【イ・ウンヘのフットボールプリズム】Jリーグのポドルスキ獲得説・・・日サッカー"大反撃"
SBSニュース




※一部要約

"戦車軍団"の核心メンバーだったドイツ代表出身ルーカス・ポドルスキが日本でプレーする姿が見られるだろうという見通しが提起された。
有力な行き先に挙げられているチームはヴィッセル神戸だ。
さらに驚くべきことは、ポドルスキが最近サッカー界で強大な資金力を発揮している中国クラブのオファーも断ってJリーグ行きを選ぶだろうということである。
最近のアジアサッカー界で中国市場の広幅の歩みに、日本までとてつもない資金力を武器に攻撃的投資に加勢する構成される雰囲気だ。
あれこれとKリーグの悩みが増えるものとみられる。

ヴィッセル神戸は2016シーズンのJリーグで7位という成績表を出した。
下位圏チームではないが、今年のACL出場権を持っている強いチームでもない。
状況がこうであるので、ポドルスキのような大型スターを獲得できる資金力にも耳目が集まっている。
ほとんどは神戸のスポンサー企業である楽天から出る金である。

インターネット電子商取引事業を皮切りに日本国内でも大企業に成長した楽天は、現在グローバル市場でも躍進を狙っている。
莫大な成長の勢いを続けてきたので、極度の景気低迷を経験している日本の経済市場で攻撃的マーケティングをできる数少ない企業でもある。

今年で32歳のポドルスキは、全盛期の技量を見せるには確かに若くない年齢である。
しかし同時にJリーグ行きを選ぶ選手の中でも、指折りのレベルの"超大型"スタープレーヤーという点までは否定するのが難しいのもやはり事実だ。
公式に移籍が実現した段階ではないので日本現地ではむしろポドルスキのJリーグ行きが大きな話題を集めている状況ではないが、ドイツ現地の記事が出てきて関連ニュースが少しずつ注目を浴びている状況である。

日本ポータル"ヤフー"などで報じられた記事で日本サッカーファンが見せた反応はやや懐疑的だ。
概ね"1年100億、3年300億は過度に大きな金額"という反応を見せている。
「ポドルスキは選手キャリアでワールドカップにも二回出場してかなりのネームバリューがあるのは認めるが、100億ウォンに見合った活躍ができるかは疑問」というのが主な内容である。
ネームバリューだけを見て獲得するのはリスクも大きいという評価が主となっている。


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ヴィッセル神戸がフォルランの2倍近くの金額を払ってポドルスキを獲得しても、むしろより大きな損害を被るかもしれない恐ろしい可能性が潜んでいるわけだ。
だがサッカー界は常にその点で永遠のジレンマを繰り返してきたというのもまた否定できない事実である。
マンチェスター・シティを導いているマンスールやチェルシーのアブラモビッチのような億万長者のクラブオーナーを持つ数クラブを除けば、目の眩む金額を投資できるクラブは世界的にも多くない。
国家主席の積極的支援を背にしてサッカーチームに数千億ウォンずつ投資する中国の状況も正常ではない。
だが投資がなければチームが一段階高い次元に躍進するのは奇跡に近い。

結局それは卵が先か鶏が先かの争いだが、ヴィッセル神戸がポドルスキを獲得して成績と興行の二兎を捕まえた場合、ジレンマは一層強固になる。
Kリーグもやはり状況はあまり変わらない。
攻撃的投資と信頼を基にして10年ぶりにアジアの頂点の座に上った全北現代の歩みは、明らかに他クラブにとっても示唆するところが大きかった。

だがポドルスキの日本行きはそれ"以上"の意味が込められている。
日本サッカー界は最近数年間でクラブチームはもちろん、代表チームまでアジアでこれといった存在感を"アピール"できずにいるのが事実だ。
韓国と共にアジアサッカー界の名手を辞任してきた以前の雰囲気と比べると、明らかに違う様相である。
ワールドカップ予選やACLで自国サッカーが強大な威力を発揮できずにいる中、日本サッカー界は大きな競争力と見られてきたプロチームの"財政"パワーでも中国サッカー界に明らかに押されている姿だった。

そんな中で去年末、最近の状況を逆転できるとてつもないニュースが伝えられた。
Jリーグの超大型中継権契約だ。
Jリーグは英国のスポーツメディア企業"パフォーム・グループ"と2016年末に総額2兆ウォン近い10年の中継権契約を成功させた。
2017年から1シーズンで受ける中継権料だけで2000億ウォンに迫るこの契約で、2017シーズンのJリーグ優勝チームに分配される賞金が10倍に垂直上昇した。

比較的豊かな財政環境の企業をクラブスポンサーに持っているヴィッセル神戸は、スポンサー企業の楽天を導いている三木谷浩史会長のサッカーへの関心も"相当な"ことがわかっている。
三木谷会長は楽天をグローバル企業に拡大させる過程で、世界の多くの国で最も強力なマーケティング手段の一つに挙げられるサッカーに早くからかなり注目してきた。
一時はマンチェスター・シティのスポンサーも考えていたという報道が出ていた楽天は、最終的に2016年末にスペイン最大の名門バルセロナFCとスポンサー契約を締結するのに成功した。


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楽天は2017/18シーズンから2021年まで約5年間、一年5500万ユーロ(韓貨約690億ウォン)のとてつもない金額をバルセロナに払うことがわかった。
契約が実現した去年末には、バルセロナが2017/18シーズン開幕を控えたプレシーズン期間にアジアツアーを開催する予定で、日本でヴィッセル神戸やJリーグ優勝チームと順に親善試合を行うだろうという報道も出た。
ヴィッセル神戸のポドルスキ獲得説はそうした雰囲気の延長線上で、各クラブの投資が自国市場でも拡大しているという意味で解釈することができる。

2兆ウォンに達する中継権契約の規模を考えると、むしろ日本サッカー界の歩みはやや"消極的"という印象まで与える。
理由は複合的である。
日本内には中継権契約に含まれたモバイル中継権や、テレビ受信料政策の変化などが市場にどのような影響を与えるのか簡単に確信できない雰囲気も存在する。
サッカーコンテンツがあるテレビのチャンネル商品の価格が急騰したり、サッカーをオンラインで見る消費形態の拡散が、既存のサッカー産業や市場にどのような影響を与えるのか完全に予想するのが難しいためである。

そこに市場に流入した資本が自国サッカーの基盤そのものを強化するかもまだ未知数だ。
一例として、Jリーグは開幕初期だった90年代始めから中盤までに莫大な資金力を動員して世界的なスターを自国に呼び込んで興行に成功したが、自国選手の成長が鈍化してそうした傾向が代表チームの戦力弱体化まで続き、大きな起伏を経験しなければならなかった。
一部の日本サッカーファンの間から全盛期の過ぎたポドルスキを獲得するよりも、むしろ香川真司や本田圭佑のJリーグ行きを望む声が出ているのは同じ脈絡であると見ることができる。

また、最大の問題は成績について保証がないという点である。
大々的な投資をしても必ずしも成績に繋がるという確信ができず、これは中国チームの失敗でも何度か確認された事実である。
だが日本サッカー界は中国より強固なインフラを持っているので、失敗の可能性が相対的に低いのも事実である。

中国に続いて日本まで加勢したアジアサッカー市場の成長は、Kリーグにとってはあれこれと羨ましい状況でしかない。
プロサッカー連盟を導く首長の総裁選挙が行われても立候補者が一人だけで、商品価値を認められることも証明することもできずに苦しんでいる現実を考えれば、残念さはさらに大きくなる。
恐ろしい投資を繰り返している中国、いつでも市場の版図をひっくり返せる中東サッカーに、移籍市場の規模そのものを想像以上に育てて反撃の信号弾を撃った日本まで。
ポドルスキ獲得説がその始まりに過ぎないのならば、現在韓国サッカーが向き合っている"危機意識"も次元が変わるべきではないだろうか。


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