隣国で同じ釜の飯・・・ついに夢を叶えた和田兄弟
ジョイニュース24




※一部要約

「(和田)篤紀ほどの技術的な選手がいれば・・・」

キム・ビョンスソウルイーランド監督は先月、大田シチズンとのKリーグチャレンジの試合の前、こぼすようにこう言ったことがあった。

キム・ビョンス監督の言葉通り、篤紀は今シーズンの前にJ2リーグの京都サンガからソウルEのユニフォームに着替え、ソウルEの中盤の中心選手としてガッチリと席を占めた。

調整能力とボール保持、日本人MF特有のリズム感は韓国ではなかなか見られない魅力を持っていた。
この日の大田との試合でも、本人は試合後に「何もできなかった」と語ったが、試合終盤に炸裂したペク・ジフンのヘッダーをアシストするなど攻撃ポイントを積んだ。

チームは最下位で苦戦しているが、篤紀は今シーズン2ゴール4アシストで、MFながらも最多攻撃ポイントを記録している。
低迷しているチームにあっては活力素である。

彼には一つの"夢"があった。
弟と一緒にプレーすることだった。
篤紀はこの日の試合後に記者と会い、「いつになるかわからないが、弟と一緒にやってみたい」と語った。


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彼の弟はKリーグクラシック光州FCでプレーしている和田倫季である。
篤紀より1歳下で体つきはやや小柄だが、ボールを扱う技術だけはそっくりだ。
また、試合を読む視野とパスがずば抜けている。
ヴィッセル神戸ユースでプレーしていた当時も、両選手のパス能力はファンの間で広く知られているほどだった。

2人の父親はヴィッセル神戸でキム・ナミルを指導したこともある和田昌裕監督である。
篤紀はかつてある日本メディアとのインタビューで「父親が指導しているチームで兄弟一緒にプレーしたい」と言ったこともあった。

弟とプレーしたいという篤紀の夢は現実となった。
26日、ソウルEが光州から倫季を獲得したのだ。
日本人選手が同じチームで、それも兄弟が同じチームでプレーするのは初めての出来事である。

彼らはどちらも、兄弟が一緒にすることになった感激を隠さなかった。
篤紀(※倫季の間違い)は「兄と一緒に同じチームでプレーすることになるという考えは持てなかった。実感がない。兄弟が名を連ねて、チームで絶対に良い姿を見せなければならないという考えだけ」と入団の所感を明かした。

篤紀は「弟は基本技とパス能力が優れている。攻撃展開でチームに力を与えられると思う」と弟の能力を高く評価した。
同時に「弟が競争を勝ち抜いて一緒にプレーできる状況が来てほしい。一緒にプレーすれば兄弟は堅く団結し、チームの助けになる姿をお見せする」と気丈な覚悟をあらわした。

彼ら兄弟の夢もそうだが、キム・ビョンス監督にとっても足りない部分を満たすことのできる獲得になった。
キム監督派「倫季の加勢はパスサッカーをするために大いに役立つだろう。兄と一緒に良い活躍をすることを願う」と語った。

ソウルEはシーズン序盤から多くの変数に苦しめられ、反騰の要素を作れなかった。
外国人選手の需給で問題を経験し、負傷選手も多かった。
また、他の外国人選手はファンにほとんど姿を見せられないまま韓国を去った。





ソウルEは5月29日に安山グリナースとの対決に2-1で勝ってから、7試合連続無勝(3分け4敗)の沼に落ちた。
水原FC(0-0引き分け)との試合では有効シュートが1本しかなく、安養FCとの遠征試合ではシュートを多く試みたが決定力不足に苦しめられて敗れた。

そのような中で後半期は、韓国の舞台で成長したアレックス、堅実なDFユ・ジフンらを獲得して足りない点を補完した。
反騰の要素を積み上げている。
そこに倫季まで加勢した。

倫季は今シーズン、光州で2試合(1先発1交代)に姿をあらわしたのがすべてだが、技術的にはしっかりしているという評価である。
ソウルEの中盤に力を吹き込める資源であることには間違いない。
そこに兄弟が一緒にプレーするというモチベーションまでできた。
彼ら日本人の兄弟がキム監督とソウルEに力を加えられるのか関心が集まっている。


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