【インタビュー①】ガンバ大阪オ・ジェソク「クラブはオファーをほとんど拒否されて非常事態」「長谷川監督との義理もあり再契約」の続き

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※一部要約

─最近中国サッカーが急速に発展している中で、日本サッカーはACLで成績が良くない。Jリーグは停滞しているのではという視線もある。内側から見たときどうなのか?

2015年に私たちがACL準決勝まで行ったときはKリーグの3チームにすべて勝った。なのでJリーグは発展したと感じたが、今年はすべて負けた。Jリーグでスケジュールも配慮した。土曜日の代わりに金曜日に試合をして、4日近く休めるようにした。私自身も気になる。こうして環境も良く配慮を受けたのに、なぜ成績が出ないのだろう。私はスタイルの違いだと思う。

日本はすべてのチームの攻撃スタイルが似ている。ビルドアップの過程を経る。韓国や中国は一発で後方から前方に力を注ぐ。日本選手が身体で覚えているリズムと、相手の攻撃方法が違って慌てるようだ。パワーもそうである。Jリーグには大きな体格の選手もいなくて、すごく速い選手もいない。選手がその部分で慌てる。気力の戦いで一度押されると、限度も終わりもないので。

サガン鳥栖はJリーグで本当に独特なスタイルで、Kリーグスタイルでして一時はJリーグで1位にもなった。わかっていても敵わないようだった。根性なのか意地なのかわからないが、日本ではそういうサッカーを認めない。私たちが韓日戦で勝ったとき、日本FWの永井が"ポンポン蹴るだけのサッカーに負けた"と表現した。事実、苦しい部分もある。


─日本で中国サッカーの最近の突風はどう見えるのか?

日本選手は中国サッカーをあまり認めてないようだ。外国人選手がいなければ無条件に勝つという話をかなりする。Kリーグチームとすれば上手い、良い、こういう反応だった。水原としたときもそうだった。上海上港に負けたときは外国人選手さえいなければ勝てたと言っていた。中国の外国人選手がボールを持つと無条件に脅威的なので。Jリーグではほとんど動いてそこにパスが入ることが多いが、そういう選手は一対一で解決してしまう。それに対する対処法が足りないようだ。


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─直接ぶつかってみたJリーグの外国人選手のレベルはどうなのか?

中国が最も良いようで、韓国と日本は私が見るには同じくらい。ただ日本にはKリーグのレオやロペスのようなスタイルがいない。韓国にいたペドロは日本で良かった。現在広州富力にいるレナトも良かったし。FWよりサイドや中央のポジションでボールを上手に蹴る選手が多い。

2016年は神戸のレアンドロが良かった。以前ガンバにいた選手だ。技術だけ問うならKリーグの選手に遅れを取らないが、Jリーグのスタイルにある瞬間同化されたようだ。ペドロも韓国ではもっと直線的だった。ペドロが神戸に来たとき、私も同時期に来た。そのときも猪突的だったがある瞬間から空回りしている感じがする。


─過度にビルドアップに重点を置く短所があるということなのか?

ほぼ全員基本的に同じ哲学を共有しているので、FWが立っている時間が多い。後ろでボールを回してから出るので。逆襲を一発でするのではなく。(※相手の攻撃を)切ってパス、パス、パス、こうやって出てくるのでFWが待っている時間が多い。DFの立場では"逆襲だ"というときでも作って出すので。実際にそれで下がるときに余裕ができる。相手も作ってから来ると。


─日本ではロングボールの逆襲を展開するプレーはほとんどないのか?

ほとんどないだろう。するにはするが、基本的に支配して相手に勝たなければならないという考えがあるようだ。小さい頃からそういうプレーだけをしてきたので。ハリルホジッチ監督が日本代表で守備を下げて逆襲をすると、選手は面白くないという反応だ。代表選手の反応が良くない。日本サッカーの特徴をすべて捨てているという。


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─フィジカル的な側面はJリーグの課題のようだ。

なので私はウェイトトレーニングをもっとしてほしいが、なぜしないのかと尋ねると、選手の不満があって反発が起きるという。ガンバはJリーグでも練習量が最も少ない方に属する。練習時間に遅れたり、そういう部分では厳格だが、生活面では自由がある。運動も負担を感じたり運動することが怖いという考えを持ったことがない。試合中心、パス練習やミニゲームで身体を上げる感じだ。怪我の予防やコンディション管理中心にしているようだ。私たちのチームのコーチの話では、冬にいくら運動をいっぱいしても、シーズンに入ればまったく同じだということである。

ここでも一日に練習を2回するときがあり、韓国だと1回ですることを分けている感じだ。それでも体力には問題ない。どうせ選手は試合でコンディションを上げる。試合に出られない選手だけが追加練習をして、出る選手はコンディション維持だけをする。実際に私が感じても、冬にいくらいっぱい走っても、シーズンに入るとまったく同じになるみたいである。

正解はないようだ。練習量の少ない日本選手は30代以降で負傷による手術をする選手が統計的に少なく、選手生活も長くしている。ただ私にとっては今の練習量は足りなくて、個人練習をさらにしている。ここではクラブが決めた練習プログラム以外は禁止している。私が怪我をしたら結局はチームの損害だということである。その問題のせいでコーチングスタッフとぶつかった。今でも水曜日のたびにコーチと2時間ずつ足りない筋力運動はしている。


─日本で5年間だが自分で最も大きく変わったのはどんな部分か?

人生観が変わったようだ。日本に出てきて(視野が)広がったようだ。韓国では最初からそんなことはわからなかったが、サッカー選手の人生は今後長くて6~7年である。その後の人生が重要だということを感じることになったようだ。韓国では競走馬のように前を進む決まったシステムの中でプレーしていた。ここでは個人の時間が多いので、どんな人間にならなければならないかをより重要だと考えることになった。サッカー選手としても重要だが、良い人間にならなければならないというのが重要だ。


─サッカー選手以降の人生についてどのような画を描いているのか?

試練が来たときに誰かの言葉や助言で勝ち抜けたことが多い。池田誠剛コーチに会って特別な助言を受けたことが多かった。私のような選手が多いので、心理学を専攻して選手のタイプによって異なる助言で選手をどう変えられるのか、そういう研究をしてみたい考えがある。できるなら心理学の教授になりたい。人にどう接するべきか、傭兵や後輩にどう接するべきなのか。まだ具体的に描いていることはないが、それでも何かをしなければという考えを徐々にすることになっているようだ。


─近くのサッカー選手として今年の目標は?

ガンバでACL優勝をしたい。2015年に準決勝まで行って敷居で挫折した。今の監督様もすごく配慮をして下さり、今の監督様のおかげで代表チームにも行った。このチームに恩返ししたい感じがある。年末の大阪でもクラブワールドカップの試合がやっていて行ってみた。出てみたいという気持ちがさらに強まった時間だった。今年はクラブワールドカップが日本で開かれないので残念だが、ACLで優勝してクラブワールドカップに出たい。



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