高麗大イム・スンギョム、ウォン・ドゥゼに続いてJ2リーグ進出:大学選手のKリーグではなくJリーグ行きの理由
韓国大学スポーツ総長協議会



※一部要約

漢陽大の看板プレーヤーであるウォン・ドゥゼが6月に日本J2リーグ首位チームのアビスパ福岡に移籍したのに続き、16日に高麗大のDFイム・スンギョムJ2リーグの名古屋グランパスへの移籍を確定させた。
ウォン・ドゥゼとイム・スンギョムは名実ともにUリーグの看板選手である。
なぜ彼らはKリーグではなくJリーグ行きを決めたのか?


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実際、高校や大学レベルからすぐに日本へ進出するのが特別なケースではなくなってから久しい。
韓国サッカー史上、最も偉大な選手に挙げられるパク・チソンもやはり、明智大から直接Jリーグの京都パープルサンガに移籍したケースである。
現在、代表で活躍しているキム・ジンスやパク・チュホ、ハン・グギョンらの選手も大学から国内リーグを経ずにすぐ日本へ進出したケースだ。


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海外リーグが目星をつけるほど良い選手なら、当然Kリーグからもラブコールがある。
それにもかかわらず選手が直接Jリーグに進出する理由はなんだろうか。
最初の理由はKリーグとJリーグの財政力の差が挙げられる。
サッカー選手を職業とするプロにとって、年俸などは当然優先視されるしかない条件だ。
KリーグとJリーグは財政的基盤でかなりの差がある。
出場が保証されるようなチームなら、大学選手がKリーグよりJリーグ進出を考慮する理由がここにある。
自分の価値をより高く見ているチームを選ぶのは、別の見方をすれば当然である。

二つ目の理由に、Jリーグのサッカー熱が挙げられる。
2013年にKリーグもクラシックとチャレンジに分かれて昇降制が施行され熱を増しているが、観客動員力や利益創出というプロスポーツの基本目的において、Jリーグとはかなりの差がある。
日本プロサッカー2部のJ2リーグでも、ホームを土台に90年代から復興期を受け継いできたJリーグの観客動員力と、サッカー場の熱気はKリーグクラシックを上回るレベルだ。
かつてジュビロ磐田に移籍したキム・ジンギュは「若い頃からJリーグのサッカー熱に憧れてきた」と明かしたりもした。
このように観客がぎっしりと埋まった競技場でプレーしたいというのは、プロ選手であれば当然のことではないか。

また、大学でずば抜けている選手がKリーグに進出したとき、すぐに試合出場を保証されるものではないという理由もある。
Kリーグに進出してから競技力が不十分で試合に出場できず、実践感覚が少しづつ失われ、技量の向上が遅々として進まなかった多くの選手がいた。
Kリーグ傘下のRリーグ(ルーキーリーグ)がまだちゃんと活性化できてない状況で、試合に出られない多くの若い選手がいる。
23歳以下の選手1人をエントリーに入れるルールはあるが、相変わらず問題点は多い。
「23歳に制限している年齢を下げなければならない」、あるいは「1人ではなく2・3人入れよう」という世論もある。
大学選手にとっては、試合出場さえ保証されれば、大学を卒業する前にKリーグより良い待遇を受けてJ2リーグやJリーグの門を叩いてみるのは納得の行く実情。
また、大学だけでなく高校までJリーグのスカウトが韓国ユースに注目している状況である。
Kリーグは満19歳にならないとプロ契約ができないという盲点を利用し、Jリーグが韓国の有望株を好条件で連れて行くのだ。


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全員がスーパールーキーのキム・ミンジェと同じように出場機会を得られるわけではない


Jリーグ進出が正しいか正しくないかを言っているのではない。
資本が介入するプロの世界では当然の道理である。
ただ、筆者も1人のKリーグファンとして、大韓民国のサッカーが漸進的な発展を通じて、いつかJリーグに追いつく日が来ることを切に願っている。
Jリーグの実力、レベルがKリーグより良いと言っているのではない。
選手が好条件を受け、多くの観客が見守る中でグラウンドを走れるその環境が羨ましいのだ。
そして第2のウォン・ドゥゼや第2のイム・スンギョムが、自国の看板リーグであるKリーグに堂々と進出し、活躍する姿を見られるように。


キム・ウィギョム(KUSF大学生記者団11期/西京大国際ビジネス語学部)


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