[人サイド] SBおしゃべり・・・"日本行き"ユン・ソギョンが"5年目"オ・ジェソクに尋ねる
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※一部要約

左SBユン・ソギョンと右SBオ・ジェソクは"2012ロンドンオリンピック"のルームメイトだった。
青少年代表時代から左右のSBを担ってきた親友同士。
2013年1月、ユン・ソギョンは全南ドラゴンズを去ってイングランドQPRに移籍し、オ・ジェソクは江原FCを去って日本ガンバ大阪に入団した。

4年の歳月が流れ、ユン・ソギョンはデンマーククラブのブレンビーを去って新たな目的地に日本Jリーグを選んだ。
オ・ジェソクは変わらずガンバにいる。
いつの間にかJリーグ5年目。
柏レイソルのオファーを受けたとき、ユン・ソギョンはオ・ジェソクに一番最初に連絡した。
オフシーズンを迎えて韓国に入った二人はすぐに一緒になった。


オ・ジェソク(以下オ):(初めてJリーグに進出することになったとき)ホン・ミョンボ監督様に連絡を個別に差し上げました。"よくしてくれないのか?"というので何か知っているようだった。"よくしてくれる奴はよくしてくれるが、そうじゃない奴もいる"と言い、"そういう奴はかえって臆病だ。気にする必要はない。上手い選手は誰にでも同じように接する"と言いました。遠藤選手は本当によくしてくれました。チームで中途半端な選手がそうしてるようだった。監督様の話を聞いてたら大丈夫でした。監督様自身もベルマーレに初めて行ったとき、試合でプレーするとボールを10回持ったか?そう言ってたんです。

ユン・ソギョン(以下ユン):そう、ボールが来なかったと言ってた。

フットボールリスト(以下フット):デンマークではどうだったんですか?

ユン:デンマーク人は優しかったです(笑)。英国に3年半いてデンマークには半シーズンいたじゃないですか。デンマーク人ともっと親しくなりました。人々が優しくて。あそこは幸福指数1位じゃないですか。英国では親しい人もいて親しくない人もいたが、デンマーク人とはみんな親しかった。練習が終わったら一緒にプレイステーションをしに行こう、昼食に行こう、と先に話をして。

フット:リーグ戦は結局1試合もプレーできなかったが、何か問題があったんですか?

ユン:監督のスタイルでしょう。私が行ったとき、専門のSBの選手が(負傷で)いませんでした。右SBをしていた選手は母親が韓国人のハーフコリアンだったが、その人が左サイドを見ていて。正統の左サイドがいなくて私は来たのでしょう。ところがわかってみると私はクラブオーナーとエージェントの話し合いで来ることになったのでした。監督の考えは違ったようです。短期で来ていたし。仕方ありません。十分理解できます。行ってすぐプレーすると思ってました。デンマークは若い選手が多く、ここで上手くやってドイツや英国、オランダのようなリーグに出ていくための足場にする舞台。試合を見て十分プレーできると思ったが、機会が来ませんでした。


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フット:ヨーロッパで挑戦したときと比べると負担は少なくなるでしょうか?

ユン:負担はそのままでしょう。

オ:傭兵なので。

ユン:韓国に入っていれば少しは気楽になってたでしょう。もう一度外国に行く立場なので、傭兵として見せなければならない。韓国の代表として行く感じである。上手くやらなければならないという考えがあります。

フット:ユン・ソギョン選手が日本に来て、オ・ジェソク選手にとっては嬉しいと思います。

オ:来るということだけで刺激になる。私も上手くやらなければという考えになって。楽しくなる気もして。去年(キム・)スンギュが来て日本生活が楽しくなりました。去年が4年間の日本生活の中で最も面白かったようです。生き残るために激しい生活も過ごし、つねに節制していたけど。見どころも探し回って、食べ物も探し回った。


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オ:チームについて説明しました。柏が今どんな状況なのか。柏の町はどうなのかも話して。柏は以前いた選手がすべて抜けて、世代交代をしている途中です。2016シーズンには思ったより好成績をおさめました。世代交代をしていて今のCBは94年、95年生まれです。

ユン:上手だと言ってたけど?

オ:柏が世代交代を急激にして崩れると思いました。10位圏くらいだと。ところが6位でシーズンを終えたのを見て底力があると思いました。Jリーグは全体的に平準化されたようです。全体的に。降格圏くらいはちょっと落ちるが、おおよそ10チーム程度は同じくらいのようです。

ユン:どこが優勝するかもわかりません。

フット:去年まではJリーグも投資が減って低迷した感じもあったが?

オ:フォルランの失敗以降にそっと冷気が流れたのは事実だと思います。今度中継権の大当たりが出て、息を吹き返しました。優勝賞金も200億まで上がって。

ユン:周りも日本サッカーのシステム、環境についてかなり賞賛していた。ヨーロッパサッカーに似ているという。日本の細かいサッカーを学びたかったし。そんな中で今度の中継権の大当たりが出て、投資もかなりして。そういうことを総合的に考えて、魅力を多く感じました。甘くはないでしょう。

フット:オ・ジェソク選手もビルドアップ能力、オーバーラップ能力を発展させるためにJリーグに挑戦したと言っていたでしょう?もう5年目になったが、かなり発展したと感じますか?

オ:上達してるようです。良くなった部分もあるがまだ課題は多いです。もっと洗練されたプレーができなければなりません。最初は合いませんでした。ロングキックもするべきなのに、選手がボールを受けに来ます。短い距離でやり取りをするプレーばかりするので。ときには直線的な突破もするべきなのに、日本では一対一のシーンがほとんど出ません。サイドで攻撃しても一旦(※中に)入れてからで。

ユン:ウィングも?

オ:Jリーグではウィングの特徴が実際ありません。印象深いウィングがいません。我が国にいるサイド突破が上手い直線的なウィングは、Jリーグに来たら難しいと思います。Jリーグに融和して。最初は(スタイルが)違うので使い道があると思うけど。ある瞬間に日本スタイルに同化されます。

ユン:SBはオーバーラップをあまりしない?

オ:タイミングを見てする。戻ってこないオーバーラップをする選手も多い。SBがたくさん出て行く理由はボランチが良いから。上がればパスが来てポゼッションになる。高い位置を先取りできて。

ユン:そう言ってたね。圧迫は強い?

オ:いや。するにはするが韓国ほど強くはしない。去年水原としたが明らかに違った。


フット:ガンバでは守備をするとき、組織的にどのように準備するのですか?

オ:少し下がって立ち、カウンターアタックの準備をします。相手がやり取りをするプレーには気を使わず。監督様がACLでヒントを得たのかわかりませんが、私たちがポゼッションをして逆襲されて負けることが多くて。通常より後ろに下がってブロップを作り、(※相手の攻撃を)断ってカウンターを狙うやり方。前線に速い選手が多いので。その選手を起点にポゼッションをして、逆襲をしても日本ではまた作ってから攻撃をします。

フット:現代サッカーではSBもポゼッション能力とパス能力がますます重視される。グアルディオラ監督はSBを中央に絞ったり、最初から中央MFで出したりするが。ビルドアップ能力が発展するとこういうプレーも可能になるのですか?

オ:それはサッカーを本当に上手くやってできることです。SBがMFをするのは実際多くありません。グアルディオラ監督はそれを破ったけど。宇佐美がバイエルンに行って一番上手い選手にラームを挙げました。攻撃型MFをさせても明らかに上手いと言ってたが、その言葉が現実になりました。だがそれは特別な場合です。マンシティは今SBを絞って立たせているが、グアルディオラが革命家なので。(フット:そのような戦術は大衆化されますか?)限界があることだと思います。

フット:日本に行ってビルドアップ能力が良くなっても、元々持っていた頑固で粘り強い守備力が退化したり落ちたりはしませんでしたか?

オ:それはどこにも行かないようです。私はその点のおかげでガンバにいるみたいです。日本にはそういうタイプのSBはほとんどいません。

ユン:キツい守備をする?


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オ:うん。守備的なSBがいない。ボールをキレイに蹴る洗練されたスタイル。

ユン:私も行ったらツブさないといけないね。

オ:私がそれをできなかったら私もいない。

ユン:私にちょっと助言を!

オ:足首を蹴らないと。くるぶしのちょっと下側。

ユン:(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)。

フット:それはファールでしょう。

オ:倒れたら手を差し出す。激しくしなければなりません。自分たちのチームで練習するときはしないけど、そうしてこそ相手のFW
は萎縮する。初めて行ったときペドロとしたが、当時のJリーグでペドロは最も熱かったときです。私が左SBであいつが右ウィングにいたので私が消しました。あいつは神経戦に巻き込まれて、試合中ずっと神経質になった。警告を受けて交代させられた。

ユン:DFにはそのような点が必要です。

オ:サッカーはますます科学的に発展して、データが重要になったじゃないですか。だが変わらないのは人間がするということ。感情や感性が重要だと思います。良かった試合が一瞬のミスで壊れることがある。私もコントロールが難しいです。試合をしていて瞬間瞬間で心理的に変化があるので。結局は精神力が強い選手。荒い選手ではなく、自分自身をしっかりコントロールする選手、ミスしても平常心を維持する選手。

ユン:それを上手くする選手がサッカーを上手くやります。(フット:どの選手が上手くしますか?)私が見るには(キム・)ボギョンのタイプ。

オ:(パク・)チュヨン兄さんとボギョンの二人。

ユン:キー(キ・ソンヨン)も良い。


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#オ・ジェソクがユン・ソギョンに伝える日本生活のノウハウ

オ:まずオンドルがないので家の空気が冷たい。

ユン:女に早く出会えと言ってました(笑)。

オ:財布も長財布を使います。日本は銅銭をかなり使うので長財布が必要。

ユン:だからそうだったのか。私はオサク(※オ・ジェソク)が日本に行って見栄を張ってるのかと思った。毎回長財布を出して。

オ:私も最初は半財布とか二つ使ってて。それを持って行くにはポーチも必要で。日本は半財布を使う人がほとんどいない。長財布にもジッパーがある。いつ韓国に戻るかわからなくて、買わずに2年間半財布を使っていたが、到底駄目だった。

ユン:一つ買わないといけないね。

オ:それからもう一つは食べ物。

ユン:美味しいと言ってたけど?

オ:合わないかもしれないから。

ユン:私は家で作って食べようか。

オ:それと英語があまりできない。みんな手振りで話さないといけない。

ユン:デンマークにいたときにひらがなを少し覚えてもう忘れました。韓国に来てしてなくて。

オ:しないといけないのに。一言でも多く言えば日本選手が可愛がる。とりあえず親しくならないと。私も日本が最初わからなかったときは選手と距離があったし。運動が終わったら一人なので。クラブハウスに40~50人いるのに私だけ韓国人で。言葉が通じない(ユン:通訳はいなかった?)いたが在日同胞の出身で。クラブの人なので頼るわけにはいかなかった。

フット:柏レイソルはホン・ミョンボ監督がプレーしていたチームだが、入団の過程でその影響もあったんですか?

ユン:ホン監督様はそこで主将をしてたじゃないですか。今の柏の監督様がホン監督様が主将のときの選手でした。3年後輩。ホン監督様をよく覚えてました。今回柏に行って食事を一度しました。私にもそういうリーダーシップを望むと。今の柏の選手はみんな若いです。世代交代をしていて。なのでリーダーシップを望んでいる。行動一つ一つを若い選手が見る。韓国選手は私一人で。期待感もあるはず。これまで年齢を特に気にしてなかったが、今は考えて行動しようとしてます。


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