ユン・ソンヨルの日本女性ファン、"韓国の大学生"になって応援
蹴球ジャーナル




※一部要約

2011年のある日。
日本のある女子小学生が当時J3にいた町田ゼルビア(現在J2リーグ)のホーム競技場を訪れた。
この日、少女は町田でプレーしていた韓国選手ユン・ソンヨル(30、K3リーグ清州シティ)を見てファンになった。
人生の方向が変わったキッカケだった。

6年が経った今年、少女は大学生になった。
日本ではなく韓国の大学に通っている。
高麗大言語学科に入学し、韓国でキャンパスライフを楽しんでいる。
ナカムラ・コトネ(19)は「私が韓国で過ごすことになるとは夢にも思わなかった」と笑った。

東京都南部の町田市に住んでいるナカムラの両親は、サッカーが好きだった。
弟はサッカー選手である。
現在、町田ゼルビアのユースチームでサッカーを学んでいる。
ナカムラはサッカーがあまり好きではなかった。
家族に連れられ、6年前に無理やり競技場へ行った。
そのときユン・ソンヨルを見た。
彼は「熱心にプレーする情熱的な姿が良かった」とユン・ソンヨルのファンになった理由を説明した。

競技場内では応援し、競技場外では手助けした。
ユン・ソンヨルは2011年に日本でプロ生活を始めた。
日本語もわからず環境も不慣れだった。
そのときナカムラの家族がユン・ソンヨルを手助けした。
ユン・ソンヨルは「日本でできることが何もなかった。必要なものはどこで買うのか、銀行口座はどうやって作るのかなど、一から十までナカムラの家族が取り揃えてもらった」と語った。


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1年後にユン・ソンヨルは松本山雅に移籍したが、ナカムラの愛情は冷めなかった。
町田市と松本市の距離は車で3時間。
ナカムラは両親の助けを借り、車に乗ってユン・ソンヨルを見に松本まで行った。
ユン・ソンヨルはシーズン後にナカムラの家に数日間泊まって休暇を過ごしたりもした。
ファンと選手の関係以上に厚くなった。
ナカムラは「ユン・ソンヨルは実の兄のよう」と言った。
ユン・ソンヨルは「ナカムラはもう私の妹」と答えた。

ユン・ソンヨルが日本で暮らしている間、ナカムラは韓国に関心が生まれた。
韓国語の勉強から始めた。
ユン・ソンヨルからもときどき韓国語を学んだ。
2015年にユン・ソンヨルがKリーグチャレンジのソウルイーランドに入団してからは、韓国にも訪れた。
ユン・ソンヨルが出た韓国の記事を見つけて、韓国語を学んだりもした。
韓国語能力試験(トピック)の最高級数の6級を取った。
韓国語の発音もかなり自然である。

大学進学を控えた去年、ナカムラは悩みに嵌った。
はっきりと学びたい専攻がなかった。
そのとき、母親が「韓国語がかなり上手なのだから韓国で勉強してみたらどうか」と勧めた。
ナカムラは韓国留学を決心した。

高麗大新入生生活も二ヶ月が過ぎた。
6年前と現在、ナカムラとユン・ソンヨルの関係は正反対になった。
今はユン・ソンヨルが助ける番。
ユン・ソンヨルは「私の日本生活の初期とは違い、ナカムラは韓国語がすごく上手い。一人で高速バスに乗って清州まで試合を観に来たりもした」と言った。
続けて「何の心配もない。妹は本当に立派だ」とナカムラの頭をなでた。

ユン・ソンヨルはナカムラを「象」と呼び、ダイエットしろと責めた。
ナカムラはユン・ソンヨルが小言ばかり言う「オジサン」と冷やかす。
二人が話すときは日本語と韓国語が入り乱れる。
ファンと選手として会い、新しい家族になった彼らを見ると、サッカーで築いた友情には国境がないように見える。



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