サッカー場"外"でサッカーを学んでいるチェ・ヨンス監督
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※一部要約

6月中旬から7月末までチェ・ヨンス元江蘇蘇寧監督は、不本意にメディアで頻繁に取り上げられた。
シュティーリケ元監督の後任を探していた韓国代表の候補として議論されていたからだ。
最終的にはシン・テヨン監督が選任されたが、チェ監督はA代表監督候補に名前が挙がり、多くのスポットライトを受けた。

当時、チェ監督はA代表監督の席に関心を持っていなかった。
自分に相応しくない過分な席だと判断していたからである。
まだ自分は足りないものが多く、その場にはもっと相応しい人がいるとしてずっと遠慮していた。
それに加え、江蘇で契約期間を満了できずに途中下車したことも、チェ監督を慎重にさせた。

ところがチェ監督がA代表監督の席に積極的に挑戦しなかった本当の理由は別にある。
サッカー場"外"のサッカーを見て学びたかったからだ。

小学校のときに初めてサッカーを始めたチェ監督は、江蘇で指揮棒を手にしていた今年まで、たった一度も休んだことがない。
小中高を経て延世大学に進学したチェ監督は、休むことなくサッカー選手生活を送り、1994年にLGチータース(現FCソウル)に入団してプロサッカー選手になってからも休んだことがない。
KリーグとJリーグを行き来して忙しく生きてきた。

通常、選手の引退後に訪れる空白もチェ監督にはなかった。
チェ監督は日本Jリーグでの生活を終えて実家チームに復帰した2006年に、プレイングコーチの身分としてソウルで活躍し、その後正式なコーチに就任した。
2011年には突如ソウルの監督代行を引き受け、その後はずっとソウルと江蘇で監督として生活してずっと疾走していた。


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そうして30年をゆうに超えてサッカー場を出たことのないチェ監督は、"ピッチの上ではなく別のところで見るサッカーはどうなのだろう"と考え始めた。
チェ監督はときどき知人に「休みたい」という話をしていたが、休息を取るという意味より、サッカーをもう少し遠くから眺めてみたいという意味だった。
止まることなく走っていた自分だけの"サッカー列車"を降り、速く走っていて見ることのできなかった別のサッカーに会いたかったのだ。

最近のチェ監督は、30年以上速く走っていて見ることのできなかったサッカーと、思う存分会っているところである。
チェ監督は江蘇の監督から退いて韓国に来た後、ソウルのホーム試合に訪れていることがわかった。
ときにはクラブ関係者やサッカー界の人ともにVIP席でサッカーを見たりもしているが、一般観客席で帽子を深くかぶっていることもあった。

他チームのKリーグの試合はテレビ放送を通じて見守った。
チェ監督はソウルの指揮棒を手にしたとき、当時ライバルの構図を形成していたチェ・ガンヒ監督が率いる全北現代の試合や、"スーパーマッチ"を数回行なった水原三星の試合などを几帳面にチェックし、"周辺人"の視線で目新しいサッカーを思う存分楽しんでいる。

最近では中国・南京にも行った。
24日に中国・南京では2017ICCインテル・ミラノ-オリンピック・リヨン戦が行われ、その試合を観戦するために飛行機に乗った。
世界的なサッカークラブの試合を直接見て学びたかったからである。
これまで現職でいたため、海外チームの試合にあまり接することができなかったので、最近は時間の許す限り多くの試合を見る計画だ。

チェ監督は2017-2018の欧州リーグが開幕する8月には、英国やスペインなどの地を回り、本格的にサッカー場外のサッカーを学ぶ計画である。
現代サッカーの流れを学び、世界的なサッカークラブの選手のレベルを直接目で確認して学ぶ予定だ。
ヨーロッパのサッカー文化を自ら体験し、今後より良い指導者になるための滋養分にするためである。

サッカーを始めてから初めてつけられた休符、チェ監督が今回の休符をキッカケにより良い指導者として新たに出ることができるか期待されている。


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