[Kリーグ] 下方平準化、勝てるチームが見えない
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※一部要約

16日午後、蔚山文殊球場。
Kリーグを代表するクラブの蔚山現代とFCソウルが対決した。
少なくともネームバリューでは6ラウンド最高のビッグマッチだった。
両チームの切実な状況が、"勝つための戦い"に燃料を入れて火をつけるのではないかとと内心期待していた。

対決の前までにソウルは2勝2分け1敗、蔚山は2勝1分け2敗に終わっていた。
トーナメント進出を大言壮語できないACLでの苦戦まで重なり、ともに残念な序盤を過ごしている。
なので互いが互いを踏み、反転の足場を用意したい気持ちは同じだった。

実際に両チームとも攻撃的に対抗した。
望みどおり"勝つための戦い"を繰り広げた。
だが結果は1-1だった。
それでも1ゴールずつでも決めたのが幸いな内容だった。
勝ちたかったが勝つ力がなかった。

なぜ両チームがシーズン序盤に苦しんでいるのか、理由がわかる試合だった。
どちらも自分たちがしようと思うプレーはあったが、パスミスやコントロールミスなどで自らチャンスを飛ばしてしまったシーンが少なくなかった。

蔚山はフィニッシュが残念だった。
22本のシュートを試みたが、1ゴールしか決まらなかった。
ソウルはシュートの試みまで行くこともできなかった。
不正確なつなぎがあまりに多かったせいである。
蔚山のシュートが多かったのは、ソウルの攻撃が途切れてカウンターのチャンスを許した影響もあった。

この日の試合を含めて、最近のソウルと蔚山が見せている競技力は、優勝を狙うチームと見るのは難しいレベルである。
熱心にはしているので、余計に息苦しい。


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ディフェンディングチャンピオンのソウルは今シーズン、全北現代とともに2強に分類されていたチームである。
そして蔚山現代はそのような全北とソウルを追いかける対抗馬とみられていた。
水原、済州などとともに上位圏を形成するという評価が多く、内心"なぜ優勝じゃない!"という声もあった。

そのようなチームがまるっきりどうゴールを決めなければならないのかわからずにいる。
蔚山は6試合で6ゴールを決めた。
失点は8である。
それでも中位圏の7位だ。
ソウルはさらにありがたい。
これまで5ゴールを決めるのに終わっている。
さらにそのうち2ゴールはPKだった。
そんなソウルの順位は4位。
Kリーグの現住所である。

まだリーグ序盤なので生半可な評価は慎むべきだが、少なくともこれまでは、自分たちの持つ力で相手を倒せるチームは全北現代くらいだ。
開幕後、6試合で4勝2分け無敗を走っている全北は、10得点3失点という理想的なバランスで首位を走っている。

整ったサッカーで期待以上の成果を出している浦項が驚きの2位に上がっているが、もう少し見守る必要性があり、燃える攻撃力に比べて起伏のある済州はやや物足りなさがある。
彼ら以外のチームはほとんど"どんぐりの背比べ"レベルだ。
多くのチームは1試合当たり1ゴールを決めるのも苦労する。
それでも失点が多いわけではない。
10位水原(7失点)、9位光州(6失点)、8位大邱(8失点)など、下位圏チームも1試合当たり1失点くらいで耐えている。
勝つのも苦労するが負けるのも難しい。





多くのサッカー人は「ますますKリーグはチーム間の格差が広がらずにいる。戦力が平準化され、中途半端に予想するのは難しい」という話をする。
その同じくらいだということが緊張感を呼び起こすのなら肯定的だが、"下方平準化"ということが問題である。

下位圏チームも上位圏チームを怖がらない。
全北くらいでなければ、どのチームでも「やってみる価値はある」という姿勢である。
"止めようとしても止められない"という威圧感を与えないので、"負けるときは負けても一度戦ってみよう"という代わりに、"どうにか止めて勝ち点1でも取ろうか"という考えに変わる。
引き分けが多くなる理由である。

例年に比べるとものすごく守備的な戦術を使っているチームもあまり見られない。
これもまた"上手くやれば勝てるかもしれない"という気がする理由である。
強豪はそのような希望を打ち破って勝利を手にしなければならないが、押し出すクラブが出てこずにいる。
ソウルと蔚山だけの問題ではない。
水原三星は6試合で5分け1敗、まだ1勝を申告できずにいる。

自陣でボール回しのパスすらまともにできないので、果敢で創造的なプレーは考えることすらできない。
"私たちは果たして勝てるのか"と意気消沈している選手のプレーを見守るファンは、"ああやってて勝てるのか"と溜め息が出る。
天気はますます暑くなっているが、Kリーグは相変わらず寒い。


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