韓国サッカーが"ポゼッションの罠"から脱却するには
韓国日報




※一部要約

キム・ハクボム元城南FC監督の携帯電話は365日のうち300日はオフにしている。
主に外国にいるためである。
彼は無名選手出身だが、指導者としては韓国最高の知略家の1人に挙げられる。
ニックネームもアレックス・ファーガソン元マンチェスター・ユナイテッド監督を当てつけた"ハクボムソン"だ。
"研究する指令塔"でもある。
プロ監督だったときも、シーズン後の年末にはいつもヨーロッパや南米に行っていた。
他の人々が休暇を楽しんでいるときは、自ら車を運転してプロの試合と練習場を訪れた。
"在野の人"のときは言うまでもない。
ユースの練習プログラムまで調べないと気がすまない。

去年9月に城南の指揮棒を下ろしたキム元監督は、その年の12月からスペインに一ヶ月以上いた。
今年始めにしばらく帰国し、再びブラジルとアルゼンチンに発ち、二ヶ月半以上留まって6月に帰ってきた。
12日にソウルのあるコーヒーショップで会った彼の顔は日焼けしていた。





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キム元監督はヨーロッパと南米のプロの試合を数え切れないほど観戦し、ポゼッションサッカーの"罠"にかかった韓国代表が浮かんできたという。

ポゼッションサッカーの代名詞はリオネル・メッシが所属するFCバルセロナである。
ポゼッションを高めて試合を支配すれば、当然勝つ確立も高くなる。
シュティーリケ元韓国代表監督もポゼッションを常に強調していた。
だがすべてのチームがバルセロナのようなサッカーを駆使することはできない。
シュティーリケ号も同じだった。
キム元監督が指摘した理由は簡単だった。

「バルセロナは選手全員があっという間に相手を圧倒できる能力を持っていて、ポゼッションサッカーの威力が大きい。韓国は違う。ボールを長く持ってもバックパス、横パスだけをするので"パスして夜が明ける"という批判を聞く」

キム元監督はここ数年、スペインに行くたびにアトレティコ・マドリードとセビージャFCのサッカーを関心を持って見た。
"豪華軍団"バルセロナとレアル・マドリードほどではない選手でも、毎シーズン彼らと対等な競技力を披露し、上位圏を維持する秘訣が気になったからである。
彼は「ATマドリード、セビージャのサッカーは前方プレスと速い攻守の切り替え、FWの強力な守備加担という共通点がある。アルゼンチンのプロクラブも両チームと似たようなサッカーをするのを見て驚いた」と語った。
ATマドリードはディエゴ・シメオネ監督が指揮棒を取っていて、セビージャはこの前までホルヘ・サンパオリアルゼンチン代表監督が率いていたことと関連があるようにみえる。
2人ともアルゼンチン出身である。





そこで韓国サッカーの進む道も見えた。
キム元監督は「韓国も一人ひとりの能力は世界レベルと距離がある。ATマドリードやセビージャのようなサッカーを組み合わせれば、国際競争力が高まる」として、「そのようにするならば強い体力が後押しされなければならない。ATマドリードやセビージャが世界的なレベルのフィジカルコーチやノウハウを持っているのは偶然ではない」と説明した。

キム元監督の言葉はすごく特別であったり目新しいわけではない。
しかし「頭でわかっているここと、数多くの試合を見て直接感じたことでは天と地の差である。この数年間、ATマドリードとセビージャの試合、練習を見に行くたびに新鮮だった。今回、数年ぶりに答えを見出したようだ」という彼の言葉は、韓国サッカーが噛みしめる必要がある。

キム元監督は最近の韓国サッカーを主導している若い指導者に、厳しい発言も忘れなかった。

「最近の後輩は外国に出ようとしない。年齢が若いだけでどうするのか。考えが若くてこそ新鮮なサッカーを繰り広げられる。絶えず出て行き、多くの試合を見て、皮膚で感じて学び、自分のものにしなければならない」



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