"雰囲気満点"浦和vsドルトムント・・・玉に瑕の"旭日旗"
ジョイニュース24




※一部要約

日本プロサッカーのJリーグが精魂を込めて企画した祝祭の場に58327人のファンが訪れ、競技場を熱く盛り上げた。
だが政治的な意図を存分に盛り込んだ旭日旗が相変わらずはためき、眉をひそめさせた。

15日、日本の埼玉にある埼玉スタジアム2002で、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の浦和レッズとボルシア・ドルトムントの試合が行われた。
Jリーグが1部リーグの試合日程をすべて中断して広報に熱を上げたほど、比重はかなり大きかった。

実際、試合開始前から熱い熱気が感知された。
14日、市内のあるサッカー用品店を訪れると、すぐにドルトムントのユニフォーム、その中でも日本人選手である香川真司の名前がプリントされたシャツが前面にかかっていた。
ほぼ同じ時期にバルセロナの選手が日本を訪れ、バルセロナのユニフォームもかかっていたが、規模では比較にならなかった。

サッカー用品店の関係者は「ドルトムントのユニフォームだけでなく、関連用品、それとともに日本代表ユニフォームだけでなく売れている」と嬉しい悲鳴を上げた。

そのような状況と噛み合わさり、この日競技場へ向かう道はまさに雲の観衆だった。
競技場に向かうほどドルトムントと浦和のユニフォームを着たファンの数が増え、埼玉スタジアムの最寄り駅である浦和美園駅に着くと、すぐに数が急増した。


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競技場までの道も便利だった。
徒歩18分ほどでやや負担になる距離を楽に行けるよう、100円でバスを利用できるようにしていた。
メディア関係者には予め無料でシャトルバスの利用案内が公示され、地理をよく知らない外国人記者にも便宜を提供した。

暑い天候にもかかわらず、ファンの長蛇の列ができた。
見積もりで、広場だけで1万人以上の人が集まっているようだった。
しかし多くの人員を配置し、不便を最小化していた。
激しい勝負の場というより、祝祭の場に見える風景だった。


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そのようは雰囲気とは反対に、試合は激しく展開した。
前半24分に浦和のストライカー興梠慎三が、CKの状況でバルトラとの競り合いを勝ち抜いて先制点を取った。

だが後半に投入されたエムレ・モルが幻想的な個人技で2ゴールを挽回した。
昨シーズンに大活躍を繰り広げ、18歳でドルトムントの主戦の席を奪った実力を日本でも証明した。

ドルトムントは試合終了前のCKで遠藤航にゴールを奪われて引き分けそうだったが、後半44分にシュールレが角度のほとんどない状況から鋭いシュートで、劇的な決勝ゴールを取って3-2の逆転劇を繰り広げた。

この日競技場を訪れた観客数は58327人。
6万人収容の競技場を一杯に埋めたようだった。
香川がコンディション乱調でプレーしなかったが、日本ファンが見せた熱気とドルトムントへの歓声は最高レベルだった。


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祝祭のような熱気の中で心残りもあった。
日本の戦争の象徴といえる旭日旗がが競技場にあらわれたのだ。

競技場のあちこちで旭日旗が目についた。
取材陣が発見した旭日旗だけでも計3つあった。
一部のサポーターは大型の旭日旗をずっと揺さぶっって気勢を鼓吹した。

日本ファンはもちろん、日本取材陣、ドイツ取材陣もその意味についてはっきりとわかっていなようだった。
試合が始まるとすぐに旭日旗を揺さぶる行為は徐々になくなったが、旭日旗自体はずっと競技場にかかったままだった。


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すでに4月25日に旭日旗で一度痛い目に遭った日本サッカー界である。
水原ワールドカップ競技場で行われた水原三星と川崎フロンターレのACLの試合で、一部のサポーターが競技場で旭日旗をかかげた。

水原はこの旭日旗を直ちに押収し、この事件はAFCに情報提供された。
AFCは懲戒委員会を開き、当該行為が規定を違反したという理由で、川崎に執行猶予1年・AFC主管大会の無観客ホーム試合・罰金15000ドルの重い懲戒を科した。

だが川崎はそれに従わず抗議し、AFCは再度「懲戒は正当だった」というと、控訴までした。
日本サッカー協会とJリーグ側まで結集し、「政治的な意図はなかった」としてこれを積極的に支持した。

日本国内でも旭日旗の掲げることについての問題は、意見が入り乱れている。
日本最高のプロスポーツ記者に与えられるミズノスポーツ記者最優秀賞を受賞した木村元彦記者は「JFAとJリーグのこのような政治的行為についての愚かな行動は、安倍晋三政権とも無関係ではない」とうい解釈をした。
政権の影響を受け、旭日旗について正当性を主張しているということである。

実際に村井満Jリーグ会長は、過去に浦和が"ジャパニーズオンリー"の垂れ幕を掲げて人種差別論難に覆われた当時、「絶対に容認してはならない行為」という言葉で謝罪し、罰金と無観客試合の懲戒を下したことがある。
村井会長は今回の事態については消極的態度を堅持していて、政権の影響で立場を変えたという木村氏の言葉はかなりの説得力がある。

もちろんこの日の試合はFIFAやAFCの主管試合ではなかった。
旭日旗と直接関連のある韓国などのアジア諸国との対戦でもなかったので、論難を提起する材料は明らかに少なかった。

しかし国際的に名望が高い名門クラブとの試合で、戦争の象徴といえる旭日旗が相変わらずはためいていたという点は、この日の熱かった祝祭の熱気に冷水を浴びせる減点要素だった。
サッカーの発展と交流を目標に掲げる日本サッカー界の反省が求められる大きな課題だ。





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