出場させろという意味だった。
中国サッカー協会は、多くのクラブが23歳以下選手を出場させてから前半で交代させると、すぐにより強い規定を出した。
もちろんそのような一方的で突然の規定は、中国サッカー協会ではなく、その上層部から送られているという話が定説として出ている。





スポンサーリンク
楽天





+24歳以上のフィールドプレイヤーの競争は"地獄"

意義が良いからと言って、良い効果を出すわけではない。
すでに2017シーズンの試合にプレーできる外国人選手が減り、若い選手が無条件にプレーしてCSLの競技力が落ちることを別にしても、予想される副作用があまりに多い。
23歳以下選手を多く出場させれば、23歳を過ぎた選手は出場する可能性が低くなる。
2018シーズンからは外国人選手を3人起用すれば、23歳以下選手も3人送り出さなければならない。
GKを除けば24歳以上のフィールドプレイヤーは4人しか先発で出場できない。
競争率が1シーズンで二倍ほど上がるわけだ。

24歳以上のフィールドプレイヤーは動揺している。
シーズンを消化しながら来シーズンの心配も同時にしている。
海外でプレーした経験のある選手は、再び海外に行く可能性を調べている。
ある中国サッカー関係者は5月、"有望株を準備しようとしてむしろ自国選手が海外に流出することもあり得る"と語ったことがある。
チャンスが減ることが明らかな中国に残るより、プレーできる外国へ行ったほうが良いかもしれないということだ。
年齢が上で経験豊富な選手ほど、不安感はより大きくならざるを得ない。

「30を過ぎた選手はサッカーをするなということじゃないのか?真剣に引退を考えている選手もいることがわかっている」(匿名を求めたある関係者)

来シーズンの構想をしている監督やクラブ関係者も悩んでいるのは同じである。
優れた23歳以下選手がいるかの問題ではない。
24歳以上選手をどう起用しなければならないのかがさらに問題だ。
まず先発メンバーを構成するのも難しい。
実力の優れた選手が大挙ベンチに行くことも悩みのタネである。
2017シーズンに主戦でプレーしても、規定のせいでベンチに座る選手は不満を持たざるを得ない。
中国サッカー協会が下した決定だが、ベンチに座る選手の不満は監督に向かう他ない。
チームに不満が多くなれば、チームの競技力は落ちる可能性が高い。





+リーグの信頼性と安定性にも"致命打"

結局、ただの思いつきの自国ユース育成や自国選手の出場比率を上げる方案は、今後も副作用を残す可能性が高い。
構成員が参加しないまま成される一方的な意思決定は、リーグの信頼性と安定性も落としている。
CSLは積極的な投資と攻撃的マーケティングである程度効果を得た。
競技力も良くなり、AFCチャンピオンズリーグでも好成績をおさめた。
このすべてが作用して世界的選手もCSLを魅力的に見て、ファンもさらにサッカーに関心を持つようになった。
中国サッカー協会はそのような流れを無視している。

準備なしに一方的に行われた規定の変更はCSLを動揺させる。
以前のコラムで説明した通り、すでに中継権業者は中国サッカーが出した規定のせいで市場価値が落ち、支援金の削減と再契約を求めてきた。
競技力がはっきりと落ちて、中継権業者(体奥動力)は被害を受けたと主張した。
彼らは5年間で計80億中国元(約1兆3394億ウォン)で中継権を買った。
1年に約2678億ウォンを中継権料として支給する超大型契約である。
そのような投資をして、規定のせいで被害を受けると、すぐに体奥動力の会長は「私は商人であって慈善事業家ではない」と語ったりもした。

さらに驚くべきことは、来シーズンに別の方法で規定の変更が起きるかもしれないという噂である。
アジアサッカー連盟が中国サッカー協会に、アジアクォーターを復活させてくれと頼んでいるという話がずっと出ている。
中国の事情に詳しい関係者は「中国はワールドカップとアジアカップの開催に関心がある。まだ噂の段階だが、中国サッカー協会が外国人選手の規定を再び変える可能性もあるだろう」と語った。
おびただしい規定の変更と可能性でCSLは道に迷っている。


リュ・チョン(フットボールリスト取材チーム長)


【関連記事】
中国人記者「2年間で2兆5000億ウォン、中国企業はなぜヨーロッパクラブを買収するのか」



Page Top

ブログパーツ アクセスランキング
    Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...